Billboard JAPAN


NEWS

2020/04/18

SNS上で生まれた楽曲「Baby, Stay Home」 ライブハウス救済企画にて4/18にリリース

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、営業を自粛している施設を支援する企画「Save Our Place」から、13組のアーティストが参加した楽曲「Baby, Stay Home」が4月18日の20時にダウンロード開始となった。

 今作は、1982年生まれのミュージシャンがSNS上で突如始めた楽曲制作が元になり、飛び入りした同世代のミュージシャンを巻き込んで広がったものだ。家で過ごすことが多くなった人へ向けての歌詞とメロディーを、それぞれが自宅で吹き込み公開しては次につなぎ、わずか10日間ほどで完成した、まさに今の世の中へ向けて作られた楽曲とのこと。

 参加メンバーは、岩崎慧 (セカイイチ)、Keishi Tanaka、柴山慧、谷川正憲 (UNCHAIN)、LOVE、岸本亮 (JABBERLOOP, fox capture plan, POLYPLUS)、紗羅マリー (LEARNERS)、岩崎愛、村松拓 (Nothing's Carved In Stone, ABSTRACT MASH)、桃野陽介、松本誠治 (the telephones, We Come One, Migimimi sleep tight, 大宮Base)、ナギケン (HardyRyan)の12名に、カバーデザインを手がけたTA-1 (KONCOS, Anoraks)の計13組である。

 そして、参加メンバーで話し合った結果、「Save Our Place」にてダウンロード販売することに決定。クレジット決済手数料を除く楽曲の収益と新たに追加された投げ銭システムの収益は、3月、4月に参加メンバー自身が中止を決定した会場を中心に、ライブハウスとクラブへのドネーションとして全額送られる。ドネーション対象施設は、FEVER (東京)、GRAPEFRUIT MOON (東京)、musica hall cafe (札幌)、ONZO (高知)、Organ Bar (東京)、SHELTER (東京)、Sound lab mole (札幌)、UnderSea (高松)、WWW X (東京)、440 (東京)、ファンダンゴ (大阪)、ムジカジャポニカ (大阪)となっている。

 「Save Our Place」は、音楽配信サービスOTOTOYが立ち上げたプロジェクトで、企画の趣旨に賛同したアーティストが作った音源をOTOTOYで販売し、指定した施設へ寄付できるというものである。


◎配信情報
「Baby, Stay Home」
2020/4/18 20:00 RELEASE
1,100円(tax in.)
※投げ銭システムでの購入も可能