2017/09/14 15:30
大ヒット曲「アップタウン・ファンク」を巡り、マーク・ロンソンが再び告訴された。今度はファンク・バンド、ザップによる1980年の名曲「気分はザッピー / More Bounce to the Ounce」の版権を有するLastrada Entertainment Company, Ltd.という会社が、ロンソンほかプロデューサーのジェフ・バスカー、ソニー/ATV、ワーナー/チャペル、Vevo、Spotify、Appleなどを相手取り、2017年9月12日にニューヨーク連邦地裁で訴訟を起こした。
米ビルボードが入手した訴状には、「マーク・ロンソンは、新しいものを書くという目標を達成することができなかった。“アップタウン・ファンク”のかなりの部分は“気分はザッピー”からコピーされている。2曲の間の重要で相当な類似性は一般の観察者、ミュージシャン、独立系評論家やコメンテーターにより広く指摘されてきた」と書かれている。
ザップ側は、「アップタウン・ファンク」の47秒から2分10秒あたりまでの「導入の3音トークボックス・メロディがギターで二重奏されている部分、コードのパターン、8音のメロディ、器楽編成法、“doh”という言葉のトークボックス・ヴォーカリゼーション、バックビートでクラップが鳴るグルーヴ」などの要素が「気分はザッピー」に酷似していると主張している。
同様に、「アップタウン・ファンク」の48秒のオープニング部分も「事実上全部のギター・パート、ベースのメロディ、そしてヴォーコーダー・パート」を「気分はザッピー」から盗用していると指摘。トークボックスといえばザップのロジャー・トラウトマンというくらい、ヴォコーダー・エフェクトの先駆者だった彼のサウンドが、「アップタウン・ファンク」のトークボックス・シーケンスで使用されていると主張している。
“@freekbass: @vurnt22 and 'More Bounce To The Ounce' by Zapp”There It IS... I couldn't put my finger on the other tune!!!!
— Vernon Reid (@vurnt22) January 22, 2015
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
3
Billboard JAPAN 2025年年間チャート発表、Mrs. GREEN APPLE/Snow Manが首位
4
【ビルボード 2025年 年間Download Albums】Mrs. GREEN APPLE『10』大差で1位、Number_i/サザンが続く
5
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
インタビュー・タイムマシン







注目の画像



マーク・ロンソンvsケヴィン・パーカー/ウータン・クラン/チャイルディッシュ・ガンビーノ~【ガヴァナーズ・ボール】現地レポート(土曜日編)
リリー・アレン&マーク・ロンソンがタッグ、R・ウェインライトの胸を打つカヴァーを公開
マーク・ロンソン&ブルーノ・マーズを某ファンクバンドが著作権侵害で告訴
マーク・ロンソンの「アップタウン・ファンク」が米でダイヤモンドディスクに認定
【第58回グラミー賞】年間最優秀レコードはマーク・ロンソンft.ブルーノ・マーズ「Uptown Funk」が受賞










