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2026/05/14 21:00

<インタビュー>LANA、「Diamonds in the Sky」に刻んだ“最強さ”の正体/進化し続ける彼女の現在地

 日本最大級のヒップホップ・フェス、【POP YOUR】で1日目のヘッドライナーを務めたLANA。彼女のリリックやファッション、アティチュードに憧れるギャルは後を絶たず、その影響力は増すばかり。そんなLANAが、レッドブルの新フレイバー「Red Bull Cherry Edition」のタイアップソングとして、新曲「Diamonds in the Sky」をリリースした。 私生活における大決断やダイアモンドというテーマにはせる思いなど、今の彼女のありのままの言葉で語ってもらった。

――先日は【POP YOUR】のヘッドライナーを務めたばかりです。いかがでしたか?

やれることはやれたかなと思っていて、自分ができる最大限のところは、みんなに届けられたかなと感じています。それと、“これからどうなるか”というところまでを少し匂わせることができたかなって。

――ここ2年で、ZEPPツアーやアリーナツアーもあり、”ライブで魅せるLANAの世界観”がグッと濃くなったと思うんです。対して、ヒップホップ・フェスのヘッドライナーとしてのパフォーマンスには違いはありますか?

そうですね。それぞれのステージにおいては、大事にしているものが違うのかなと思っています。自分のライブだともっとストーリー性を大事にしながら、という部分もあるんですけど、今回の【POP YOURS】のライブは、新しすぎるとびっくりされちゃうのでバランスを考えつつ、でもLANAの大事にする世界観を伝えつつ、普段のライブとは違う感じで挑みました。

――プレッシャーを感じることもありましたか?

プレッシャーというよりは、ぶっちゃけ「私でいいのかなみたいな?」という思いはありました。ただ、(自分が【POP YOUR】のヘッドライナーを務めることに対して)いろんな言葉が飛び交うだろうなということも理解した上で出ると決めたし。緊張とかプレッシャーはなくて、とりあえず「黙って見てろよ」みたいな。

――ここ最近ではオリジナルのカラーコンタクトを発売したり、【POP YOUR】ではソイを使ったアイスクリームのブースも出展していたり。楽曲以外の形で、自分の“作品”が世に出てファンの方に届く、ということはどう感じていますか?

カラコンは、もう2年くらい前から計画していたことで、トライを続けてやっと出せたんです。アイスクリームは、お母さんの幼馴染が畑で作った不耕起栽培の大豆が原材料なんですけど、ヒップホップが好きな子たちも、そうしたアイスを楽しく口にすることで、自分もみんなも地球の環境問題にチャレンジできるっていうことがポップでいいなと思って、作らせてもらいました。とりあえず、全部「可愛い」とか「やりたい」って気持ちから始めているので、それが届いて嬉しいです。

――そして、【POP YOUR】での興奮も冷めやらぬ中、新曲「Diamonds in the Sky」がリリースされました。

この曲を作ったのは、去年のアリーナツアーの合間だったんです。大阪城ホールと横浜アリーナのライブの間に、ニセコで制作合宿をして。そこで出来た一曲ですね。“翼を授かる”ということもテーマとしてあったし、何かこう、みんなの背中を押しながら、自分も勇気づけられる曲に仕上がったと思います。上にあがっていくためにはたくさんの犠牲があるけど、そういうところともちゃんと向き合っていく姿勢を書いた曲です。

――リリックの中でも<怖くない bet I’m crazy、捨てたプライド bby I’m ready>と歌っていて。実際に人生経験を積んだ今のLANAさんだから書けるリリックなのかな、と感じました。

そうですね。基本的には、めちゃめちゃクソガキでいたいタイプではあるんですけど、同世代の子たちから見たらやっぱり少し違うタイプの女の子なのかな、とも感じます。上に行くために手段を選ばないタイプではないんです。人を大切にして、ちゃんと人と一緒に上がっていきたい。でも、その中でもやらなきゃいけないものがたくさんあると思っているんです。すごく大変だけど、ずっと選択をし続ける毎日だから。向き合えば向き合うほどさらに強くなっていく。そういうことを感じていた時に書いた歌詞でもあるので、その最強さが皆さんに伝わればいいなって。

――毎日の選択に迷った時、LANAさん自身はどうやって解決していますか?

うーん。自分がその選択をして病むか病まないかですかね。「本当はこう言いたいけど、そしたら後々、自分がネガティブな気持ちになっちゃうな」と思ったら言わない、みたいな。

――ここ最近で、自分の中で大きな決断…例えば、「めっちゃ悩んだ末に、こっちにしました」みたいな経験はありましたか?

去年、大恋愛を終えた時かな。もうこれ以上誰も愛せないと思う程激しく儚い時間だった。年齢的にもここから自分の気持ちがこんなにも揺さぶられることはないんだろうなって思うし、大人になると守りが強くなってくる気がして。"自分が一番大切"という気持ちが明確に生まれた素敵な時間でした。

――ありがとうございます。まさに仕事は猛スピードで挑んでいるのかなと思うのですが、5月にはまた全国ツアーが始まりますよね。8月には国立代々木競技場・第一体育館で2デイズにわたるツアーのファイナル公演も控えています。

まさにこの取材を受けている今日から、ツアーのいろんなことが始まる感じです。今回のライブは結構、他ではできないような演出にチャレンジしているところもある。

――この後にも新曲が出るのでは?という話も伺いました。

とにかく、止まらないですね。新曲も出るし、年内を通してまだまだお知らせすることが続きます。

――2025年は、1年のうちにZEPP、武道館、そして横浜アリーナと、駆け抜けるようにどんどん大きなステージを踏んでいきましたよね。

自分の中では、武道館のライブが一番感動したかな。初めての武道館のライブで、特別な記憶として残っています。アリーナでの公演も、すごく素敵なライブになったなと思っています。

――大きな単独公演を経て、ライブに向き合う姿勢も変化していきましたか?

ルーティンができたかな。ライブ前は刺激を与えないことが一番。携帯を閉じて、あんまり刺激を与えてこないギャルと遊んで、ちゃんと寝て、当日を迎える、みたいな。もちろん、あえて何もしない方がいい日だけでなく、「今日はちょっとガッツリ遊んだ方がいいな」と思う日もあるし、「今は家族といた方がいいな」と思う日もあって、そういうバランスが分かるようになってきました。

――ちなみに今のLANAさんが一番ワクワクすることは何ですか?

車を買うこと! もうすぐ届くと思うんですけど、そのうち自分のSNSにも登場するはずです!

――人気が高まると同時に、「LANAちゃんに憧れてラップを始めました」という子も増えているんじゃないかと思います。自分よりも若い子からのそうした声をキャッチすることはありますか?

ありますね。小学生がめっちゃ曲作ってたりとかも聞くし。お母さんがブレイズ(というヘアスタイルもやる美容室)をしていて、そのお子さんがカラコンやつけまつ毛をつけて、という話も聞きます。あと、ファン同士で会ってライブをして歌ったりしているみたいで。

――「私もLANAちゃんみたいになりたい」という子もたくさんいると思うんですけど、どうですか?

表に立ってる一瞬を見て「LANAみたいになりたい」って思ってくれていると思うんです。キラキラしてる直前までは、めっちゃしんどい期間もあるし、だからこそ輝くし、それはダイヤモンドみたいな感じなのかもしれない。「キラキラの裏側には、キラキラまでの準備運動があるんだよ」っていうところまでをみんなに届けたいなって思います。なんかエモいですよね、ダイヤモンドって。磨いて傷つけながら、その痛みで光っているのに、高価な値が付く。幸せと痛みはずっと隣り合わせというか。流れ星とかもそうじゃないですか。宇宙のゴミって言われているし。ダイヤモンドをたくさん集めてるわけじゃないですけど、勝手にめっちゃ共鳴しているんです。

Interview by 渡辺志保

◎リリース情報
シングル「Diamonds in the Sky」
2026/4/22 DIGITAL RELEASE
https://LANA-DIVA.lnk.to/ditsWE

◎ツアー情報
【LANA LIVE TOUR 2026 “DIAMONDS IN THE SKY”FINAL】
東京・国立代々木競技場 第一体育館(TOKYO) 
8月4日(火)OPEN 18:00 / START 19:00
8月5日(水)OPEN 18:00 / START 19:00
https://lp.lanal7.com/lana_live_tour_2026

◎公演情報
【MUSIC AWARDS JAPAN WEEK SPECIAL LIVE Billboard JAPAN | Spotify present Women In Music - EQUAL STAGE】
2026年6月9日(火) 東京・SGCホール有明
OPEN 17:30 / START 18:30
出演:新しい学校のリーダーズ、Awich、羊文学、LANA(五十音順)
MC:本間智恵(テレビ朝日アナウンサー)
https://www.billboard-japan.com/wim-equal/

▼チケット
チケット:S席 12,000円(tax in.)/ A席 10,000円(tax in.)
※全席指定
※小学生以上チケット必要、未就学児入場不可

最速抽選先行(e+):5月7日(木)12:00~5月17日(日)23:59 ※ビルボードライブ Club BBL会員、Spotifyユーザー、クリエイティブマン 3A / モバイル会員対象
各プレイガイド抽選先行:5月8日(金)12:00~5月17日(日)23:59 ※チケットぴあ、e+、ローソンチケット
一般発売(先着):5月23日(土)12:00~ ※チケットぴあ、e+、ローソンチケット

主催:一般社団法人カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会(略称:CEIPA)
共催:一般財団法人 日本音楽産業・文化振興財団(略称:JMCE)
企画制作:MUSIC AWARDS JAPAN 2026 実行委員会 / クリエイティブマンプロダクション
協力:Billboard JAPAN / Spotify
協賛:TimeTree