2026/05/15 18:30
BMGがジェットの音楽出版権を取得し、ARIA(オーストラリアレコード産業協会)の殿堂入りを果たしあた同バンドの出版権利がBMGの管理下に置かれることになった。
現地時間5月13日に発表されたこの取引は、オリジナルメンバー4人のうち3人、ニック・セスター(Vo./Gt.)、キャム・マンシー(Vo./Gt.)、マーク・ウィルソン(Ba.)の出版権利を対象としている。創設時のドラマー、クリス・セスター(Dr.)は現在バンドに参加していない。
今回の合意はBMGとの長期的な出版関係を拡張するもので、「画期的な取引」と評された2023年のレコーディングカタログ取得に続くものとなる。財務条件は非公開とされている。
フロントマンで共同創設者のニック・セスターは「BMGとの仕事は素晴らしいものだった。今後もこの楽曲たちが新たなリスナーに届き続けるよう、パートナーシップを出版面にも広げられることを嬉しく思う」とコメントした。
1990年代後半に結成されたジェットは2000年代初頭にキャリアが本格化し、ザ・ヴァインズやアヴァランシーズとともにオーストラリア発で国際的な成功を収めたバンドの先駆者とされている。
バンドはこれまでに3枚のスタジオ・アルバムをリリースし、いずれも米ビルボード・アルバム・チャート"Billboard 200"のトップ40入りを果たしている。『Get Born』(2003年、最高26位)、『Shine On』(2006年、16位)、『Shaka Rock』(2009年、27位)の3作で、初作『Get Born』はオーストラリアで9プラチナ認定を受け、【ARIAアワード】を6部門制し、同国のロック・アルバム歴代売上トップ5の一作として位置づけられている。
今回の取引対象には、米ビルボード・ソング・チャート"Hot 100"のヒット曲「Look What You've Done」(最高37位)、「Cold Hard Bitch」(最高55位)、そして代表曲「Are You Gonna Be My Girl」(最高29位)が含まれる。同曲は2004年のApple iPodキャンペーンにも使用された。BMGの声明によると、通算セールスは全世界で650万枚を超えている。
BMGオーストラリア・ニュージーランド・東南アジア担当プレジデントで今回の交渉を担当したヒース・ジョンズは「ジェットほど国際的に認知度の高い楽曲を持つオーストラリアのバンドは少ない。彼らは2000年代初頭のオーストラリア最大の輸出ストーリーであり、新世代のロックンロールの語り手として時代を牽引した。世界各地のフェスやヘッドラインショー、ラジオ、ストリーミング、そして稀有な実績を誇るグローバルなシンク活用においてもその存在感は揺るがない。BMGはジェットが信頼を寄せてくれたことを光栄に思い、この楽曲たちが今後も長きにわたって新たなリスナーに届き続けるよう尽力していく」と述べた。
ジェットは2023年にARIA殿堂入りを果たし、現在も国際的なツアー活動を続けている。
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