映画『パリピ孔明 THE MOVIE』爆アゲプレミア上映会が7日、東京都内で行われ、出演者の向井理、上白石萌歌、詩羽、宮野真守と渋江修平監督が登壇した。
　本作は、人気漫画のテレビドラマ化に続いて、新たに映画化したもの。現代の渋谷に転生した向井演じる三国志の天才軍師・諸葛孔明が、上白石演じるアマチュアシンガ－月見英子の歌声に心奪われ、彼女と共に音楽の力で“天下泰平”を目指す。
　劇中衣装で登場した向井が「私、姓は諸葛、名は亮、字（あざな）は孔明と申します。本日はお集りいただきまして誠にありがとうございます」とあいさつすると、場内は大歓声に包まれた。
　イベントでは、劇中のバトルフェスをMCマモ役として盛り上げた宮野が、テ－マが記されたカ－ドを用意し、引いたカ－ドのテ－マに沿って裏話を展開した。
　最初のカ－ドに書かれていたのは「孔明役・向井理の座長ぶりはどうでしたか？」。上白石は「本当に素晴らしいです。現場でも孔明として存在してくださっていますし、とにかくおごそかで、毎朝会うと拝みたくなるような気持ちになります。この映画ではライブシ－ンが見どころになっているのですが、撮影でも実際にお客さんを入れてライブを行ったんです。そのリハの日、向井さんはお休みだったのですが、会場に来て客席でライブシ－ンをスマホで撮影してくださって、表情やアングルを細かく教えてくれたんです。本当の軍師のような存在で素晴らしい座長です」と語った。
　それを聞いた向井は「座長ということはそこまで考えることはなくて、軍師として劉備や英子を支える役柄なので、現実でもパフォ－マンスをする方が気持ち良くできるよう、裏でいろいろ動いたりして、ア－ティストの方々を盛り上げることを心掛けました」と語った。
　次のカ－ドに書かれていたテ－マは「応援歌はありますか？」。向井は「中島みゆきさんの『ファイト！』です。自分の努力を自分で理解してあげることが大事だと思うので、あの曲を聴くと元気になります」
　上白石は「『WOW WAR TONIGHT ～時には起こせよム－ヴメント』です。大好きな曲で、この曲に何度心を救ってもらったのか分からないほど大切な曲です」と語り、続けて「EIKOが新曲『Count on me』を出しました。Saucy Dogの石原慎也さんが作ってくださった楽曲で、落ち込んでいる人を勇気づけられるような楽曲になっているので、ぜひ聴いてほしいです」と訴え掛けた。
　最後に引かれたカ－ドは「撮影中に一番“パリピ“だと思った人」。向井が「英子はパリピです。2日連続でカラオケとか行ってますから。結構しっかりパリピだなと思いました」と明かすと、上白石は「1人でも行きますし、お姉ちゃん（上白石萌音）とも行きますし、詩羽とも一緒に行きました」と明かした。
　最後に向井は「“フェス映画”って存在するんだと思う映画になっています。生歌やパフォ－マンスなどチャレンジングな撮影も多かったのですが、その中で一番感じたのは、いい音響がそろった劇場で見ていただけることがこの映画を最大限楽しんでいただけることになると思います。いろいろなことを感じていただける、今までにない映画になっておりますので、楽しんでほしいです」と語った。

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