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2026/03/23 15:30

後藤正文、滞在型音楽制作スタジオ「MUSIC inn Fujieda」グランドオープン セレモニー&イベントも開催

 静岡県・藤枝市に滞在型音楽制作スタジオ「MUSIC inn Fujieda」が完成し、2026年3月22日にグランドオープンした。

 オープニングに先立ち、3月21日、オープニングセレモニーとオープニングイベント【MUSIC inn Fujieda オープニングパーティー~ホリエアツシ×後藤正文 トーク&弾き語り~】が開催された。

 「MUSIC inn Fujieda」は、2024年に後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)が中心となって創立されたNPO法人「アップルビネガー音楽支援機構」(活動総称「APPLE VINEGAR -Music Support-」)が、クラウドファンディングなどの支援を受け完成させた滞在型音楽制作スタジオ。旧東海道に面した築130年の土蔵を改築したこのレコーディングスタジオを中心に、コミュニティスペースやセレクト書店「SO GOOD books&styles」が入る音楽制作と地域文化の交流を生み出す新たな文化的複合拠点としてスタートした。

 3月21に午前中に開催されたオープニングセレモニーで、後藤正文は、今回スタジオへとリノベーションされたお茶の土蔵が築130年の歴史を持つことに触れ、「このスタジオを130年後の未来の世代に手渡していけたら素敵なこと。同時にどう手渡していくかが今後の課題でもあると思っています。富や場所、機会や技術などみんなで色々なことをシェアしていける場所として、今私たちが取り組んでいることがロールモデルとなれば」と意欲を語った。

 午後には、スタジオ近隣の「ひとことカフェ」にて、オープニングイベント【MUSIC inn Fujieda オープニングパーティー ~ホリエアツシ×後藤正文 トーク&弾き語り~】が開催された。ASIAN KUNG-FU GENERATIONと同期であるストレイテナーのホリエは、本プロジェクトを立ち上げ当初から応援し、完成の際にはコミュニティスペース内にて利用者が使用できる和紙貼りのテーブルを寄贈した。

 後藤にとってホリエは「(自分の)プロデューサーだ」という言葉が飛び出すほど、長年にわたって信頼を寄せ合う仲。若い頃から、ホリエは後藤の知識量や社会への問題意識に触れて「ゴッチは発信すべきだ」と助言していたというエピソードなど、長年の親友だからこそ話せる内容を繰り広げた。音楽活動にまつわるお金のことについて意見を交わしながら、リスニング環境がCDからストリーミングに移行した今の時代は、アーティストの売上格差が広がっているからこそ、若手やインディーズアーティストの可能性を閉ざさない支援が重要であると説明した。

 トークのあとは、弾き語りライブ。ホリエは、「シーグラス」「DAY TO DAY」「Ark」「Next Chapter」「吉祥寺」「TRIBUTE」「彩雲」の7曲をアコースティックギターの弾き語りで届けた。後藤は、MUSIC inn FujiedaでレコーディングしたASIAN KUNG-FU GENERATIONの新曲「おかえりジョニー」の他、「解放区」「ライフ イズ ビューティフル」「MAKUAKE」、Gotch名義の「A Girl in Love / 恋する乙女」、さらにはOasis「Champagne Supernova」のカバーをアコギ弾き語りで披露。最後は、2人が「GOTSUSHI」と命名した後藤とホリエのユニットで、ストレイテナー「TENDER」、ASIAN KUNG-FU GENERATION「ソラニン」をともに歌うという貴重なシーンが生まれた。プレミアムチケットを手に入れた約120人のファンは、この日限りのトークとコラボレーションにじっくりと耳を傾け、イベントは大盛況の中終了した。


◎イベント情報
【MUSIC inn Fujieda オープニングパーティー ~ホリエアツシ×後藤正文 トーク&弾き語り~】
2026年3月21日(土)静岡・MUSIC inn Fujieda