2026/08/26 14:00
クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジが、9作目のアルバム『Perfecth』を2026年10月30日にリリースにする。
同時に公開された最新シングル「Insignificant Other」は、わずか2テイクしか録音されなかった。採用されたのは2回目の演奏で、メンバー5人が肩の力を抜いた自然体の状態で、それぞれの演奏に瞬時に反応しながら互いのための余白を生み出している様子が捉えられている。フロントマンのジョシュ・ホーミは次のように語る。「これは“距離”についての曲なんだ。自分にとって世界のすべてだった誰かが、ある日突然いなくなってしまうこと。そして、その出来事を受け止める側になったときに感じる奇妙な眩暈のような感覚について歌っているんだ」
アルバム発表とあわせて公開されたのは、数多くのアルバム・ジャケットやクリエイティブなコラボレーションを手がけてきたチャップマン・ベイラーによる映像作品だ。 “perfecth”の化身として、キュートなビッグ・チョンガスが主演を務めている。さらに、ルビー・ホーミ、マックス・ホーミ、パンプキン・ヴァン・リューウェン、イザベラ・“イジー”・パッポリーニ・ヴァン・リューウェン、そしてリーサ・シューマンという最高に愛らしい犬たちも出演。また、アルバムの“リリースされない日”を発表し話題となった、「Five Finger Filet」ティーザー映像も視聴できる。“Five Finger Filet”とは、広げた指の間をナイフなどの鋭利な物で突いていく、非常にリスクの高い度胸試しだ。
収録された9曲は、家族、友人、そして「Insignificant Other」が示唆するような、かけがえのある存在から取るに足らない存在まで、さまざまな形の愛を描き出している。それは、生き延びることすら難しいほど人を打ちのめす愛であり、同時に、ばらばらになった心を再びひとつにつなぎ合わせてくれる愛でもある。米ニューオーリンズからロサンゼルスまで、さまざまな場所で行われたセッションから生まれた『Perfecth』は、大胆不敵で境界に縛られず、陰影に富み、不穏でありながら、優しくも奇妙な響きを持つ作品となっている。本作でクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジは、キャリアを通じて積み重ねてきた無数の尖った断片をひとつの形へと結び合わせた。
ジョシュ・ホーミは、「どの曲も、それぞれまったく異なる世界から来たみたいに聴こえるんだ。でも、それは意図的なことなんだよ。愛や欲望、愚かさ、そしてそうした経験すべてから贈り物のようにもたらされる“知恵”をめぐる感情を、ひとつにつなぎ合わせようとしているからなんだ」と述べる。
また、『Perfecth』というタイトルが付けられた理由について、ホーミは、「“Perfect(完璧)”そんなものは存在しない。だから僕はその言葉を壊して、“Perfecth”にした。本来しっくりきたことなんて一度もない言葉には、そのほうがふさわしい綴りだと思ったんだ。この世界に完璧なものなんて存在しない。でも、あらゆるものが“perfecth”ではあるように思えるんだ。バンドみたいな集団の中にいると、このタイトルはどこかユーモラスに感じられる。でも、ひとりでいる時には、まったく笑えないんだよ」と説明している。
ホーミとバンド・メンバーのマイケル・シューマンの共同プロデュースによる本作の国内盤CDには歌詞対訳・解説書を追加収録。LPは通常盤LP(ブラック・ヴァイナル)に加え、限定LP(クリア・ヴァイナル)が発売。限定LPは日本語帯付き仕様(歌詞対訳・解説書封入)でも発売される。国内盤CDと日本語帯付き仕様の限定LPは、Tシャツ付きセットも発売決定している。
◎リリース情報
アルバム『Perfecth』
2026/10/30 RELEASE
Photo: Andreas Neumann
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