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2026/09/04 15:00

アデラ、デビューAL『プリマ』発売&「Nicole Kidman」MV解禁

 スロバキア出身のシンガー・ソングライターのアデラが、デビュー・アルバム『プリマ』をリリースした。

 ブレイク・スラットキンとディラン・ブレイディが共同エグゼクティブ・プロデュースを手がけた本作は、自らの力を手にし、生涯の夢であるポップスターへの道を全速力で突き進むひとりの若い女性の姿を、その一歩一歩とともに楽曲へ刻み込んだ作品となっている

 リリースに併せて、収録曲「Nicole Kidman」のミュージック・ビデオも公開された。ハンナ・ラックス・デイヴィスが監督を務めた映像には、【アカデミー賞】受賞俳優ニコール・キッドマンの代表作『アイズ ワイド シャット』『ムーラン・ルージュ』『記憶の棘』『ベイビーガール』に加え、彼女が出演したAMC TheatresのCMなどへのオマージュが随所に盛り込まれている。

 アデラは、「Nicole Kidman」が生まれたきっかけについて、Wマガジンに、「なぜか【ゴールデン・グローブ賞】関連のイベントに招待されたんです。映画に出たことなんて一度もないのに、思いきりドレスアップして、ドレスを着せてもらって、髪もセットしてもらったら、すごくいい感じになって。髪はものすごく弾んでいたし、コルセットも本当にきつくて、そのとき“今の私、ニコール・キッドマンみたい”って思ったんです。それから実際に“アイズ ワイド シャット”を観て、彼女に夢中になりました。私にとって、彼女こそ“ムービースター”なんです」と語っている。

 アデラはアルバムについて、「このアルバムは、22歳の女の子そのものの音が鳴るアルバムにしたいと思いました。今の私の人生では本当にいろいろなことが起きていて、それこそ若い女性でいるということなんだと思います。この年齢だと、“すごく深い子だね”と言われるか、“面白くて何も真剣に考えていない子だね”と言われるか。その両方を表現したかったんです。ハードさとソフトさ、脆さとすべてを貫く覚悟、マスキュリンなビートとフェミニンなエネルギーを混ぜ合わせて。やりたかったことを、まさに全てやりました」とコメントしている。

 また、タイトルについて、バレリーナとしてのキャリアも持つアデラは、「“PRIMA”には“最初”という意味があって、デビュー作にはまさにぴったりなものです。プリマ・バレリーナと言えば、そのバレエ団のトップ、つまり最高のバレリーナのこと。バレエ界では親しみを込めて使われる言葉でもあります。私はポップ界のプリマ・バレリーナになることを目指していて、これはその夢を叶えるための第一歩なのです」と述べている。

 先月、収録曲「Ain’t In LA」で、自身初となる米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”入りも達成。同曲は、故郷によって夢を遠いものに感じている世界中の何億人もの人々へ連帯を示す力強い一曲で、初登場85位から、最新チャートでは61位まで上昇した。

 アデラは、この曲について、故郷を訪れた際に、ポップカルチャーのイメージで埋め尽くされた壁の前でポーズを取る18歳当時の母親の写真を見つけたことがインスピレーションになったと話している。「祖父がドイツからこっそり持ち込んだポスターだったんです。それを見て、“私の母のように、夢を抱きながらも、その価値を認めてもらえない美しい女の子たちが、世の中にはたくさんいる”と思いました。この曲は母や、世界中にいる何十億人もの、きっと私よりもクールな女の子たちのために書きました。」


◎リリース情報
アルバム『プリマ』
発売中
https://umj.lnk.to/A_P

Photo: Elizabeth Miranda