2026/11/02 16:00
ハリー・スタイルズが、今年の"ハリーウィーン"にすべての始まりの地点へと立ち返った。
現地時間2026年10月30日、全30公演のレジデンシー【トゥゲザー、トゥゲザー】の29回目となったマディソン・スクエア・ガーデン公演で、ハリーは2010年の『Xファクター』オーディションで着ていた衣装に着替え、16歳だった自身を次のラウンドへと導いたスティーヴィー・ワンダーの「Isn’t She Lovely」を披露した。さらに当日の発言も再現し、「パン屋で働いています」と観客に告げた。地元である英チェシャー州ホルムズ・チャペルでのアルバイト経験にちなんだ一言だ。
オーディション衣装は公演途中の衣装替えで登場した。ハリーは故エルヴィス・プレスリーに扮して公演をスタートし、バンドとダンサーたちはキャリアの様々な時期のハリーに扮していた。プレスリーへのオマージュにはしっかりとした理由がある。ハリーが初めてレコーディングした楽曲は、プレスリーの「The Girl of My Best Friend」のカバーだった。
仮装していたのはハリーだけではなかった。満員のアリーナでハロウィンの装いに身を包んだファンたちに加え、ハリーと婚約したと報じられているゾーイ・クラヴィッツは悪魔に扮し、赤いジャケットと角を身につけて最前列で踊っていた。ゾーイはライリー・キーオとともに公演を観覧しており、ハリーがキーオの有名な祖父(プレスリー)に扮して米ビルボード・ソング・チャート"Hot 100"で1位を獲得した「Watermelon Sugar」を披露すると一緒に歌っていた。公演中、彼は時折ゾーイにいたずらっぽい視線を送り、「American Girls」ではウインクし、「Are You Listening Yet?」では彼女の方へ一瞬満面の笑みを向けていた。
当時の『Xファクター』オーディションについて言えば、「Isn’t She Lovely」はハリーが最初に選んだ曲ではなかった。2022年に番組が公開した映像により、彼が最初にトレインの「Hey, Soul Sister」を歌い、サイモン・コーウェルからバッキング・トラックなしで聴きたいと求められたため、ワンダーの楽曲をアカペラで歌ったことが明らかになっている。その後、彼はナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソン、ゼイン・マリク、そして故リアム・ペインとともにワン・ダイレクションに配属された。今月、ハリーはリアムの死去から2年の命日に同会場で、彼のために書いた楽曲「What Is Enough」を初披露している。
仮装してのカバーは"ハリーウィーン"の恒例となっている。2021年に同会場で開催された初回では、ハリーはドロシーに扮して「Over the Rainbow」を歌い、翌日はピエロの姿で登場してブリトニー・スピアーズの「Toxic」をカバーした。2022年には米ロサンゼルスのキア・フォーラムで、映画『グリース』のダニーに扮して「Hopelessly Devoted to You」を披露した。
レジデンシーは10月31日、最後の"ハリーウィーン"公演をもって幕を閉じた。MSG公演には、チケットマスターで過去最多となる1,150万件の先行登録が集まった。ハリーはこれまでにソロ・アルバム4作すべてを米ビルボード・アルバム・チャート"Billboard 200"の1位に送り込んでおり、直近では3月に『Kiss All the Time. Disco, Occasionally.』が首位を獲得した。またHot 100では、2020年の「Watermelon Sugar」、2022年の「As It Was」(15週にわたって1位を記録し、英国出身アクトとして同チャートでの最長首位記録となった)、そして今年の「Aperture」で、計3度の首位を獲得している。
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像