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<インタビュー>Maison de Queen、デビュー1周年記念日にバンド編成ライブ開催──「Glorious days」制作陣と紐解く魅力と軌跡

Interview & Text:西廣智一
Photo:Yuma Totsuka
2024年9月よりライブ活動を開始した6人組アイドルグループ・Maison de Queenが、4月14日に川崎CLUB CITTA'でワンマンライブ【MAJOR DEBUT ANNIVERSARY LIVE】を開催する。この日は現体制1周年という節目であると同時に、彼女たちのメジャーデビュー日にも当たる、幾重にも記念の重なった1日となっている。しかも、その華々しい門出を祝うかのように、Maison de Queenとゆかりの深いミュージシャンたちが一堂に会した、バンド編成でのライブが展開される予定だ。
今回このライブ開催を記念して、Maison de Queenのライブのクライマックスに欠かせないパンクチューン「Glorious days」の制作やレコーディングに関わった面々が集結。作詞を手がけたアサミサエと、同曲の作曲およびギタリストの告井孝通、レコーディングから引き続きライブにも参加するサトウレイ(Ba)、庄村聡泰(Dr)、「Glorious days」をはじめ数々の楽曲で振付を担当する北村仁、そしてMaison de Queenを代表してぁぃぁぃという6名に、彼らだからこその視点によるMaison de Queenの魅力や、「Glorious days」が完成するまでに経緯、来る【MAJOR DEBUT ANNIVERSARY LIVE】への意気込みを語り合ってもらった。
バンドから見たMaison de Queenの印象とは?
――まず、Maison de Queenってどんなグループなのかを、ぁぃぁぃさんに簡単に説明していただけますか?
ぁぃぁぃ:Maison de Queenは「新進気鋭のロックアイドル」と言わせていただくぐらい、ずっとロックサウンドにはこだわっておりまして。毎週2、3回以上はライブハウスで対バンライブを常にしていて、たまに大きな会場でワンマンライブもさせていただきながら、現場重視で日々奮闘しているアイドルグループとなっております。
――音源を聴く限りでは、サウンド的に完全にバンドサウンドがぴったりだなと思うんですけど、バンド編成でのライブって最初はいつ頃だったんですか?
ぁぃぁぃ:昨年の12月にお試しみたいな感じでやって。そのあと、今年の1月9日に東名阪ツアーの東京公演が渋谷CLUB QUATTROでありまして、そちらが本格的なバンド編成でのライブでした。なので、まだ数えるほどなんです。
――今日集まっていただいた皆さんは4月14日のライブに参加するわけですが、そもそもは昨年リリースした「Glorious days」の制作に参加したことがきっかけだったそうですね。皆さんは最初、Maison de Queenに対してどんな印象がありましたか?
サトウレイ:僕は告井さんからお誘いいただいて、「Glorious days」のレコーディングに参加したんですけど、事前に過去曲をいろいろ聴かせていただいたところ、「Glorious days」はちょっと異色な感じがして。ただ、Maison de Queenがやっていること自体は僕がわりと得意なジャンルでもあったので、「思い切りやっちゃっていいんですか?」みたいな気持ちでした。
庄村聡泰:俺はもともとアイドルが好きだったりするので、もちろんレコーディングにお声がけいただく前から知っていたんですけど、メンバー1人ひとりのビジュアルやキャラの立ち方、とっ散らかり方が本当にすごいなと思っていて。この個の強さが集まって、それであのスピーディーな楽曲で攻めて、今度はメジャーじゃないですか。なので、ガンガンにやり散らかして欲しいなという、いちアイドルファンとしても期待の存在ですし、そこにドラムとして参加できることを非常に嬉しく思っている次第です。
アサミサエ:私は「Glorious days」をはじめ、Maison de Queenの楽曲でいくつか作詞をさせていただいて、それをきっかけにライブも何度か拝見していますが、ライブアイドルっていうものにすごくこだわりを持っているのが伝わってくるステージで。今はたくさんアイドルがいらっしゃいますけど、私もずっとバンドをやっていたからわかりますが、Maison de Queenは現場主義みたいな精神を大切にしているグループだと思っていて、そこが自分的にもフィットするんですね。なので、歌詞を書くのもすごく楽しいですし、関わっていくことでより入り込んじゃって、何か力になれたらなみたいな気持ちでだんだん沼にハマってしまっています(笑)。
告井:僕はMaison de Queenの前に、ぁぃぁぃとは知り合っていたんですが、たまたま書いた曲がMaison de Queenのプロデューサーにハマったこともあり、それをライブでも披露したらお客さんにも喜んでいただいたという経緯があり、ここまでいろいろな形で携わらせていただいています。今のMaison de Queenはみんなキャラ立ちしていますけど、そこにたどり着くまでの変遷も見てきているので、常に応援したい気持ちでいましたし、メジャーデビューのタイミングにバンドとして参加できるのは、個人的にもすごく楽しみです。
北村仁:僕はMaison de Queen立ち上げ当初から、振り付けで参加させていただいているんですが、いろいろ見ていく中で……僕はぁぃぁぃちゃんとジェニーちゃん、もいちゃんを御三家と呼んでいるんです。それはどんな壁があっても何としても乗り越えて、その先の世界をどんどん広げて、また新しい壁があったら越えていくから。そんな彼女たちの姿を見てきて、感情移入もしやすかったですし、彼女たちのストーリーを汲み取りながらファンにも伝わる振り付けを作れるのは、クリエイターとしてもすごく幸せだなと思っています。
ぁぃぁぃ:こういうお話を聞くのは初めてなので、皆さんの一言一言に勇気付けられました。あとでほかのメンバーにも伝えますね(笑)。
ぁぃぁぃの声は「ロックなちいかわ」みたい
――告井さんとアサミさんは楽曲制作という形で、初期からMaison de Queenに関わり続けていますが、その過程でMaison de Queenらしい個性が固まっていく瞬間も目撃してきたのかなと思いますが。
告井:そうですね。そもそもぁぃぁぃとの出会いはMaison de Queen結成までにまでさかのぼるんですけど、当時ぁぃぁぃのソロ楽曲を僕が手掛けていて。その曲をレコーディングしたとき、プロデューサーから「この歌じゃない」って言われたんですよ。
ぁぃぁぃ:私の声が特徴的すぎて、プロデューサー曰く「ロックなちいかわ」みたいだということで(笑)。
アサミ:私は告井さんとはお付き合いが長いんですけど、告井さんがやっているアイドルならきっと普通じゃないんだろうなと思って(笑)。事前に何も言われなかったんですけど、いただいた楽曲を聴くとすごくロックなサウンドだったので、歌詞も型破りなものじゃないと面白くないんじゃないかというのもありました。最初に作詞させてもらったMaison de Queenの楽曲が「I mean」だったんですけど、曲を聴いた瞬間に「これはMaison de Queenとして今後、ずっと歌うことになるんだろうな」と思って。なので、長いこと活動が続いていても、この曲を歌えば初心に立ち返って強くなれるようなものにしたかったんです。ぁぃぁぃちゃんと初めて話したときに、この曲に対して「アサミさんの歌詞は言霊的だ」と言ってくれたんですけど、ちゃんと思いが伝わっていたんだなと嬉しかったですね。
ぁぃぁぃ:こちらこそ、そういう曲を活動初期からいただけて本当に嬉しかったです。サエさんはMaison de Queenにとっての、未来の預言者なんですよ(笑)。「I mean」は今ではライブで毎回のように最後に歌う曲になっていて、私が歌うパートに〈掴む未来〉と〈超えて期待〉というフレーズがあるんですけど、毎回歌うたびに「今日のライブはみんなの期待を超えられたのだろうか」っていつも考えさせられるし、しかも大きな声で力強く歌うパートになっているので、この曲がある限り自分たちは進化を止めちゃいけない、未来を掴んでいかなくちゃいけないと思い知らされるんです。サエさんはそういうことを、Maison de Queenが結成された頃から予言していたんですね。
公演情報

【MAJOR DEBUT ANNIVERSARY LIVE】
2026年4月14日(火)神奈川・CLUB CITTA'
OPEN 18:30 START 19:30
チケット:
SSチケット 22,000円(税込・特典付き)
Sチケット 12,000円(税込・特典付き)
一般チケット 3,000円(税込)
女性/U-20チケット 2,000円(税込)
+別途1D代必須
※全チケット整理番号付
※特典詳細については画像にて確認
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ぁぃぁぃから見たバンドメンバーの印象は?

――ここまではバンドの皆さんからMaison de Queenに対する印象を聞いてきましたが、逆にぁぃぁぃさんから見たメンバーの皆さんの印象っていかがですか?
ぁぃぁぃ:聡泰さんやレイさんとは「Glorious days」のレコーディングのときに初めてお会いしたんですけど、ほとんどのアイドルって完成した音源を受け取って「こういう曲調なんだ、こういう歌詞の内容なんだ」と初めて知ることが多いじゃないですか。自分たちはアウトプットの部分で何かを考える側だと思っていたけど、初めてバンドレコーディングの様子を見学させてもらって、「こっちの音のほうがいいんじゃないか」とか「このフレーズのほうがいいよね」というやりとりをしながら完成していく瞬間にメンバーが立ち会えたことがすごい刺激になって。まだまだひよっ子な私たちがここに仲間入りさせてもらえることで、1曲1曲に対する向き合い方もだいぶ変わったと思うので、今から4月のライブが本当に楽しみなんです。
告井:嬉しいね。頑張らなくちゃ。
庄村:頑張る以外の言葉が出てこないです(笑)。
――せっかくこういう特別な機会なので、ぁぃぁぃからバンドメンバー1人ひとりの印象も聞かせていただけるとありがたいです。
ぁぃぁぃ:実は、ベースのレイさんとはまだあまりお話をしたことがなくて。
サトウ:レコーディングのときに、ちょっと話したくらいですものね。
ぁぃぁぃ:あとはライブを観に来ていただいた程度の接点で。なのに、Maison de Queenの曲をめちゃめちゃ分析して、バンド化するためにいっぱいお仕事をしていただいているという噂は聞いております。メンバーと交流を持つ前にそんな課題を与えてしまって申し訳ない気持ちもあるんですけど、これから迷惑をかけないように仲を深めていきたいと思います。
サトウ:頑張ります(笑)。
ぁぃぁぃ:聡泰さんは「Glorious days」のレコーディングのときに、アイドルが好きとおっしゃっていたのを聞いて、めっちゃ意外だなと思ったんです。最初、メンバーの間でもこれまで会ったことのないタイプの方だったので、大丈夫かなって思っていたんですけど……。
庄村:見た目がね(笑)。
ぁぃぁぃ:でも、めちゃくちゃ温かくて愛の強い方なんだなとわかってからは、すごく距離が縮まった気がします。聡泰さんは普段ロックの世界で活躍されていて、私たちはアイドルと、ジャンルは違うかもしれないけど、音楽という大きな括りの中ではボーダレスじゃないですか。そういう意味では、今もこうしてフラットに向き合ってもらえていることはすごく嬉しいですね。あと、メンバーの中で話題になっていたのは、聡泰さんがドラムを叩いているときに「気持ちいい! 楽しい! 最高だ!」と言ったこと。しかも、レコーディングも何回かリハーサルをしたあとに本番ワンテイクでOKだったので、それも印象的でした。
庄村:ありがとうございます!
ぁぃぁぃ:サエさんは歌詞をたくさん書いていただく中で、いっぱいお話もさせていただいているんですけど、このチームの中では一番メンバー視点に近い立ち位置だと思っていて。
アサミ:メンバー以外では、この中で唯一女性ですからね(笑)。
ぁぃぁぃ:本当にいつも共感しやすくて、メンバーがわかりやすい、想像しやすい歌詞を書いてくださっているので、本当に感情移入しやすいですし。みんなサエさんが書いてくれた歌詞に合わせて、いろんな思いを重ねていると思うので、今や「Maison de Queenの良心」みたいな存在です。
アサミ:えーっ、嬉しい!
『I MEAN』 BANDSET LIVE MV - Maison de Queen - FIRST JAPANTOUR FINAL @ CLUB QUATTRO 2026.01.09
ぁぃぁぃ:告井さんはもはや、「Maison de Queenの育ての親」のひとりといいますか、Maison de Queenに潤いの水をかけ続けてくれている方ですよね。私たちはライブアイドルシーンの中ではまだまだ新参者なんですけど、「『おっ!』と言わせてやるぞ」みたいに胸を張れるのは告井さんが作ってくださる曲があってこそ。初めて「I mean」を聴いたときも「これを自分の声で世に出したい!」と強く思ったんですけど、その時点ではMaison de Queenに加入することが決まっていなくて、ある意味「I mean」に背中を押されて加入を決めたところもあるので、自分の人生に革命を起こした人ですね。
告井:その話は初めて聞くけど、嬉しいなあ。ありがとうございます。
ぁぃぁぃ:仁先生は振り付けを通して初期からメンバーと関わり続けて、見守り続けてくださっていて。私たちは特別スキルが高いわけじゃなくて、こうやって豪華な皆様に力を分け与えていただくことでMaison de Queenが成立していると思うんです。そんな中で仁先生はいい感じにうちらの実力を理解して、できないところはカッコ良く見えるように工夫してくださって、メンバー1人ひとりがどうやって個性を発揮できるかをレッスンしてくださるので、本当にいつもステージングでお世話になっております。
北村:ありがたいですね、そう言ってもらえるのは。
公演情報

【MAJOR DEBUT ANNIVERSARY LIVE】
2026年4月14日(火)神奈川・CLUB CITTA'
OPEN 18:30 START 19:30
チケット:
SSチケット 22,000円(税込・特典付き)
Sチケット 12,000円(税込・特典付き)
一般チケット 3,000円(税込)
女性/U-20チケット 2,000円(税込)
+別途1D代必須
※全チケット整理番号付
※特典詳細については画像にて確認
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「Glorious days」が完成するまでの道のり
『Glorious days』 LIVE MV - Maison de Queen - THE FIRST ONEMAN LIVE @ ZeppShinjuku 2025.09.11
――ここからは、「Glorious days」という楽曲がどのよう完成したのか、その過程を皆さんの口から解説していただけたらと思います。
告井:まず最初に、パンクロックやメロコア的な楽曲が欲しいというオーダーがあったので、「こういう感じかな?」と勢いで作ったものを送ったら、それが採用されたところから始まって。正直、暖簾に腕押しのまま作ったところがあったので、採用されるとは思っていなかったんですよ。しかも、自宅で打ち込みで作ったものだったので、「この状態のままスタジオで歌を録って完成させるのは嫌だな。これは生演奏じゃないと雰囲気が出ないんじゃないか」と思ってしまって。それで、以前から「いつか一緒にやりたいよね」という話を聡泰としていたことがあったり、レイとはちょっとパンキッシュだったりメタル寄りの曲のレコーディングをお願いしたこともありまして、なおかつ僕がどうしても使いたいスタジオがひとつあって。
ぁぃぁぃ:しかも、「画角的にもアイドルさんの絵として映えるだろうなと思ったから、歌も映像もそこで録っちゃったらどう?」という話になり、最終的にプロデューサーやバンドの皆さんから快諾していただいて。あのスタジオのミュージック・ビデオは告井さんの発案なんです。
告井:そういう経緯があって、デモ音源から生音に差し替えることになり。しかもあの曲はほぼエディットしていない、録りっぱなしに近い状態なんです。なので、めちゃくちゃ細かく言うと音が“揺れている”んですよ。だけど、そっちのほうがお客さんの感動を呼ぶんでしょうね。ライブでこの曲をパフォーマンスしているのを観て、自分が最初にイメージしたものとは全然違う盛り上がり方をしていたので。それこそ、最初にプロデューサーから送られてきたのが、海外のライブでサークルモッシュが起きている映像だったんです。それをこのバンドメンバーのグループLINEで共有したんですよ。そうしたらこの人(庄村)が「俺がやったらもっともっと盛り上げる自信があります!」と(笑)。
一同:(笑)。
ぁぃぁぃ:最高ですね!(笑)
告井:おそらくその言葉が、4月14日のライブでは証明されるはずだと思いますよ(笑)。とまあ、そんな感じでレコーディングの前からこちら側の熱量は一方的に高まっていたわけです。
庄村:自分はジストニアを理由に、一度バンドやドラムをやめている人間なので、ほかの人と比べてステージに立つことだったりドラムを叩くことに対する重みがちょっと違うんですよね。それがある意味、バンドにいたらできなかったこと、いわば「Ifの世界線」を歩んでいるような感覚があって。だから、ここまで皆さんから飛び出した話もそうですけど、多分全員バックボーンが違っているけど、皆さんが持ち寄ったものがこの曲で交差して、こういう形に仕上がった。僕だって、さっきの告井さんの話じゃないですけど、これがバンドライブにまで発展し、そのために今日レーベルの会議室で座談会をするまでに発展するなんて、1年前には想像もしていなかったことですから(笑)。
ぁぃぁぃ:確かに(笑)。
庄村:あまり過去に例のないものを作り上げてきたMaison de Queenだからこそ、何かに引っ張られるようにこのメンツが集まり、奇しくもメジャーデビューのタイミングにバンドライブをすることになったわけですから。
告井:そう考えると、今はすべての伏線回収をしている感じなのかもしれませんね。だって、最初にぁぃぁぃがソロ曲で「ロックなちいかわ」な歌い方をしてなかったら、「I mean」にもつながらなかったわけだし。
ぁぃぁぃ:全部の奇跡の交わりが、ここで形になって表れたわけですね。はあ〜、全部納得です!
――ベースに関してはいかがでしたか?
サトウ:告井さんから一発録りするよと聞いたとき、「えっ、やっちゃっていいんですか?」って言いましたけど、内心は「ヤ、ヤベエ……」ってドキドキでしたから(笑)。
告井:だって、歌まで全部録り切ろうと思ってたから、オーバーダビングしている時間なんてないし(笑)。
サトウ:僕、レコーディングに向けてアンプを買い換えましたからね。
ぁぃぁぃ:えーっ、すごい!
サトウ:それぐらい気合いを入れて臨んで。だって、ぁぃぁぃさん含めメンバーもみんなカッコいいし、楽曲もカッコいい。そこで、新たにこのパンクやメロコア路線でいくんだとわかったら、ベースもさらにカッコいいものにしないといけない。正直、必死ではありましたね。あと、実は聡泰さんとはジストニアでドラムをやめられたあとにお会いしたことがあって。告井さんに「ドラムは誰にするんですか?」と聞いたら、まさかここでご一緒できるなんて奇跡でしかなくて。めっちゃ嬉しかったですね。だからもう……僕はずっと緊張していました(笑)。
庄村:いやいや。僕は今回、レイくんがベースで本当に良かったですよ。僕はとっ散らかり系の演奏者で、やりたいようにやる、そうやること以外考えられないタイプなので、ゴールキーパー的にどっしり構えてくれているので、いいバランスだったんじゃないかと思いますよ。
――歌詞もライブを重ねるごとに、言葉の重みがどんどん増している印象がありますし。
アサミ:そうですね。Maison de Queenはファンの皆さんと一緒に未来を作り上げてきたアイドルグループなので、聴くことでより熱量が高くでなるような歌詞がいいなっていうことは、書いているときから意識していて。Glorious days」に関しては、これから見るであろう景色や作っていくストーリーに対して「全部やり切った! 全部叶ったよね!」という未来をイメージしつつ、最終的には誰もが口ずさめるようなアンセム的な楽曲になったらいいなと考えて、楽しみながら書かせてもらいました。
――これまでのほかの楽曲と比べると、全体的に余白を感じる作りだと思うんですけど、そのほうが化ける可能性が高いんですかね。その余白に、聴き手側が思いを重ねやすいというか。
告井:ああ、なるほど。それは大いにあると思います。歌詞含めて、受け手側がどんどん想像を走らせやすい音楽のほうが、きっと化けるんでしょうね。そういう意味では、僕やサエが携わったMaison de Queenの楽曲はそういうタイプが多いのかもしれない。
――また、そういう楽曲の振り付けに手話を取り入れているというのも、すごく個性的ですよね。
北村:そうですね。自分のスタイルとして手話を取り入れることはよくやっているんですけど、ストレートに歌詞が伝わりやすいし、動きにもメッセージ性が生まれるんですよ。なので、勇気やパワーをもらえるような言葉が並んだ箇所は、そういう振りを付けやすいですし、付けやすいからこそ伝わりやすい。さっき、この曲の作詞において「全部やり切ったぞ」という未来をイメージして書いたとアサミさんがおっしゃっていましたが、僕はこの振り付けを作るときに一番最後だけ先に作っていて。
ぁぃぁぃ:えーっ、すごい! サエさんがイメージしていたことに近いじゃないですか!
北村:だから、僕も今驚いているんです。僕は逆算して、Maison de Queenのみんなとファンの皆さんが「やり切ったぞ!」みたいにエンディングを迎えるイメージで最後から作ったんですけど、ライブに行ったときにこの曲が終盤に披露されていたから、「あ、ハマったんだな。よかった」と安心しました。

――1人ひとりが持ち寄ったものが交差して、気付いたら曲がどんどん独り歩きしていった感がありますよね。
ぁぃぁぃ:本当にそうですよね。しかも、「Glorious days」って言ったら「終わりよければすべてよし」みたいな意味合いがあるじゃないですか。Maison de Queenはメンバーそれぞれに違うキャリアがあるんですけど、ライブの最後に「Glorious days」を披露するたびにすべての過去が肯定されたようになるみたいな、ある意味リセットじゃないですけど心がパッと晴れて。それはライブに来てくれるお客さんも一緒で、学校や仕事帰りとか夜勤明けとかいろいろある中でライブのために時間を空けてくれて、私たちの音楽を聴きに来てくれたことを、この1曲が「全部良かったことにしようぜ」としてくれたり、ライブがない日もこの曲を聴くことで「今日1日、いい日だったな」って思わせてくれたり、そういう魔法みたいな曲だなって思います。
公演情報

【MAJOR DEBUT ANNIVERSARY LIVE】
2026年4月14日(火)神奈川・CLUB CITTA'
OPEN 18:30 START 19:30
チケット:
SSチケット 22,000円(税込)
Sチケット 12,000円(税込)
一般チケット 3,000円(税込)
女性/U-20チケット 2,000円(税込)
+別途1D代必須
※全チケット整理番号付
※特典詳細については画像にて確認
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4月14日の【MAJOR DEBUT ANNIVERSARY LIVE】に向けた、それぞれの想い
――ここまでの伏線をすべて回収してくれそうなのが、4月14日のライブになるわけですが、この日はMaison de Queenのメジャーデビュー日であると同時に、現メンバーになってからちょうど1年というタイミングにも当たります。
ぁぃぁぃ:確かに! いろんなことが重なっているんだって、今実感しました。

――最後に、皆さんからライブへ向けた意気込みをいただけたらと思います。
サトウ:終わったあとに「全部出し切った!」と言い切れるくらい必死に頑張って、ベースというポジションでライブを支えます。
庄村:なかなかない座組ですし、すごくいびつでカッコいいものになるはずだと思うんです。いろいろなエンタメが揃ってる中で、僕はいびつなものを愛したいし、愛してほしいなと思っているので、そういうものを目撃しに来てほしいなと思います。
北村:僕は振付師として、分け隔てなくメンバー全員の魅力がオーディエンスに伝わるような振付を提供できればなと思ってます。
アサミ:私は今回のライブには出演しないんですけど……。
告井:マニピュレーターをお願いしたら断られてしまったので(笑)。ただ、ライブには来ていただけるはずだと思います。
アサミ:そうですね。Maison de Queenが真のライブアイドルだっていう証明になるような1日になります!
ぁぃぁぃ:予言だ!(笑)
告井:4月14日までにもう少し時間があるので、徐々にぁぃぁぃなりMaison de QueenのSNSアカウントから、こういうライブになるぞという匂わせがあると思うんです。もちろん、そういうライブをするつもりではいますし、加えてさっきの聡泰が言ったように意外性は求めていきたいなとも思っています。あとは、それぞれのアイディアをどこまでフィックスできるかを考えながら、一生懸命頑張ります。
ぁぃぁぃ:私たちからしたら、本当に心強い以外の何ものでもないんですけど、今日の皆さんのお話を聞いて私たちメンバーが歩んできた道だけじゃなくて、プロデューサーの歩んできた道の途中で生まれた縁が、こうして奇跡のように繋がって今のMaison de Queenができているんだと再確認できました。その奇跡が単なる運によるものではなくて、実力が伴うものだってことを4月14日に証明したいですし、この日はここまでのMaison de Queenの集大成であると同時に真の意味での始まりにもなると思うので、ぜひその瞬間を現場で目撃してもらいたくて。なので、私たちもバンドの皆さんに負けないぐらい、準備を頑張りたいと思っていますので、たくさんの方に会えるのを楽しみにしております!
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【MAJOR DEBUT ANNIVERSARY LIVE】
2026年4月14日(火)神奈川・CLUB CITTA'
OPEN 18:30 START 19:30
チケット:
SSチケット 22,000円(税込・特典付き)
Sチケット 12,000円(税込・特典付き)
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女性/U-20チケット 2,000円(税込)
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