2021/10/20 12:10
クロエ・ジャオ監督のマーベル映画『エターナルズ』が、2021年10月18日に米ハリウッドのドルビー・シアターでプレミア上映されたが、その翌日に米誌バラエティの映画評論主任であるマット・ドネリーが、ハリー・スタイルスの出演をSNSでネタバラシしたことがファンの間で波紋を呼んでいる。
マーベル映画お馴染みのポスト・クレジット・シーンに登場したハリーは、スーパーヴィラン・サノスの弟エロス(別名スターフォックス)を演じている。エロスは、古代ギリシャ神話で愛と性の神として知られていることから、キャラクターが持つ超能力には、遠くにいる人を欲情させることができるというものがある。ポップ・スーパースターであるハリーのハマり役とも言えるだろう。
11月5日の公開前にネタバラシされてしまったファンの多くが不満を感じたようだが、ハリーがマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の一員になるのではないかという噂は以前から流れていた。2020年9月にNetflixのライターであるクリス・タプリーが、ハリーがマーベル映画に出演しているが“誰もそのことを知らない”というツイートを書き、その後削除したことがその発端だった。
ハリーは2017年の『ダンケルク』で映画デビューした。ソロ音楽活動と並行して俳優業も活発化させており、2022年9月23日に全米公開予定のサイコスリラー『Don’t Worry Darling』(オリヴィア・ワイルド監督)に主演しているほか、今年撮影されたマイケル・グランデージ監督の『My Policeman』にも出演している。
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