2026/03/31 17:15
現地時間2026年3月30日、マドンナ、グレイシー・エイブラムス、ジョン・レジェンドをはじめとする多数のミュージシャンが、米テキサス州ディリーにあるICE(移民・関税執行局)の収容施設の即時閉鎖を求めて、Change.comに掲載された公開書簡に署名した。
この呼びかけには、他にもビリー・ポーター、ブランディ・カーライル、ダレン・クリス、インディゴ・ガールズ、ケシャ、キング・プリンセス、ランス・バス、MUNA、サラ・バレリスらが賛同。署名者たちは冒頭で「子どもが移民収容施設に拘束されるべきではない」と強く訴えている。
書簡には、「私たち署名者は、テキサス州にあるICEの家族向け収容施設、ディリー移民処理センターの即時閉鎖と、子どもや家族の収容の停止を求める」と綴られており、「収容された子どもたちはトラウマやネグレクトにさらされ、健康や安全、尊厳、人権といった基本的な基準が守られていない環境に置かれている」と指摘している。
さらには、“子どもを収容することの深刻な問題点”を強調し、「清潔な水が与えられない、ミミズの混入した腐敗食品の提供、危険な医療放置、睡眠の剥奪、法的支援の拒否、家族からの引き離し、劣悪な環境に抗議した家族への報復」を裁判資料に基づいた収容者への不当な扱いの具体例として挙げている。
「子どもたちは学校や遊び場にいるべきであり、収容施設にいるべきではない」としたうえで、「連邦政府およびCoreCivicに対し、ディリーの施設を直ちに閉鎖し、子どもと家族を元のコミュニティへ戻し、子どもの拘束を今すぐ終わらせるよう求める」と締めくくっている。
米ビルボードは、この件について国土安全保障省(DHS)にコメントを求めている。
この公開書簡は現在も署名可能で、記事執筆時点で14,000件以上の署名が集まっている。米NBCニュースによると、ディリーの施設は、ICEに拘束された親子の多くを収容する拠点となっていると報じられている。ドナルド・トランプ政権の第2期では、初年度だけで2,300人以上の子どもが親とともに拘束されたと推定されている。
今回の公開書簡は、トランプ第2次政権下で進められている大規模な強制送還や移民コミュニティへの強硬な取り締まりに対し、発言力のあるアーティストたちが抗議の声を上げてきた動きの一つでもある。昨年には、タイラー・ザ・クリエイターやオリヴィア・ロドリゴが米ロサンゼルスでのICEの活動を批判し、今年1月にも多くの著名人がミネアポリスでのICEの活動や、職員による発砲事件を非難している。
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