2011/07/25 00:00
アイスランドの歌姫BJORK(45歳)は、自らのレガシーについて思考をめぐらせることが嫌いだ。
「考えること自体、避けているわ。だってそんなことをしたら、私は麻痺してしまうし、プラグを抜かれたようになってしまうもの」と語る彼女は、全米だけでソロ6作品の合計売り上げが310万枚にも達するミュージシャンであり、CD、MP3の時代を飛び越えて更なる未来を見据える心の準備ができているアーティストだ。
「私はずっと以前から、アナログ盤やCDだけが音楽を伝える手段だとは思っていなかった。音楽の長い歴史を見渡すと、アナログもCDもごく短い期間に存在したフォーマットにしか過ぎないわ。確かなことは、どの時代にも音楽を聴く人間がいて、彼らに音楽を提供する側の人間もいる。そのことは永遠に変わらないってことよ」。
そんなBJORKが9/27にリリースする10曲入りのニュー・アルバム『BIOPHILIA』は、新しい試みとしてiPadのアプリ形式でのリリースとなり、タッチ・スクリーン技術を通じてリスナーたちに新たな音楽体験を促す作品となる。BJORKと開発チームの面々は、リスナーたちをアルバムのテーマである宇宙論へといざなうアプリケーションをデザインし、作品にはインタラクティヴ・ゲーム、ヴィジュアル、音楽ツールなども組み込まれるという。
また、iPadを持っていないユーザーに対しては、ユニークな楽器をフィーチャーした壮大なライヴ・ショー、子供たちに抽象的な音楽論を教える教育的プログラム、プロジェクトのメイキングを収めた90分のドキュメンタリー、そしてアプリ体験を投影したデザインのウェブサイトとして提供されることになっている。
アルバムはCDとしてもNONESUCH/ONE LITTLE INDIANレーベルからリリースされることになっており、第1弾シングル「CRYSTALLINE」は、その息を呑むようなミュージック・ビデオの公開以前にラジオで積極的にプッシュされている。
現在はDEREK BIRKETTと共にBJORKのマネージャーを務める元SONY MUSICの社長MICHELE ANTHONYは、「今回の作品は、何よりもBJORKの音楽そのものによって導かれたプロジェクトです。アプリケーション形式とライヴ・ショーという表現方法の違いはありますが、このプロジェクトの真髄は変わりません」とコメントしている。
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