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2013/03/01

YouTubeで広まる“アンチ・ゲイ払拭”運動に初のミュージシャン

 マックルモア&ライアン・ルイスが、スポーツ界、および音楽などのエンターテインメント界から同性愛に対する偏見を払拭しようと力を注いでいる。

 世界的ヒット曲「スリフト・ショップ」でお馴染み、シアトルを拠点とする2人組は、現在YouTubeで広まっている“ユー・キャン・プレイ”キャンペーンをPRするため前面に立っている。短いビデオクリップの中でマックルモアは、単刀直入に「同性愛への偏見は間違っている」と語っている。

 「ゲイに隠させるようなことはしないように。君がストレートなら、抑止するようなことはやめよう。アンチ同性愛的な言葉はスポーツ界にも音楽界にもふさわしくない。ゲイだって、プレーできるならすればいいんだよ」

 同映像には、ゲイリー・ペイトン(NBAシアトル・スーパーソニックスの元選手)のビンテージ・レプリカ・タンクトップを着たマックルモアが、2月1日にレッドロックス円形野外劇場で行なったパフォーマンスの様子も映し出されている。何十人ものアスリートたちが “ユー・キャン・プレイ”プロジェクトのためにビデオ撮影するなか、ミュージシャンで参加するのはマックルモア&ライアン・ルイスが初めてとなる。