2012/11/06 12:00
来年1月には、待望の2ndアルバムのリリースを控えるローカル・ネイティヴスが、今週末【Hostess Club Weekender】の為に来日し、翌日11月5日にスペシャル・アコースティック・セッションを開催した。
中目黒の小さな古民家風バーラウンジで30人ほどの観客の前で行われた今回のセッション。前日行われたライブにて、サポートのベーシストが、メンバー兼任をしていたPOP ETCも姿も見せ、20分押しぐらいで、ローカル・ネイティヴスのメンバーがステージへ現れた。
まずは、1stアルバムのオープニング曲でもある「Wide Eyes」でスタート。全面木で出来たログハウス的な温もりのある会場が、一気に心地よい高揚感に包まれる。次に披露したのは、木漏れ日から漏れる光のようなカラフルなギターワークが、彼らの活動拠点となる西海岸を彷彿させる2ndアルバムからの先行シングル「Breakers」。そのまま今回の公演に合わせ来日前日にアレンジしたばかりという新曲「Heavy Feet」へ突入。冒頭のケルシーの憂愁に満ちた歌声に、テイラーのコーラスが加わりドラマチックに展開されていく。ベースのアンディの脱退やケルシーの母親の死など、様々な苦難にぶち当たり、成長していくメンバーの姿が、新作のインスピレーションの一部となっているということもあり、この曲のように新たな音楽の到達点が作品の中に見れるのではないだろうか。
「この曲は以前La Blogothèqueのセッション用(http://youtu.be/6hhE_sqJG3g)にアレンジしたヴァージョンだよ。」と演奏されたのは、バンドの一番の魅力でもある徐々にレイヤーされていくメンバーのコーラスワークが美しく、アレンジの完成度も一際高い「Who Knows, Who Cares」。ラストは、日本を意識してか、日本で先生をしていたケルシーの祖父について歌った「Airplanes」を披露。前日のライブや前回の来日の際にも歌詞中の“Japan”の部分の前に、ケルシーとテイラーが確信犯的に必ず微笑みあうのが印象的だったが、今回もその部分を歌った後の観客の反響に満足そうに微笑み合っていた。
30分弱の短いライブだったが、前回の来日から1年半の間に確実に演奏力、ヴォーカルワークにも磨きがかかり、エレクトリック・セットでの気迫ある力強いパフォーマンスとは一味違う、温かみのある演奏で彼らの従来の魅力が細部までダイレクトに伝わってきた。来年1月にリリースされる新作『ハミングバード』にも大いに期待したい。
【Local Natives アコースティック・セッション セットリスト】
2012.11.05
01. Wide Eyes
02. Breakers
03. Heavy Feet
04. Who Knows, Who Cares
05. Airplanes
◎リリース情報
『ハミングバード』
ローカル・ネイティヴス
2013年1月末発売予定
※日本盤はボーナストラック、歌詞対訳、
ライナーノーツ付予定
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