2026/08/20 12:00
サム・スミスが、ポップ・ミュージック界を代表するアイコンから受けた支えについて、率直に語った。
ゼイン・ロウによるApple Musicの最新インタビューで、サムは自身のキャリアにおけるマドンナの影響について語り、2022年のヒット曲「Unholy」をめぐって騒動が起きた際、マドンナ本人から直接連絡をもらい、励まされたことを明かした。同曲はキム・ペトラスとのコラボレーションで、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で首位を獲得した楽曲でもある。
「マドンナは私のマザーみたいな存在です。本当にとんでもなく素晴らしい人なんです」とゼイン・ロウの番組で最近聴いている音楽について語るなかでサムはコメントした。さらに、「Unholy」のリリース後、挑発的なビジュアルやライブ・パフォーマンスなどをめぐって批判が巻き起こった際、マドンナがどのように支えてくれたのかを振り返った。「あれが起きた数分後に彼女は連絡をとれるようにしてくれました。クィアに関するニュースや、コミュニティで何が起きているのか、そこで活動するアーティストたちに何が起きているのかを、彼女は本当によく理解しているんです」とサムは説明した。
クィア・カルチャーにおいて長年にわたり重要な役割を果たしてきたマドンナからの支援は、サムにとって特別な意味を持っていた。サムは、マドンナの音楽を“クィアの人々にとってのライフライン”と表現し、常に自らを変化させながらLGBTQ+コミュニティを支え続けてきた姿勢を称賛した。「彼女の音楽からは、それが感じられます」とサムは話し、「彼女の音楽はクィアの人々にとってのライフラインだし、彼女がこれまで歩んできたすべての時代や、そのスタミナ、そしてずっと歩み続けてきた姿が、本当に刺激的だと思います」と続けた。
2人のつながりは、その後スタジオでの共演にも発展した。2023年6月にはコラボ曲「Vulgar」を発表しており、その数か月前には、マドンナが、【第65回グラミー賞】でサムとキム・ペトラスによる「Unholy」のパフォーマンスを紹介。その際、マドンナは2人のことを批判や論争を乗り越えてきたアーティストとして称えていた。そうした背景を考えると、舞台裏でサムを支えていたマドンナの存在は、より大きな意味を持っていたと言える。
今回のインタビューは、今週リリースされるサムの5thスタジオ・アルバム『ヘイゼル・アイズ』に合わせて行われた。愛やアイデンティティ、アーティストとしての自由を軸にした、より親密でパーソナルな作品で、自身にとって新たな章を開くアルバムになるそうだ。
未来を見据える一方で、サムのマドンナへの敬愛は、これまでの経験に深く根付いている。「多くのクィアの人たちが、彼女の音楽に刺激を受けていると思います。それは自分にとって私生活における慰めだけではなくて、自分の音楽にとっても慰めになっています」とサムはゼイン・ロウに語った。
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