2026/10/27 20:00
映画『汝、星のごとく』の公開週、主題歌と原作小説がBillboard JAPANのチャートでそれぞれ順位を上げた。同映画は凪良ゆうの同名小説を、横浜流星と広瀬すずのダブル主演、藤井道人監督で実写化した作品で、2026年10月9日に公開された。初日から3日間で動員23万4000人、興行収入3億5100万円を記録し、週末の国内映画動員ランキングで初登場4位となった。
主題歌は、RADWIMPSが書き下ろした「夕星-ゆうづつ-」。藤井監督とRADWIMPSの野田洋次郎のタッグは、映画では『余命10年』『パレード』に続き3度目となる。8月3日に公開された本予告で楽曲の一部が解禁され、10月2日に映画に先駆けてデジタル配信がスタート。映画公開日の10月9日21時には、MVがYouTubeでプレミア公開された。
Billboard JAPANの総合ソングチャート“JAPAN Hot 100”では、配信開始後初の10月7日公開分(集計期間:9月28日~10月4日)で58位に初登場。映画公開週の10月14日公開分(集計期間:10月5日~11日)では24位、10月21日公開分(集計期間:10月12日~18日)では19位に上昇した。
映画公開週の推移を指標別に見ると、ストリーミングは92位から33位に上昇し、ポイントは前週の約1.9倍に増加。ラジオも19位から12位へ順位を上げ、ポイントは約35%増となった。ダウンロードは9位から7位へ上昇し、トップ10を維持した。総合順位の上昇には、ストリーミングとラジオのポイント増加が伴っている。
RADWIMPSは総合アーティストチャート“Artist 100”でも存在感を示した。10月7日公開分では前週の7位から4位に浮上し、10月14日公開分は6位と、TOP10圏内を維持した。指標別ではダウンロードが16位から9位、ラジオが30位から14位へ上昇。
書籍面でも原作に大きな動きがみられた。総合書籍チャート”Book Hot 100”では、10月15日公開分(集計期間:10月5日~11日)で、前週の13位から4位へと上昇。これまでの最高位だった10月1日公開分の6位を上回り、チャート上の最高位を更新した。合算ポイントも前週比約59%増となっている。
内訳を見ると、最も大きく伸びたのが紙書籍(小売店)だ。順位は29位から11位へ上昇し、ポイントは前週の約2.4倍に増加した。SNSは前週に続いて1位を維持し、ポイントは約37%増。サブスクリプションも1位を5週連続でキープした。
同作は2023年に第20回本屋大賞を受賞。スピンオフ作品『星を編む』と合わせたシリーズ累計200万部突破も、映画公開直前の2026年10月に発表された。刊行から約4年を経て映画化を迎えたタイミングで、原作小説がチャート上でも再び大きく順位を伸ばした。
映画公開週のチャートでは、主題歌「夕星-ゆうづつ-」がストリーミングとラジオでポイントを伸ばし、MV公開と同じ週にはYouTubeでも新たにポイントを獲得した。原作小説も、紙書籍(小売店)のポイントが前週の約2.4倍となり、SNSとサブスクリプションでも1位を維持した。音楽では再生やオンエア、書籍では店頭販売やオンライン上の支持と、それぞれ異なる指標に動きが表れた。
Text:Itchy
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