映画『トップガン マ－ヴェリック』来日記者会見が23日、東京都内で行われ、主演のトム・クル－ズとプロデュ－サ－のジェリ－・ブラッカイマ－氏が登壇した。
　本作は、クル－ズが伝説のパイロット・マ－ベリックを演じ、一躍ハリウッドの頂点へと上り詰めた名作『トップガン』（86）の続編。
　約４年ぶり、24回目の来日となったクル－ズは、久々に日本に来た感想を聞かれると、「とてもワクワクしています。ここに来ることができて、また、この作品を持ってくることができて、とてもうれしいし、興奮しています」とあいさつした。
　36年ぶりの続編製作については、「ファンを失望させたくないという思いもあったし、容易な選択ではなかった」としつつ、その仕上がりには、「大きなスクリ－ンで楽しんでいただける作品になっていると思います」と自信をのぞかせた。
　今年60歳を迎えるクル－ズ。「（前作と本作の間の）36年間、どんな努力をして、何を心掛けてここまできたか？」と尋ねられると、「とにかく仕事を一生懸命すること。非常にシンプルです」と回答。
　「なぜなら、私は夢を生きることができている幸せな人間だから。映画を作り、世界中を旅することができています」と続けた。
　「人間が大好きで、幼い頃から好奇心旺盛」というクル－ズ。学ぶことも大好きだといい、「常に自分を高めるための努力をしてきました。そして努力を続ける中で、素晴らしいことは、必ずまた越えなければいけない“山”が現れること。映画の作り手として、常に有能であれるように努めています」と自身のスタンスを話した。
　ブラッカイマ－氏は、そんなクル－ズの姿勢について、「トムはまるでアスリ－ト。今回の飛行機だけでなく、もちろん『ミッション：インポッシブル』シリ－ズのスタントも、ほとんど自分でこなしています。そして、それを安全にやり遂げるため、最高のコンディションで臨めるよう、トップのサッカ－選手のようにトレ－ニングをして体を鍛えているんです」と明かした。
　映画は５月27日から公開。

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