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<インタビュー>izna、念願の日本デビュー 日本1stミニアルバム『HANDLE WITH CARE』で見せる新境地とは

Interview & Text: 高橋梓
Photo: 堀内彩香
グローバルオーディション番組『I-LAND2:N/a』から誕生したグローバル・ガールズグループ、izna。2024年に韓国でデビューして以降、各ランキングを賑わせてきた彼女たちが、9月2日に満を持して日本デビューを果たした。日本デビュー作となったのは、日本1stミニアルバム『HANDLE WITH CARE』。同作は、自分自身の基準を持って生きること、そして自分を最後まで信じて大切にする姿勢を描いた作品で、タイトル曲「DUMB HOT!」をはじめ、新曲「HEADACHE」、代表曲3曲の日本語バージョンが収録されている。そんな同作で日本デビューを果たした彼女たちは、今どんな心境なのだろうか。『HANDLE WITH CARE』についても含め、全員に話を聞いた。
iznaって、どんなグループ?
――まずは、iznaがどんな個性を持ったグループなのかから、改めて教えてください。
MAI:「izna」というグループ名には、「いつどこでも、どんな時でも、私として証明・表現していく」という意味が込められています。私たちは多様な魅力を持っていて、かっこいいも、かわいいも、きれいも、全部こなせてしまう多彩なグループです。
――グループの中で、皆さんはどんな役割を担っているのでしょうか。
MAI:私はいちばん年上なこともあって、整理整頓をしたり、メンバーを後ろから見守ったりすることが多いです。iznaのお父さん、お母さん担当ですね。
KOKO:私はムードメーカーをやらせてもらっています! ダンスが得意で、ステージ上ではかっこいい感じなのですが、ステージを降りると天然っぽいと言われることが多くて。親しみやすい人柄だと思っています。
CHOI JUNG EUN:私は特に歌が得意で、高音のパートやハイライトを任せていただくことが多いです。
RYU SA RANG:私はバランサーです。年齢的にもちょうど(グループで)真ん中くらいなので、バランスを保つ役割ができているのかなと思います。
BANG JEE MIN:私はメンバーから意見が出た時に集約したり、整理をしたりする担当です。
JEONG SAE BI:末っ子担当です。チームの雰囲気を明るくして、ハッピーな雰囲気を作る役割をしています。
――そんな皆さんの始まりは、オーディション番組『I-LAND2:N/a』。2024年のデビュー以降を振り返って、オーディション中やデビュー直後と変わったと思う部分はありますか?
KOKO:やっぱりオーディション中は、仲間ではあるけど、めっちゃ仲が良いというわけではなくて(笑)。でも、デビュー後は宿舎も一緒で24時間一緒にいるから、自然ともっと仲が深まっていきました。今ではデザートを分け合ったり、悩みを共有したり、家族みたいです。隠し事もほぼないと思います。
MAI:うん、自然と仲良くなっていった感じですね。
KOKO:あとは、「SIGN」の活動時期に、メンバーで話し合うことが多かったんです。その話し合いで、より仲の深まりが加速した感覚はあります。
SIGN / izna
――その仲の良さはYouTube動画などにも表れていますよね。飾らないやり取りをしているのがいいなと感じたのですが、「最近メンバーに言われて嬉しかった」という言葉を教えてください。
JEONG SAE BI:私は末っ子なので、表現などつたない部分があると思うのですが、お姉さんたちが「あなたは変わらないままで大丈夫だよ」と言ってくれたことが嬉しかったです。すごく心に残っています。
CHOI JUNG EUN:特定の言葉ではないのですが、普段からみんなでお互いをサポートし合っているのがいいなと思っています。たとえば、メンバー同士でビタミン剤や薬を渡して、気配りをしていますね。
――優しい……! 一方で、ステージではバチバチに決まっているパフォーマンスを披露されています。先ほど自己申告もありましたが、ステージ上と素でいちばんギャップがある方はやはりKOKOさんですか?
BANG JEE MIN:みんなギャップはありますが、やっぱりKOKOちゃんがいちばんギャップが大きいと思います。特に食べ物のお話をしている時の、目の輝きはステージと同じくらいです(笑)。喋るスピードもすごく速くなるんですよ。
KOKO:食べ物の話が大好きです!(笑) たしかに、マインド的にもステージに上がると別人になります。普段もすごく考え込んでしまうタイプではないのですが、ステージ上ではより一層何も考えずにパフォーマンスできていると思います。でも、私から見てもメンバーみんなギャップがあって、別人になっていますね。たとえば、JEE MINちゃんはステージ上ではクールビューティー全開ですが、普段お話ししていると溶けそうなくらいふわふわしています。
BANG JEE MIN:(ニコニコ笑う)
KOKO:この笑顔も溶けそうじゃないですか!? 本当に別人ですね。
「iznaの中でいちばん可愛いパフォーマンス」な
「DUMB HOT!」
――そのギャップも皆さんの魅力ですね。そして、9月2日にはiznaの日本1stミニアルバム『HANDLE WITH CARE』で、日本デビューを果たされました。まず、このタイトルを聞いた時にどんなアルバムになりそうだと感じましたか?
MAI:アルバムタイトルより先に、タイトル曲の「DUMB HOT!」を聴いたんですね。その時は、いい意味で予想を裏切った感じがして。今までのiznaからは想像できない楽曲だなと思いました。「DUMB HOT!」を初めて聴いたのは「Mamma Mia」の活動期くらいのタイミングだったんです。日本デビューも「Mamma Mia」のようなクールなテイストでいくと思っていたので、明るくてポップという真逆の楽曲で驚きました。と同時に、日本らしさを感じる楽曲だったので、いよいよ日本でデビューするんだとワクワクもしました。日本にいらっしゃるnaya(※iznaのファンネーム)の皆さんが、もっと(私たちを)好きになってくれるんじゃないかと思いましたね。
――なるほど。今までとは違ったテイストの楽曲がタイトル曲になっている『HANDLE WITH CARE』では、皆さんの新たな魅力も見えていそうです。
KOKO:それこそ「DUMB HOT!」のパフォーマンスは、個人的にiznaの中でいちばん可愛いパフォーマンスになっていると思っていて。私たちは練習でディテールをめちゃくちゃ合わせるのですが、今回はかわいくてフレッシュなパフォーマンスということもあり、いつもより自由。フリースタイルを披露したり、笑顔を見せたり、私たちの本当の魅力が伝わると思います。
BANG JEE MIN:パフォーマンスの中に、アイコンタクトを取るパートもあります。
MAI:振りの中でアイコンタクトをする部分が結構あるのですが、お互いの表情を見ることで自然と楽しい雰囲気が作れていると思います。
――個性を出しつつも、グループとしての一体感を出すコツがあるのでしょうか?
KOKO:私たちの場合はフィードバックを送り合っています。もし誰かひとりが違う雰囲気だったら、パフォーマンスディレクターの方が教えてくださったり、メンバー同士で「そこはもうちょっとだけかわいくしよう!」と言ったり。意見を言い合うのが大切なのかもしれません。
CHOI JUNG EUN:かわいさのレベルを合わせるイメージです。たとえば、私のパートには“アグンパンポーズ”(あごの下に手を添えるポーズ)があるのですが、ピュアでかわいい曲に合わせて、どうやったらよりかわいく表現できるかをみんなで話し合いました。
BANG JEE MIN:ほっぺを膨らませたりだとか、いろんな表現を試しました。
CHOI JUNG EUN:私は、ピュアでかわいい表現をあまりしたことがなくて。なので、今回はSAE BIちゃんが先生になってくれました。
JEONG SAE BI:はい、みんなにかわいい表現をレクチャーしました!
RYU SA RANG:他にも、レコーディングの時は、楽曲に合わせてさわやかでかわいい声で歌うように意識していました。
DUMB HOT! / izna
リリース情報
ミニアルバム『HANDLE WITH CARE』
- 2026/9/2 RELEASE
公演情報
【2026-2027 izna Concert Tour: WHO DAT GIRL? in JAPAN】
2027年3月12日(金)福岡・Zepp Fukuoka
2027年3月14日(日)東京・Zepp Haneda(TOKYO)
2027年3月27日(土)愛知・Zepp Nagoya
2027年3月28日(日)大阪・Zepp Namba(OSAKA)
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自分を大切にするために
――もうひとつの新曲「HEADACHE」についても教えてください。こちらはどんな表現をされたのでしょうか。
JEONG SAE BI:パッと聴くと、メロディーなどは跳ねる感じやポップな感じがすると思うのですが、歌詞を見ると明るいだけではなく、深い意味も詰まっていて。跳ねる部分は声のトーンを明るくして、メッセージが込められている部分は感情を乗せて歌うなど、1曲の中でもいろんな表現を込めています。
BANG JEE MIN:楽曲に合わせて細かくアティチュードやスタイルを変えるのが大事だと思っていて。楽しい曲の時は楽しく、「Mamma Mia」のようなシックな曲の時はクールに、と曲や歌い方に合わせて表現を変えています。
――お話を聞くと、パフォーマンスにおいて皆さんのクリエイティブが反映されているように感じました。たとえば、振付師さんから伝えられたダンスを忠実に再現するのではなく、自分たちなりのバイブスを入れるというようなことは珍しくないのでしょうか。
KOKO:まず振付師さんが作ってくださった振りを忠実に習ってから、少しずつ変えていくのがiznaのスタイルです。みんなでしっかり合わせた上で、ひとりずつ個性や魅力を見せられるフリースタイルやジェスチャーを入れたり、身体の角度を変えたりしていますね。
JEONG SAE BI:だからこそ、私たちはいろんなテイストの楽曲を自分たちのものにできているんだなと思っています。
――そんなパフォーマンスについて、「DUMB HOT!」と「HEADACHE」の注目ポイントを教えてください。
MAI:「DUMB HOT!」はダンスがポイントです。右手で顔を仰ぐ振りがあって、曲中に何回も出てくるので注目してみてください。「HEADACHE」は6人6通りのボーカルがよく表れているので、歌詞を見ながらぜひ私たちの声に注目してほしいです。
KOKO:友だちと一緒に歌ったら、盛り上がると思います!
――ちなみに、今回のアルバムは「最も大切に扱うべき存在は、結局“自分自身”である」というメッセージが込められています。皆さんが自分を大切にするためにやっていることはありますか?
RYU SA RANG:韓国語に「ソファッヘン」という言葉があるのですが、これは「小さいけど確かな幸せ」という意味なんです。その「ソファッヘン」を大切にするようにしています。私の場合は、自分だけの時間を作ること。人の目を気にせず、自分がやりたいことに集中する時間を作っています。その時間で、映画やドラマを見ることが多いですね。
――何系の作品がお好きなのですか?
RYU SA RANG:ホラー映画が大好きで、JUNG EUNちゃんとは映画友だちでもあります。スケジュールが終わった後、一緒に見に行くこともあります。
KOKO:このふたりは、いつもリビングのソファーでホラー映画を見ながら、「キャー!」って叫んでいます(笑)。
RYU SA RANG:韓国ホラーも面白いですが、日本ホラーもめっちゃ怖くてお気に入りです!
CHOI JUNG EUN:ホラー映画以外で言うと、うまくいかないなと思った時に練習室に行くようにしていて。照明を全部消して、自分がその時歌いたい曲を流して自由に歌ったり、踊ったりしています。メロディアスな曲が好きで、そういう楽曲を聴いていると感情がグワッとあふれる瞬間が来るんですよね。それを感じることで音楽に対する愛情も深まって、自信が取り戻せる気がしています。
KOKO:私はどれだけ辛くてしんどくても、笑顔でいることを大切にしています。そうすることで、自ずとテンションが上がるんです。あとは、美味しいものを食べて、悩みをメンバーに相談すると気持ちが軽くなるし、自分を大切にしてあげられている気持ちになります。ちなみに、今いちばんオススメなのが黄(ファン)チーズのデザート。ぜひ食べてみてください!
待ち望んでいた日本デビュー
――ありがとうございます。では、日本での活動についても聞かせてください。まず、日本デビューが決まった時、メンバー同士でどんなお話をされたのでしょうか。
MAI:日本デビューはメンバー全員がずっと待ち望んでいたことだったので、本当に嬉しかったです。お互いに「おめでとう。頑張ろうね」と声を掛け合いました。ただ、日本でいいスタートを切るためには一生懸命準備をしなくちゃいけませんし、今のiznaはどんなものを見せられるのか、どんなことを求められているのかなどたくさん話し合いをしました。
――その結果、9月6日の日本デビューショーケースも成功されましたね。nayaの方々の反応や手応えはいかがでしたか?
BANG JEE MIN:ショーケースはすごくドキドキ、ワクワクしました。皆さん立ち上がって応援してくださっていて。私たちからエネルギーを感じてくださっているんだなと思って、誇らしい気持ちになりました。パフォーマンスをしていない時でも、リアクションを取ってくださったり、優しい目で見てくださったりしているのが感じられて、嬉しかったです。
JEONG SAE BI:日本に来る前からショーケースを楽しみにしていたのですが、nayaの皆さんがMVなどにもたくさん反応してくださっていたのが嬉しかったです。「HEADACHE」もいい曲だと言ってくれたので、誇らしさを感じました。
――来年の3月からは日本でも全国ツアー【2026-2027 izna Concert Tour: WHO DAT GIRL? in JAPAN】が行われますね。
KOKO:このワールドツアー(【2026-2027 izna Concert Tour: WHO DAT GIRL?】)は9月19日のソウル公演から始まるのですが、まず私たちはツアーを行うこと自体が初めてなので、ワクワクしながら練習をしています。そして、日本でもツアーができることも嬉しく思っています。日本では東京、大阪、名古屋、福岡を回るのですが、特に私の地元の大阪でライブができることが本当に楽しみです。このツアーができるのもnayaの皆さんのおかげなので、感謝してもしきれないほどです。
MAI:私たちの魅力を詰められる分だけ詰めたコンサートになると思います。
――ツアー以外に、日本での活動も増えていくと思います。メンバーと一緒にやってみたいことはありますか?
BANG JEE MIN:私はみんなでテーマパークに行ってみたいです。
一同:いいね!
BANG JEE MIN:そして日本語を勉強して、日本にいらっしゃるnayaの皆さんと直接お話がしてみたいです。
KOKO:今でも日本語上手だよ?
BANG JEE MIN:1年くらい日本語を習っていますが、まだまだ頑張ります!
MAI:あとは、メンバー全員面白いことも楽しいことも大好きなので、バラエティ番組に出演したり、ファッションやメイクが好きなメンバーも多いのでビューティー系のお仕事に挑戦したりしたいです。いろんなiznaの魅力を日本でもお見せできたらいいなと思っています。
――皆さんの活躍を楽しみにしています。では最後に、『HANDLE WITH CARE』=取扱注意というタイトルにかけて、「このメンバーにはこう接するといいよ」というメンバー内のルールがあれば教えてください。
RYU SA RANG:JEE MINちゃんは、美味しいピザとプレゼントを渡すと喜んでくれます!
BANG JEE MIN:SAE BIちゃんは愛嬌たっぷりで、よいリアクションも取ってくれるお話好きな子です。たくさん一緒におしゃべりすると喜んでくれます。
JEONG SAE BI:MAIちゃんはお姉さんみたいな存在なので、気持ちを素直にたくさん表現して甘えれば喜んでくれます!
MAI:KOKOちゃんはやっぱりデザート。デザートをプレゼントするとめちゃくちゃ喜んでくれるのですが、美味しいものの話を聞くことでもテンションが高くなってくれます。聞いていないことまで全部教えてくれるので、質問をして、おすすめを一緒に食べるのがいいと思います。
KOKO:JUNG EUNちゃんは、自分自身がかわいいことを知らないので、定期的にかわいいと言ってあげることが大事です!
CHOI JUNG EUN:よく「かわいい」って言ってくれるけど、本当なのかなぁ……? と思っています。
KOKO:本当だよー!
CHOI JUNG EUN:SA RANGちゃんはその名前の通り、いつも愛を持って行動したり、生活をしています。愛情表現として、ハグをしてあげると喜ぶと思います!
MAI:日本の活動でも、こんな私たちの魅力と作品をしっかりお届けできるように頑張っていきます!
リリース情報
ミニアルバム『HANDLE WITH CARE』
- 2026/9/2 RELEASE
公演情報
【2026-2027 izna Concert Tour: WHO DAT GIRL? in JAPAN】
2027年3月12日(金)福岡・Zepp Fukuoka
2027年3月14日(日)東京・Zepp Haneda(TOKYO)
2027年3月27日(土)愛知・Zepp Nagoya
2027年3月28日(日)大阪・Zepp Namba(OSAKA)
関連リンク
HANDLE WITH CARE
2026/09/02 RELEASE
BVCL-1552 ¥ 2,200(税込)
Disc01
- 01.DUMB HOT!
- 02.HEADACHE
- 03.IZNA (Japanese Ver.)
- 04.SIGN (Japanese Ver.)
- 05.Mamma Mia (Japanese Ver.)
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