2014/10/19 17:00
ジョージ・ハリスンのアップル・レーベル時代(1968年-1975年)のソロ作品がすべて最新リマスターされ、新パッケージにて登場。貴重な映像を収録したDVDと豪華本付、限定BOXセットも同時発売されている。
ジョージ・ハリスンは1968年からの7年間に6枚ものアルバムを制作、さらにその間にチャリティ・コンサートの元祖ともいえる【コンサート・フォー・バングラデシュ】を企画し、映画も1本制作していた。1970年、ザ・ビートルズの解散が発表され、ジョージもソロ・アルバム『オール・シングス・マスト・パス』を発売。アメリカをはじめ世界中のチャートで首位にたち、リード・シングル「マイ・スウィート・ロード」も全世界的に大ヒットを記録した。元ザ・ビートルズのメンバーとしてはイギリスとアメリカで最初にナンバー1シングルとなった。
1973年にはアルバム『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』を発表。精神世界と物質世界を歌った内容で前作と並ぶジョージの代表作となり、シングル「ギヴ・ミー・ラヴ」は全米ナンバー1となった。
1974年発売『ダーク・ホース』、1975年発売『ジョージ・ハリスン帝国』、ザ・ビートルズ在籍時代に制作されたサントラ『不思議の壁』(1968年発売)、インストゥルメンタル作品『電子音楽の世界』(1969年発売)も今回同時に新パッケージにて登場した。今回の『アップル・イヤーズ1968-75』の発売を記念して妻であるオリヴィア・ハリスンは電話インタビューに答えている。その一部をご紹介。
「(アップル・イヤーズ プロジェクトに関し)ジョージ本人が取りかかり始めたのは2000年くらいよ。まずは『オール・シングス・マスト・パス』のアニバーサリーを記念して出されたリマスター盤のために、そのあと『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』を彼はリマスターした。計画としてはすべてのアルバムをリマスターしたいと考えていたのよ。でもそれは叶わぬまま、時間は足りなくなってしまった。それで、私とダニーでその数年後に『ダーク・ホース・イヤーズ』を出した。そこから今までの時間がかかってしまったというわけ。(中略)実際の作業は1年半くらいだったけど、やりたいと思い始めてからは10年近くがかかってしまったわ。」
こちらのインタビューはユニバーサル ミュージックのジョージ・ハリスン公式サイトで公開されている。
◎ユニバーサル ミュージック ジョージ・ハリスン公式サイト
http://www.universal-music.co.jp/george-harrison
◎リリース情報
BOXセット『アップル・イヤーズ1968-75』
2014/10/15 RELEASE
UICY-76634 16,524円(tax in.)
<収録作>
『不思議の壁』
『電子音楽の世界』
『オール・シングス・マスト・パス(2CD)』
『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』
『ダーク・ホース』
『ジョージ・ハリスン帝国』
・2014年最新リマスタリング
・豪華BOX仕様
・国内盤のみSHM-CD
・特典DVD付(字幕入り)
※各作品分売有り
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