2023/06/21 06:33
映画『アイスクリ-ムフィ-バ-』記者会見が20日、東京都内で行われ、出演者の吉岡里帆、モト-ラ世理奈、詩羽(水曜日のカンパネラ)、松本まりかと千原徹也監督が登壇した。
広告、ファッションなど、多方面で活躍するア-トディレクタ-の千原氏が初メガホンを取った本作は、川上未映子氏の短編小説『アイスクリ-ム熱』を原案に、4人の女性の交錯する思いを描いたラブスト-リ-。
アイスクリ-ム店のアルバイト長として働く主人公の常田菜摘(吉岡)は、ある日、店にやってきた作家の橋本佐保(モト-ラ)に運命的なものを感じ、佐保の存在が頭から離れなくなっていく。
千原氏は、これまで吉岡のカレンダ-のア-トディレクションなどを担当。今回の映画化に際し、吉岡は「最初に声を掛けてもらったのが3年前。『出てくださいよ』の一言だったのですが、千原さん、映画撮るんだとびっくりして…」と回顧。
続けて、「映画を撮りたいという思いを具現化するのは本当に難しい。ただ日頃の仕事を通じて、千原さんのエネルギ-の大きさを知っていたし、関わる人たちをとても大事にしてくださる姿勢を常々感じていたので、自然と『ぜひ』となりました」と出演の経緯を語った。
実際に菜摘を演じた感想を問われると、「いやぁ、面白かったです。今まで参加してきた仕事とは違うことだらけで。新しいものを作る現場って、魔法みたいな時間というか、自分が見たことのないものを日々見ているような感覚があって」と答えた。
また、「完成作を見て分かったこともあったので、私も見てくれた方の率直な感想を知りたいです」と語った。
松本はアイスクリ-ム店の近所の銭湯に通う高嶋優役。オファ-の経緯を問われると、「ある夜に千原監督から、直接お電話を頂いた。それまで会ったことはあるけれど、お仕事を一緒にしたことはなくて」と当時の状況を説明。
「それがカンヌ映画祭から帰国した飛行場からの電話だった。『カンヌで自分の常識がぶち壊された。自分はこういうことをやらなきゃと飛行機の中でずっと考えてたときに、まりかさんの顔が浮かんだ』と言われ、どんなお話なのか知らなかったけど、これはやらねばいけないなと思いました」と笑顔で振り返った。
映画は7月14日から公開。
エンタメ OVO
関連記事
最新News
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像