2026/10/05 11:00
今週(2026年10月10日付)の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”は、テイラー・スウィフトの『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』が9か月ぶりに返り咲き、通算13週目の首位を獲得した。TOP10には、6位にティナーシェの『ポップスター』、7位にはケニー・チェズニーの『シルバー・サンズ・マリーナ』がそれぞれデビューしている。
『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』は、1位に初登場した2025年10月18日付から今年の1月10日付まで、非連続で通算12週目の首位を獲得。その後も上位を維持して、前週のチャートでは21位にランクインしていたが、9月25日に未発表曲4曲を追加収録した再発盤『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール:ザ・アンコール』が発表されたため、そのリリース効果により今週1位にジャンプアップして、通算13週目の首位を獲得した。
前回首位を獲得した1月10日付から今週(10月10日付)までの期間は9か月で、今年の2月28日付のチャートでバッド・バニーの『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』が9か月2週間ぶりに首位へ返り咲いて以来のカムバック記録を達成した。なお、『DeBÍ TiRAR MáS FOToS』が前回首位を獲得したのは2025年5月17日付のチャートで、2月に開催された【第60回スーパーボウル】のハーフタイム・ショー出演を経て、2月28日付で通算5週目の首位を獲得した。
再発盤『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール:ザ・アンコール』に新たに追加されたのは、「ペイシェント・ゼロ」、「クリーブランド!」、「ピンク・クラウディング」、「バビロン」の4曲で、リード・トラックとして発表した「ペイシェント・ゼロ」のミュージック・ビデオは、9月27日に開催された【MTVビデオ・ミュージック・アワード2026】の放送内で、テイラー・スウィフト本人による紹介とともに初公開された。
『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』は、今週の集計週(9月25日~10月1日)に173,000のアルバム換算ユニットを記録。再発盤のリリース効果により、ユニット数は前週に記録した21,000ユニットと比較して619%急増し、その大部分を新曲4曲が牽引した。なお、チャート集計上オリジナルと再発盤のすべてのバージョンは合算してカウントされる。
173,000ユニットの内訳は、ストリーミングによるアルバム換算ユニット(SEA)が136,000(前週比500%増)、アルバム・セールス(純売上)が21,000(1,529%増)、トラックによるアルバム換算ユニット(TEA)は16,000(11,445%増)となっている。収録曲の公式オンデマンド再生数は1億3,879万回を記録して、ストリーミング・アルバム・チャートでは前週の17位から1位へと急上昇し、通算8週目の首位を獲得。アルバム・セールス・チャートでは5位に再登場した。
なお、再発盤『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール:ザ・アンコール』は、現時点でストリーミングおよびデジタル・ダウンロードでのみのリリースとなっていて、フィジカルはまだリリースされていない。
以下、2位から5位まではいずれも首位を獲得した作品で、先週5位にランクインしていたオリヴィア・ロドリゴの『ユー・シーム・プリティ・サッド・フォー・ア・ガール・ソー・イン・ラヴ』(67,000ユニット/21%増)は、9月25日に開幕したツアー【The Unraveled Tour】の影響を受けて、今週2位に再浮上。エラ・ラングレーの『ダンデライオン』(58,000ユニット/4%減)は2位から3位にワンランクダウンして、モーガン・ウォーレンの『アイム・ザ・プロブレム』(56,000ユニット/3%減)は4位をキープ。ノア・カーンの『ザ・グレイト・ディヴァイド』(45,000ユニット/3%減)は6位から5位にワンランクアップした。
続いて6位には、米ロサンゼルス出身の女性R&Bシンガー=ティナーシェのニュー・アルバム『ポップスター』がデビューし、自身初のTOP10入りを果たした。初週で記録したアルバム換算ユニットは35,500で、自己最高の週間ユニット数も更新している。
35,500ユニットの内訳は、アルバム・セ-ルスが22,000(自己最高の週間セールスを記録し、アルバム・セールス・チャートで初登場4位)、ストリーミング換算ユニットが13,500(収録曲の公式オンデマンド再生数は1,373万回)、トラックによるアルバム換算ユニットは残りの僅かだった。
初週のセールスは、計8種類のアナログ盤とCD(うち5種類はサイン入り)、ボーナス・トラックを収録したデラックス盤および拡大版のデジタル・ダウンロード・アルバムが4種類、通常版のデジタル・ダウンロード・アルバムによって後押しされた。
本作のヒットは、昨年大きな話題を呼んだ「ノー・ブローク・ボーイズ」のヒットにも恩恵を受けていて、ディスコ・ラインズとコラボレーションした同曲は、ソング・チャート“Hot 100”で36位まで上昇し、ティナーシェにとって2014年の「2・オン」(最高24位)以来約12年ぶりとなるTOP40入りを記録した。
「ノー・ブローク・ボーイズ」は、ダンス/エレクトロニック・ソング・チャートで通算24週にわたり首位を獲得し、2025年の年間チャートで3位にランクインした。なお、同曲はもともと2024年にリリースしたアルバム『クォンタム・ベイビー』の収録曲として発表された後、ディスコ・ラインズによるリミックスが翌2025年にリリースされたという経緯がある。
自身初のTOP10入りを果たした『ポップスター』は、ティナーシェにとってアルバム・チャート“Billboard 200”にランクインした通算7作目のタイトルで、TOP40入りは通算2作目となる。これまでの最高位は、2014年にチャート・デビューを飾った『アクエリアス』が初登場で記録した17位だった。
ティナーシェに続き、今週7位には米テネシー州出身のカントリーシンガー、ケニー・チェズニーの最新作『シルバー・サンズ・マリーナ』が初登場し、通算17作目のTOP10入りを果たしている。
『シルバー・サンズ・マリーナ』は、初週にアルバム・セールスが30,000(アルバム・セールス・チャートで初登場1位)、ストリーミング換算ユニットが5,000(収録曲の公式オンデマンド再生数は564万回)を記録して、合計35,000のアルバム換算ユニットを獲得した。初週のセールスは、8種類のアナログ盤(うち3種類はサイン入り)、5種類のCD(うち2種類はサイン入り)、通常版のデジタル・ダウンロード・アルバムによって押し上げられた。
本作のリリースに先駆けて発表されたリード曲「キャリー・オン」は、今週のカントリー・エアプ レイ・チャートで首位を獲得し、同チャートでの最多首位獲得記録を34曲に更新した。
先週11位にランクインしていたオリヴィア・ディーン『ジ・アート・オブ・ラヴィング』(35,000ユニット/8%増)は、今週8位にTOP10復帰し、ノア・カーンの『スティック・シーズン』(33,000ユニット/1%減)は10位から9位、ドレイクの『アイスマン』(32,000ユニット/7%減)は9位から10位に順位を入れ替えた。
※関連リンク先の米ビルボード・チャートは10月8日以降掲載予定となります。
◎【Billboard 200】トップ10
1位『ザ・ライフ・オブ・ア・ショーガール』テイラー・スウィフト
2位『ユー・シーム・プリティ・サッド・フォー・ア・ガール・ソー・イン・ラヴ』オリヴィア・ロドリゴ
3位『ダンデライオン』エラ・ラングレー
4位『アイム・ザ・プロブレム』モーガン・ウォーレン
5位『ザ・グレイト・ディヴァイド』ノア・カーン
6位『ポップスター』ティナーシェ
7位『シルバー・サンズ・マリーナ』ケニー・チェズニー
8位『ジ・アート・オブ・ラヴィング』オリヴィア・ディーン
9位『スティック・シーズン』ノア・カーン
10位『アイスマン』ドレイク
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