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2016/09/19

マドンナをオマージュしたジャケットも話題、ブレイク必至の歌姫トーヴ・ロー新作の気になる内容とは?(Album Preview)

 2013年に発売したシングル「ハビッツ(ステイ・ハイ)」(最高位3位)の大ヒットで、その名を世に知らしめた、ポップ・シーンのニュー・ヒロイン、トーヴ・ロー。以降、「トーキング・バディ」(2015年)や、ニック・ジョナスとのコラボ曲「クロース」(2016年)などを続けてヒットさせ、一躍トップスターとなる。

 2014年に発売したデビュー・アルバム『クイーン・オブ・ザ・クラウズ』の大ヒットも記憶に新しいが、本作に続く、自身2枚目となるスタジオ・アルバム『レディー・ウッド』が2016年10月28日にリリースされると発表され、話題を呼んでいる。

 8月4日には、新作からの先行シングル「クール・ガール」が発売され、オーバーオールで妖艶に歌う姿が印象的なミュージック・ビデオは、既に1300万回の視聴回数を記録している。サウンドも、以前のトーヴ・ローとはまた違う、彼女の柔軟なヴォーカルワークが活かされた、最新のポップソングに仕上がっている。

 アルバム『レディー・ウッド』の先行予約は既に開始していて、本作をiTunesストアで予約すると、先行トラックの「クール・ガール」と、アルバムの2曲目に収録される「インフルエンス」がダウンロードできるようになっている。

 「インフルエンス」は、2015年の映画『ワイルド・スピード・スカイミッション』に起用された「シー・ユー・アゲイン」の大ヒットで知られるラッパー、ウィズ・カリファをゲストに迎えた、R&Bとポップをミックスしたようなタイトル。楽曲は、トーヴ・ローとウィズ・カリファの共作で、完成度の高さから、2ndシングルの候補にも上がっている。

 アルバムには、米国の大ヒット・ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書』の挿入歌を担当していたロックバンド、カロライナ・ライアーや、エリー・ゴールディングの「ビーティング・ハート」(2014年)などを手掛けた、ジョー・ジャニアック等が参加している。

 更に進化を遂げたトーヴ・ローのニュー・アルバム『レディー・ウッド』。彼女が、この2年で温めてきたものがすべて詰まった意欲作に仕上がっている。アルバム・ジャケットが、マドンナの『ライク・ア・プレイヤー』(1989年)とソックリなのも、気になるところ…。

Text:本家一成

◎リリース情報
『レディー・ウッド』
トーヴ・ロー
2016/10/28 RELEASE
https://goo.gl/fWCJry

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