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PLAYLIST:プラチナ・ジャズ・オーケストラを率いるラスマス・フェイバーが選ぶ“お気に入りのジャズ・ソングTOP15”

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 2016年11月に来日し、単独公演だけでなく【かわさきジャズ2016】にも出演するプラチナ・ジャズ・オーケストラ presented by ラスマス・フェイバー。アニメ楽曲の演奏で知られるプラチナ・ジャズ、そしてハウス系プロデューサー/DJとしての顔も持つラスマスだが、その根底にあるのはやはりジャズだ。現代を代表するハイブリッドな音楽性を誇る奇才は、果たしてどんなジャズ作品を辿ってここまで至ったのか。ラスマスが選ぶ15曲の“ジャズ・プレイリスト”とともに、その経歴に迫る。

ラスマス・フェイバーが選ぶ“ジャズ”

皆さん、どうも! 今回僕が選んだジャズ・ソング15曲がこちら。これらは決して生粋のジャズソングではないけど、ジャズピアニストになろうと頑張っていた僕が若手の頃に感化された楽曲の数々だ。だから、ミュージシャンとして僕に多大な影響を与えた曲と言えるよ。“お気に入り”という点では当てはまらない曲が数曲入っているけど(コメントを呼んでくれれば分かるよ)、僕にとってパーソナルな曲ばかりだし、僕が通ってきたこれまでのジャズの歴史が分かると思うよ。(ラスマスより)

01. Haunted Heart - Bill Evans Trio

僕が尊敬するピアノの神様、ビル・エヴァンスは、数えきれないほどの名曲を作ってきた。でも特にこの曲は、彼が伝える感情や緊張感、そして彼が素晴らしいピアノテクニックの持ち主だっていうことを表現している。彼にはこの曲のタイトル通り、人を引き付ける“ホーンテッド・ハート”があるみたいだ。

02. Flamenco Sketches - Miles Davis

彼の名盤である『カインド・オブ・ブルー』の中で、恐らく一番知名度の少ないこの曲を聴いた途端、すぐに心を奪われたよ。このレコーディングに込められたムードがたまらなく素晴らしいね。

03. Slip Away - Pat Metheny Group

僕がジャズからポップ、フュージョンなど他ジャンルに転換するきっかけとなった偉大なアーティストの一人だ。彼が織りなすハーモニーが僕の音楽を確立させたんだ。

04. Rays and Shadows - Danilo Perez & Claus Ogerman

プラチナ・ジャズの作品に大きなインスピレーションを与えた、最近のお気に入り作品だ。

05. The Masquerade Is Over - Nancy Wilson & The Cannonball Adderley Quintet

僕が好きなボーカル・ジャズ・アルバムの内の1つ。デュオのレコードの金字塔だね。

06. Toki No Kioku (From “Please Save My Earth”) - Platina Jazz

自分たちの曲をお気に入りに入れたのには、理由があるんだ。この曲は僕の父(【スウェーデン版グラミー賞】のジャズ部門の受賞歴をもつバリトンサックス奏者、グンナール・ベリスティーン)が2011年に亡くなる前に出来た最後の曲で、彼はこの曲にサックスで参加しているんだ。父はジャズ・ミュージシャンとしての僕に一番インスピレーションを与えてくれた人物なんだ。この曲で披露されている父のサックスを聴くと、一番ポジティブな形で彼を思いだすことが出来るんだ。

07. Blame It On My Youth - Brad Mehldau

僕が崇めるピアニストの一人だ。彼のピアノ演奏のスキルと、そこから感じるエモーションは本当に素晴らしいね。

08. Summertime (Feat. Maxi Jazz) - Jason Rebello

僕がジャズと他のジャンルをミックスするきっかけとなった重要な曲だ。

09. Matinee Idol - Yellowjackets

このグルーヴが最高!! この曲を聴いて沢山のことを学んだし、学校でも演奏するんだ。どの角度から聞いても、最高の曲だ。

10. Valdez In the Country - Donny Hathaway

僕が大好きなシンガーのダニー・ハサウェイは、優秀なピアニストでもある。この曲がそれを証明しているよね。“世界で最も優れたコード進行”をたまに考える時に、この曲が頭に浮かぶんだ。

11. Remind Me - Patrice Rushen

この曲もコード進行が優れている上に、グルーヴも演奏も素晴らしい!

12. The Midnight Sun Never Sets - Gunnar Bergsten

父の曲をもう一曲紹介したいんだ。彼のジャズ・アルバムによってジャズ・アーティストの僕が誕生したようなもので、特にプラチナ・ジャズでの作品にそれが強く出ていると思う。この音楽の感性はDNAだけでなく、育てられ方からも受け継いできたんだ。

13. Visa Från Utanmyra - Jan Johansson

DNAと言えば、スウェーデンが生んだジャズの遺産が彼だ。この曲が収録されたアルバム『Jazz På Svenska』は、古くから愛されるスウェーデンの民族音楽をジャズアレンジした作品だね。

14. My One and Only Love - John Coltrane & Johnny Hartman

優れたシンガーと演奏者によるもう一つのデュオ作品がこちら。まさにレジェンドだね。

15. Caravan - McCoy Tyner

彼も僕が尊敬するピアニストの一人で、彼のピアノ技術と同じレベルに立てるなんてこれっぽっちも考えられない。テクニックと表現力が天下一品なんだ!

Billboard JAPANのApple Musicプレイリストはこちらから>>>

ラスマス・フェイバー presents プラチナ・ジャズ「ラスマス・フェイバー・プレゼンツ プラチナ・ジャズ ~アニメ・スタンダード Vol.5~」

ラスマス・フェイバー・プレゼンツ プラチナ・ジャズ ~アニメ・スタンダード Vol.5~

2015/11/04 RELEASE
VICP-65337 ¥ 2,592(税込)

詳細・購入はこちら

Disc01
  1. 01.デビルマンのうた (『デビルマン』より)
  2. 02.となりのトトロ (『となりのトトロ』より)
  3. 03.ゲキテイ(檄! 帝国華撃団) (『サクラ大戦』より)
  4. 04.きてよパーマン (『パーマン』より)
  5. 05.STILL LOVE HER(失われた風景) (『シティーハンター2』より)
  6. 06.Tank! (『カウボーイビバップ』より)
  7. 07.アルタイル (『坂道のアポロン』より)
  8. 08.花ハ踊レヤいろはにほ (『ハナヤマタ』より)
  9. 09.マクロス (『超時空要塞マクロス』より)
  10. 10.行け! タイガーマスク (『タイガーマスク』より)
  11. 11.Cagayake! Girls (『けいおん!』より)
  12. 12.Inner Universe (『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』より)
  13. 13.めぐりあい (『機動戦士ガンダムⅢめぐりあい宇宙編』より)
  14. 14.夏夕空 (『夏目友人帳』より)
  15. 15.優しい忘却 (『涼宮ハルヒの消失』より)
  16. 16.銀河鉄道999 (劇場版『銀河鉄道999』より) <期間限定日本盤ボーナス・トラック>

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