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2021/03/13 11:00

オリヴィア・ロドリゴ8週連続一位、ザ・ウィークエンド通年チャートインの快挙、【グラミー賞】パフォーマンス発表:今週の邦楽まとめニュース

 今週の洋楽まとめニュースは、米ビルボード・チャートの結果からお伝えしよう。2021年1月23日付チャートでNo.1デビューを飾ったオリヴィア・ロドリゴのヒット曲「drivers license」が8週目の首位をキープした。1位に初登場した曲が8週以上首位を獲得したのは「drivers license」が歴代7曲目で、自身が唯一クレジットされている初の首位獲得曲としては最長記録。ちなみに最長記録保持曲はマライア・キャリー&ボーイズIIメンの「ワン・スウィート・デイ」で、1995年~1996年に16週連続首位を記録した。

【米ビルボード・ソング・チャート】オリヴィア・ロドリゴ8週連続首位キープ、ザ・ウィークエンド「ブラインディング・ライツ」TOP10記録を52週に更新

 そんなオリヴィアは、曲の題材でもある運転免許証を取得するまでの長い道を明かした。なんでも、新型コロナウィルスの影響、『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』の撮影スケジュール、母親の車のクラクションの故障を経て、4回目の試験でやっと免許をゲットしたそうだ。

オリヴィア・ロドリゴ、運転免許証を取得するまでの苦労を明かす

 「drivers license」が8週連続トップに立った同ソング・チャートで、前週5位から3位へジャンプアップしたザ・ウィークエンドの「ブラインディング・ライツ」が、通算1年トップ10にチャートインしたことが分かった。史上初の快挙にザ・ウィークエンドは「世界が耳を傾ける中、(この物語を)語ることができたのは素晴らしいです。今回のビルボード・チャートでの記録は、真にファンのおかげです。とても光栄ですし、彼らには一生感謝しています」とコメントしている。

ザ・ウィークエンド、全米TOP10に通算1年チャートインした史上初の快挙にコメント「ファンのおかげ」

 アメリカで今週末(日本時間では月曜日)に開催される【第63回グラミー賞】を彩るパフォーマーが発表され、式のオープニングをハリー・スタイルズが飾る。どの曲を披露するかは明らかになっていないが、ノミネート中の「ウォーターメロン・シュガー」と「アドア・ユー」の可能性が濃厚とのこと。また、パフォーマー発表後に【グラミー賞】を主催するレコーディング・アカデミーに対して「当日パフォーマンスがしたい」とSNSでアピールしていたブルーノ・マーズとアンダーソン・パークは、シルク・ソニックとして一夜限りのパフォーマンスが決定。ほかにBTSやテイラー・スウィフト、ポスト・マローンらが名を連ねる。

【第63回グラミー賞】ハリー・スタイルズがオープニングを飾ることが発表
ブルーノ・マーズ&アンダーソン・パーク、【グラミー】で一夜限りのパフォーマンス

 新曲「Leave The Door Open」が話題のブルーノ・マーズの大ヒット曲で、【第54回グラミー賞】で<年間最優秀レコード賞>を含む計3部門にノミネートされた「グレネイド」のミュージックビデオがYouTubeで10億回再生を突破した。「ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー」、「ザ・レイジー・ソング」、マーク・ロンソンとの「アップタウン・ファンク」、「24K・マジック」、「ザッツ・ホワット・アイ・ライク」に続く、自身6作目の10億再生突破だ。

ブルーノ・マーズ、「グレネイド」が自身6作目となる10億再生を突破


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