Billboard JAPAN


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ビルボードジャパン 2018年上半期チャート発表



2018ミッドイヤー

 ビルボードジャパンの2018年上半期チャートが発表された。7つの指標からなる総合ソング・チャート【JAPAN HOT100】、3つの指標からなる総合アルバム・チャート【HOT ALBUMS】、上記2種チャートのポイントを合算したアーティスト・ランキング【TOP ARTISTS】、【JAPAN HOT100】からアニメ関連楽曲を抜き出した【HOT ANIMATION】は、様々な視点からヒットを映し出すビルボードジャパン独自の複合チャートだ。

 今回はこれらに加えて【DOWNLOAD SONGS】、【DOWNLOAD ALBUMS】、【STREAMING SONGS】といった単独チャートも発表。それぞれの解説文、【JAPAN HOT100】1位のアーティストへのインタビュー、【HOT ALBUMS】1位のアーティストからのコメントも公開されているので、ぜひチェックして、今年度ヒットした音楽に改めて触れていただきたい。

※集計期間:2017年11月27日(月)~2018年5月27日(日)

TOP ARTISTS

米津玄師が首位獲得、デジタル指標の比重が拡大

 楽曲、アルバム共に上半期を通して好調を維持した米津玄師が、アーティストの総合力を示す【TOP ARTISTS】でも首位を獲得、大方の予想通り、2018年を代表するアーティストとして存在感を示した。興味深いのは、弊社が「BUZZ」と呼ぶ、ダウンロード+動画ストリーミング+Twitterのポイントのみを合計したランキングと、総合順位が1位から4位まで同じだったことだ。これは、2017年の【TOP ARTISTS】ランキングでもみられた現象で、ダウンロード・動画ストリーミング・Twitterのポイントを楽曲、アルバム両方、またはどちらかで積み上げていかないと高い順位には到達できないという、この3指標が【TOP ARTISTS】の必要条件となったことを示している。これに加え、総合4位までのアーティスト、米津玄師・TWICE・BTS (防弾少年団)・欅坂46は、フィジカル領域でもそれぞれ高ポイントを獲得していて、し烈な競争を勝ち抜いた、文句無しのトップ・アーティストであることを示している。

 一方、総合5位から7位のアーティスト、安室奈美恵・乃木坂46・AKB48はともにフィジカルが強く、「BUZZ」領域は比較的弱い。前述を踏まえ、ダウンロード・動画ストリーミング・Twitterの3指標でのポイントの積み上げが下半期のランク・アップの条件となるだろう。総合8位から13位までのアーティストは、星野源・WANIMA・ONE OK ROCK・Mr.Children・back number・宇多田ヒカルと、再び「BUZZ」領域で強さを発揮したアーティストが並ぶ。これは、音楽ユーザーのデジタル領域への移行が鮮明となった、ひとつの現れといえるだろう。

 ここで、デジタルに対して積極的ではないアーティストの同領域での潜在力をみるために、ルックアップの順位をみてみよう。ルックアップとは、CDのPCによる読み取り回数をランキング化したもので、CDに対するユーザーのアクティビティを示し、レンタルの動向を含んで、結果的にセールスより若年層のCDの嗜好を示すランキングとなっている。そのルックアップのランキングから、さらに「BUZZ」ランキングで100位圏外となったアーティストを抽出してみると、嵐(総合18位)・Hey!Say!JUMP(総合19位)・ジャニーズWEST(総合45位)・Kis-My-Ft2(総合26位)と、ジャニーズ系アーティストが並んでいる。これらのアーティストの、コア・ファンに支えられたフィジカル領域での強さを示す一方で、ルックアップが高いことから若年層の支持が強いことも分かるため、もしデジタル解禁が成されれば高ポイントを獲得する可能性が高い。そうなれば【TOP ARTISTS】ランキングも大きく変わり、楽曲やアルバムがコア・ファン以外にも広く浸透していくことだろう。ぜひデジタル領域におけるスタンスについて新たな検討を強く願うばかりだ。

#1

米津玄師



#2

TWICE



#3

BTS
(防弾少年団)

#4 欅坂46
#5 安室奈美恵
#6 乃木坂46
#7 AKB48
#8 星野源
#9 WANIMA
#10 ONE OK ROCK
#11 Mr.Children
#12 back number
#13 宇多田ヒカル
#14 KinKi Kids
#15 菅田将暉
#16 GENERATIONS from EXILE TRIBE
#17 エド・シーラン
#18 
#19 Hey!Say!JUMP
#20 Little Glee Monster

総合順位 ARTIST
RADIO 全国のAM/FM再生回数
dsl パッケージ
dsl ダウンロード
dsl ストリーミング
dsl PCによるCD読取数
dsl アーティスト&楽曲を両方ツイートした数
dsl 国内においての動画再生回数
1 米津玄師 8 7 1 - 1 4 2
2 TWICE 16 6 7 1 10 1 1
3 BTS (防弾少年団) - 4 14 5 27 2 3
4 欅坂46 85 5 10 3 4 6 5
5 安室奈美恵 33 3 9 4 2 51 53
6 乃木坂46 95 2 15 14 7 8 20
7 AKB48 - 1 - 65 40 12 12
8 星野源 1 27 8 9 8 7 13
9 WANIMA 9 16 4 - 5 24 22
10 ONE OK ROCK 58 82 6 2 13 45 7
11 Mr.Children 78 - 2 8 20 74 98
12 back number 7 49 3 - 6 19 -
13 宇多田ヒカル 98 21 57 15 31 34 25
14 KinKi Kids - 10 - - 17 5 -
15 菅田将暉 41 61 12 11 21 28 18
16 GENERATIONS from EXILE TRIBE 98 21 57 15 31 34 25
17 エド・シーラン 5 - 22 12 37 - 8
18 - 14 - - 3 15 -
19 Hey!Say!JUMP - 8 - - 9 18 -
20 Little Glee Monster 37 35 11 17 16 37 -

※アーティスト・ランキングに使用されているデータは下記の通り
CD(シングル、アルバム)の売上枚数およびダウンロード数、CDをPCに取り込んだ回数、ストリーミング数、ラジオの再生回数、Tweetされた楽曲数、動画再生数。
※計算方法は、HOT100とHOT ALBUMSの各週の全順位から、アーティスト名でポイントを紐づけ、価格差を考慮してHOT ALBUMSで獲得したポイントを1.5倍して合算。

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HOT 100

米津玄師からみえるヒットの新たな法則

 今年度上半期JAPAN HOT100を制して第1位となったのは、大方の予想通りダウンロード、ルックアップ、動画で3冠を獲得した米津玄師「Lemon」だった。プロデュース曲「打上花火」を含めると100位以内に7曲を送り込む目覚ましい活躍ぶりをみせている。それらの楽曲で共通するのは動画ストリーミングとダウンロード、次いでTwitter指標において着実に積み上げた高ポイントで、2017、2018年にリリースされた楽曲群によって、2014年発表の「アイネクライネ」、2016年の「LOSER」もリバイバルする展開だった。なかでもやはり「Lemon」は第1位だけあって他指標でも高ポイントを上げていて、シングル・セールス12位、ルックアップ1位、ラジオ3位という結果で、限定解禁されているストリーミングは圏外だが、もし解禁されればおそらくは上位になるだろうことは、「打上花火」が上半期ストリーミング1位となっていることから容易に予想できる。

 ここで2017年年間チャートを振り返ると、米津同様の無双ぶりをみせた星野源「恋」は、ラジオ、ダウンロード、ルックアップ、Twitter、動画で5冠を獲得、特に、ダウンロードと動画が高ポイントを積み上げていた。「恋」と同じく、「Lemon」はダウンロードと動画で1位となっていて、2指標合計のポイントが実に全体の65%を占めている。

 この結果から、デジタル領域がヒットを生みだす傾向は昨年度よりも一層歴然となり、なかでもダウンロードと動画ストリーミング数での高ポイントがヒットの必要条件となったといえる。

 フィジカル・ポイントが全体の比重を大きく占めるアイドル系ではどうだろう。欅坂46「ガラスを割れ!」総合2位、乃木坂46「シンクロニシティ」総合4位、AKB48「ジャーバージャ」総合9位と、3曲がトップ10にチャート・インしている。この3曲ともシングル・ポイントが全体の大きな割合を締めているが、明暗を分けたのは、シングル以外のダウンロードやストリーミング、動画ストリーミング指標だった。アイドルの在り様が変わりつつあることがよく分かる結果だ。

 続いて視点を変えて、米国ビルボードでその躍進が世界へ向けて報じられたK-POP勢の筆頭、BTS (防弾少年団)とTWICEをみてみよう。100位以内にBTSは3曲、TWICEは9曲を送り込んでいる。これらを牽引するのはTwitterと動画ストリーミングで、それにシングルとストリーミングが加わる。ところが、ダウンロードではTWICEは善戦、BTSは苦戦している。前述のヒットの必要条件であるダウンロードも伸ばすことができれば、日本国内でもより広く浸透していくに違いない。

 最後に、2017年年間チャートでは、9月最終週からのチャート・インとなったために惜しくも圏外だった、荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」が、今年度上半期で堂々11位となり、その人気ぶりを実証した。それを牽引するのは、米津玄師「Lemon」の動画ストリーミング数83,711,595回に次いで76,537,904回で2位となった、動画のポイントが大きい一方で、ダウンロード24位、ストリーミング9位と、これらのポイントも全体の40%とまた大きい。これは、ユーザーが動画ストリーミングに留まらず、ダウンロードやストリーミングの消費行動に移行していったことを示すもので、今後のコンテンツ・マーケティングにおける注目すべき結果といえるだろう。そしてそれが1980年代半ばに生まれた楽曲によって引き起こされたということは、豊富なコンテンツを蓄積している国内音楽市場にとり、明るい兆しといえるのではないだろうか。

#1

「Lemon」
米津玄師

¥1,296(税込) / SRCL-9749
2018/03/14 RELEASE
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#2

「ガラスを割れ!」
欅坂46

¥1,650(税込) / SRCL-9736/7
2018/03/07 RELEASE
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#3

「ドラえもん」
星野源

¥1,296(税込) / VICL-37373
2018/02/28 RELEASE
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1
#4「シンクロニシティ」
乃木坂46

¥1,650(税込) / SRCL-9782/3
2018/04/25 RELEASE
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1
#5「Candy Pop」
TWICE

¥1,300(税込) / WPCL-12820
2018/02/07 RELEASE
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1
#6「さよならエレジー」
菅田将暉

¥1,000(税込) / ESCL-4980
2018/02/21 RELEASE
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1
#7「打上花火」
DAOKO × 米津玄師

¥ 1,296(税込) / TFCC-89632
2017/08/16 RELEASE
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1
#8「瞬き」
back number

¥ 1,944(税込) / UMCK-9928
2017/12/20 RELEASE
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1
#9「ジャーバージャ」
AKB48

¥1,646(税込) / KIZM-539/40
2018/03/14 RELEASE
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1
#10「MIC Drop」
BTS (防弾少年団)

¥ 1,300(税込) / UICV-5069
2017/12/06 RELEASE
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米津玄師 コメント

たくさんの人に届くものになるように、と願いながら作ったので、それが叶うところまで来たのかと感無量です。ありがたさでいっぱいです。全文は下記の記念インタビューから。

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HOT ALBUMS

安室奈美恵『Finally』強し! 2018年上半期も首位獲得

 総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”2018年度の上半期首位を獲得したのは、安室奈美恵のベスト・アルバム『Finally』。フィジカル・セールス、ルックアップ共に1位だ。

 配信未解禁のためフィジカル・セールスとルックアップの2指標のみで、2017年度の年間チャート集計期間ラスト3週の間に莫大なポイントを積み上げ、同年間トップの座に君臨した『Finally』。そんな驚異的な記録がさらに更新されるかもしれない。2018年度上半期の第1週目にあたる2017年12月11日付に総合2位をマークした『Finally』は、2018年4月2日付までの17週にわたって総合順位をトップ10内に維持し、その後も上半期チャートの集計が終わる2018年6月4日付に23位をマークするまでトップ20内に入り続けている。

 初週1,039,484枚を記録したCD売上の発売以来累計は2,115,179枚までに昇り、CDの読み取り回数を示すルックアップでは、初登場から順位を5位以下に落とすことはなかった。このルックアップに関しては、2017年度の年間チャート時からポイントを2.5倍以上にまで伸ばしているが、これはやはり、6月3日の東京ドーム公演をもって終了した国内5大ドーム・ツアーの影響が大きいだろう。9月16日の活動終了日まで残すところ約3か月。その間の本人の活動予定はいまだベールに包まれているが、この空白期間の動向次第で、『Finally』がこのまま下半期も勢いを保ち、2年連続の年間首位獲得という快挙を達成する可能性も十分にある。なお、年間チャートで首位となった作品が次年度の上半期チャートでも首位を獲得するのは初のこと。

<若手の躍進に見る、アルバム市場におけるヒットの変化>

 例えば前述の安室奈美恵『Finally』や上半期総合2位に入ったAKB48『僕たちは、あの日の夜明けを知っている』など、一部のアーティストはフィジカル・パッケージの爆発的な売上を機動力にチャートを上昇しているものの、やはり目につくのは、フィジカル領域とデジタル領域の双方で存在感を放つアーティストたち。

 米津玄師はその代表格だろう。2017年11月にリリースされた最新アルバム『BOOTLEG』は、 2018年度“HOT ALBUMS”上半期総合3位に入った。フィジカル・セールス11位、ダウンロード2位、ルックアップ2位が内訳だ。さらに総合34位に『YANKEE』、55位に『Bremen』、97位に『diorama』と、全4作を上半期トップ100内にチャートインさせており、いずれもダウンロードとルックアップが牽引している。

 また米津玄師と同じく、若者から大きな支持を集めるWANIMAの最新アルバム『Everybody!!』が上半期総合5位に入ったが、フィジカル・セールス6位、ダウンロード3位、ルックアップ3位と、満遍なく高順位をマークしつつ、やはりダウンロードとルックアップが好調だ。これら若手アーティストたちのチャート・アクションから、そのファン層を形成する10代~20代のリスナーには、パッケージ商品をモノとして所有することより、音楽コンテンツそのものに触れることに価値を見出しているユーザーが多いことが窺える。あるいは、わざわざフィジカル・パッケージを購入するほどでもない、いわゆるグレー層への訴求がしっかりと果たされているとも考えられるだろう。

 トップ5のうち3作が配信未解禁だった2017年度の“HOT ALBUMS”年間チャートと比べ、今年度の上半期チャートでは、フィジカルとデジタルの両面で着実にポイントを積む若手の躍進がより顕著だ。商品の購買活動に熱心なコアファンの獲得という従来のヒットの法則に並び、デジタル媒体や口コミを介してより幅広いリスナーに“触れさせる”ことがカギとなった現代の音楽市場。そんなヒットの細分化は、音楽視聴の多様化がますます進んでいく中、必然ともいえる変化なのかもしれない。

#1

『Finally』
安室奈美恵

¥3,780(税込) / AVCN-99055/7
2017/11/08 RELEASE
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#2

『僕たちは、
あの日の夜明けを
知っている』

AKB48

¥3,500(税込) / KIZC-448/9
2018/01/24 RELEASE
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#3

『BOOTLEG』
米津玄師

¥3,240(税込) / SRCL-9571
2017/11/01 RELEASE
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1
#4『グレイテスト・ショーマン』
オリジナル・サウンドトラック

¥2,138(税込) / WPCR-17962
2018/01/17 RELEASE
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1
#5『Everybody!!』
WANIMA

¥3,240(税込) / WPCL-12817
2018/01/17 RELEASE
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1
#6『DINOSAUR』
B'z

¥3,240(税込) / BMCV-8054
2017/11/29 RELEASE
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1
#7『FACE YOURSELF』
BTS (防弾少年団)

¥3,000(税込) / UICV-1095
2018/04/04 RELEASE
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1
#8『The BEST』
KinKi Kids

¥4,860(税込) / JECN-508/10
2017/12/06 RELEASE
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1
#9『Yummy!!』
Kis-My-Ft2

¥3,240(税込) / AVCD-93878
2018/04/25 RELEASE
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1
#10『BEST GENERATION』
GENERATIONS from EXILE TRIBE

¥4,860(税込) / RZCD-86461
2018/01/01 RELEASE
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安室奈美恵 コメント

アルバム「Finally」が沢山の方々に届いていること、光栄に思っております。このアルバムを通して、今まで応援してくださった皆様に、25年間の感謝の気持ちを届けることができればと思っています。

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HOT ANIMA
TION


星野源「ドラえもん」が制覇 3位にはKinKi Kidsがチャート・イン

 2018年上半期の“Hot Animation”は、『映画ドラえもん のび太の宝島』主題歌の星野源「ドラえもん」が2位以下に大差をつけて首位に輝いた。

 パッケージのリリースは2月下旬だったものの、映画の予告映像とともにタイトルや曲の一部が解禁するやいなや、1月29日付同チャートでTwitter1位、ラジオでフル音源が初解禁されるとオンエア回数断トツ1位を獲得し、さらにミュージック・ビデオの解禁直後には動画再生回数でも1位を獲得するなど、映画の公開前から十分な話題を集めていた「ドラえもん」。そして、2月28日のパッケージ・リリース、3月3日の『映画ドラえもん のび太の宝島』公開のタイミングを含んだ3月12日付チャートの集計では、ラジオ、セールス、ダウンロード、ルックアップ(CDのPC読み取り回数)、Twitter、動画再生、ストリーミングといったすべての指標で文句なしの首位を獲得した。

 上半期の総合ポイントを見ると、ラジオ、ダウンロード、ルックアップ、Twitterで1位となっており、そのほとんどの指標で2位以下を大きく引き離している。誰からも愛される国民的アニメ『ドラえもん』に寄り添った世界観で歌詞や映像が作られ、星野源のリスナーもドラえもんのファンも虜にした楽曲人気や話題性は衰えることなく、同チャート初登場から現在に至るまで高い支持を得てチャートの上位をキープし続けた。

 2位に続くのは、2017年下半期からのロング・ヒットを続けるDAOKO×米津玄師の「打上花火」(映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』主題歌)で、動画再生回数とストリーミングの2指標で「ドラえもん」を抑えて首位を獲得している。また、米津の圧倒的な強みである動画再生回数の指標に注目すると、1位にDAOKO×米津玄師「打上花火」、2位に米津玄師「ピースサイン」(アニメ『僕のヒーローアカデミア』OP)、4位に「orion」(NHK総合『3月のライオン』ED)といまだにトップ5内に3曲を送り込む強さを見せている。ちなみにこの指標には、3位の星野源「ドラえもん」、5位の秦基博「ひまわりの約束」(映画『STAND BY ME ドラえもん』主題歌)と、『ドラえもん』関連楽曲が上位にチャート・インしている。

 全体的に、ダウンロードやストリーミングなどデジタル領域での強さが長期的なポイント獲得への条件となってきている一方、3位にチャート・インしたKinKi Kids「Topaz Love」はセールス・ポイントで堂々の1位。ミュージック・ビデオやダウンロードが解禁されていないため、ポイントを積み上げるのは中々大変ではあるが、上位に押し上げたのはTwitterでの高ポイントが大きく影響したと言えるだろう。2018年下半期も「ドラえもん」が“Hot Animation”を牽引する可能性は高いと思われるが、ここからダウンロードやルックアップを伸ばし上位に食い込んでくる楽曲が出てくるのか、はたまた新たな旋風を巻き起こす楽曲が登場してくるのか、引き続き動向を追っていきたいと思う。

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DOWN
LOAD SONGS


米津玄師「Lemon」が圧巻の首位、米津関連曲がトップ10内に3曲

 米津玄師「Lemon」が、2位以下に大差を付け2018年上半期“DOWNLOAD SONGS”で首位を獲得した。

 2018年上半期チャートは2017年11月27日から2018年5月27日までの約6か月間のポイントの累計で決定する。米津玄師「Lemon」は、2月12日から先行配信が開始され、4か月強の間に首位を12回獲得、のべ15回のチャートインを果たし、2位に3倍以上のポイント差をつけて、ダントツの首位となった。また、8位には昨年からのロングヒットとなったDAOKO×米津玄師「打上花火」、そして9位には米津玄師「灰色と青(+ 菅田将暉)」がチャートインするなど、米津関連楽曲がトップ10内に3曲という、存在感を見せつけた上半期となった。

 続く2位は、back number「瞬き」。佐藤健×土屋太鳳のW主演映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』主題歌で、12月20日配信がスタートすると2018年1月1日付チャートで初登場1位に。5週にわたってトップ3圏内を維持したのち、一度もチャートアウトすることなく23週チャートインを果たし、ポイントを積み上げ2位となった。

 そして僅差で3位になったのは、宇多田ヒカル「あなた」。こちらも、2017年12月18日付チャートで初登場首位を獲得したあと、5週連続トップ5圏内をキープ。その後も、少しずつ順位を落とすも、back numberと同じく一度もチャートアウトすることなく、25週連続チャートインを果たした。

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DOWN
LOAD ALBUMS


『グレイテスト・ショーマン』サントラが首位 
米津、ミスチルらがロング・ヒット

 映画『グレイテスト・ショーマン』のサウンドトラック『グレイテスト・ショーマン(オリジナル・サウンドトラック)』が、2018年の上半期ダウンロード・アルバム・チャートで首位を獲得した。

 ビルボードジャパンの洋楽チャート“Hot Overseas”で5週連続1位を獲得した「ディス・イズ・ミー」など、話題の劇中歌全11曲を収録した本作は、ダウンロード・アルバム・チャートでも6週連続1位を獲得。その後も映画のロングラン・ヒットと呼応するようにチャート上位をキープし、2位以下に1万ポイント以上の差をつけ、上半期チャートを制した。

 2位には、2017年の年間ダウンロード・アルバム・チャートで8位を獲得した米津玄師『BOOTLEG』がチャートイン。他にもback number『アンコール』や、Mr.Children『Mr.Children 1992-2002 Thanksgiving 25』『Mr.Children 2003-2015 Thanksgiving 25』など、昨年の年間チャート上位作品がロング・セールスを記録し、上半期チャートでもトップ10入りを果たした。

 そんな中、一際異彩を放っているのがglobe『15YEARS-BEST HIT SELECTION-』だ。この作品は2010年に発売されたglobeのベスト・アルバムだが、期間限定価格での配信や、小室哲哉の引退発表などで注目度が上がり、上半期チャートでは堂々の4位を獲得。トレンドが表れやすいダウンロード・チャートならではの結果と言えるだろう。

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STREAM
ING SONGS


DAOKO × 米津玄師「打上花火」がトップ10以内を維持し首位、
荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」は9位に

 DAOKO × 米津玄師「打上花火」が、ストリーミング解禁以降、上位をキープし続け2018年上半期“STREAMING SONGS”で首位を獲得した。

 同楽曲は、上半期チャート集計期間中で首位を6回獲得、常にトップ10内をキープ。その結果、2位の約1.3倍のポイント差により首位を獲得した。続く2位は、菅田将暉「さよならエレジー」。本作も、配信が開始されると2週連続の首位を獲得、計5回の首位によってポイントを積み上げ2位となった。

 その他、ストリーミング・チャートは旧譜のチャートインが目立ち、3位はエド・シーラン「シェイプ・オブ・ユー」、4位はTWICE「TT」、そして2010年6月リリースのONE OK ROCK「Wherever you are」が7位となった。

 また、ニュースなどの話題によってポイントが上昇するのもストリーミング・チャートの特徴で、9月に惜しまれつつ引退する安室奈美恵「Hero」は5位に。2017年12月に活動休止が報じられたクリス・ハートは、「I LOVE YOU」が6位となった。そして2017年秋に登美丘高校ダンス部の動画に使用され急上昇した荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」はストリーミング・チャートで1位になることはないものの、年末年始の露出効果も相まってチャートインを続け、2018年上半期で9位となった。

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