2026/03/10 12:00
MONSTA Xが帰ってきた。2025年にデビュー10周年を迎え、9月には6人完全体でカムバックを果たした彼らは、今年1月30日から2月1日までの3日間にわたり、約4年ぶりとなるワールドツアー【2026 MONSTA X WORLD TOUR [THE X : NEXUS]】を韓国・ソウルで華々しくスタートさせた。
その数日後の2月上旬、ショヌ、ミニョク、キヒョン、ヒョンウォン、ジュホンは東京にいた。4月28日・29日に千葉・LaLa Arena TOKYO-BAY、5月3日・4日に大阪・おおきにアリーナ舞洲で開催される来日公演のプロモーション活動のため来日していたのだ。最年少メンバーのI.Mは現在兵役中のため、今回は5人体制でのステージとなる。しかし、その熱量と圧巻のパフォーマンスに揺るぎはない。アジア、ラテンアメリカ公演へと続くツアーの準備真っただ中という彼らに話を聞いた。
――6人での久々の完全体コンサートとなったソウル公演は非常に盛り上がったようですね。
ジュホン:とても楽しかったです。MONSTA Xの軸となる楽曲を集めたコンサートで、MONBEBEの反応もすごくよかったです。これからワールドツアーで会えるMONBEBEの反応もすごく楽しみになる時間でした。
キヒョン:今回のコンサートのために本当に一生懸命、準備しました。それぞれのソロステージも細部にこだわって準備したんです。MONBEBEたちがとても喜んでくれてうれしかったですし、公演が終わった今でも夢のような公演だったと思います。MONBEBEたちにとってもそうだったと後から聞いて、うれしかったです。
ヒョンウォン:I.Mはこれからのツアーには参加できないけど、彼も含めた完全体でツアーをスタートさせることができたのがよかったと思います。6人集まった姿を見てMONBEBEの皆さんも楽しんだと思うし、6人で見せることができていなかったパフォーマンスを完全体で見せることができた曲が今回多かったのも、よかったと思います。
ショヌ:メンバーたちと一生懸命、時間をかけて準備したコンサートでした。それでも準備がやや足りないと思っていた部分をファンの皆さんが埋めてくれて。そういうことでも、意味のあるコンサートだったと思います。
ミニョク:6人でのパフォーマンスももちろんかっこよかったと思いますけど、ソロステージでは各メンバーの魅力を見せることができたと思います。
――I.Mさんを見送るべく、ステージ上で行われた断髪式が話題になりましたね。
ジュホン:どう思いましたか?
――いままで見たことないシーンで、ちょっと衝撃的でした。
ジュホン:これがMONSTA Xです。僕らの雰囲気とかチームワークがすぐにわかったでしょ?
――皆さんらしさは感じました。ステージから見るMONBEBEの様子はどうでしたか?
ミニョク:今回は前回よりもステージと客席が近くて、MONBEBEを近くで見ることができました。すごくかわいかったですよ。じっと見つめると向こうもしっかり見つめ返してくれて、目がとてもキラキラしていました。
ジュホン:でも、MONBEBE一人一人のエナジーがいつもよりちょっと少ない感じがしたんです。「もしかしてみんな落ちついちゃったのかな?」って思ったんですけど、後日SNSを通じてそれを聞いたら、ひさしぶりに僕らのしっかりしたステージを見たから、応援するよりも、口をぽっかり開けて見守るだけになっちゃったんですって。その口を開けてるMONBEBEの表情がすごく印象に残ってます。
――皆さんのパフォーマンスに見惚れてしまったということですね。日本公演の見どころは?
ジュホン:ああ、日本といえば、僕たちがこれまでに発表したタイトル曲がたくさんありますよね。当時から年齢を重ねたけど、パフォーマンスには揺ぎがないところを見せたいと思っています。
キヒョン:以前はカバー曲を披露しましたが、今回のソロステージは未公開曲で構成されていて、個々の音楽のカラーを見せられるステージになっていると思います。
ジュホン:ぜひ僕たちのその楽曲に注目していただければと思います。
――日本語の歌唱曲といったサプライズもありそうでしょうか?
ミニョク:正直に言うと、ソウル公演と同じ構成でいく予定です。本当はいろいろ準備したかった気持ちがあるんですけど、I.Mさんのことが急に決まって、I.Mさんがいないバージョンを習得する準備が必要なので、新しいものを見せるというよりは、完成度の高かったソウル公演を日本でもお見せできたらという気持ちです。
ジュホン:今回のコンサートを見て、またMONSTA Xを見たいと思ってもらえるよう、期待値が上がればいいですね。そのときに日本語歌唱曲を見てもらえたらと思います。
――確かに、ご不在中のI.Mさんの部分を5人で表現するための準備は、決して簡単ではないですね。
ミニョク:かなりのスポになってしまうと思うんですけど、曲によって、その瞬間ごとにメンバーがI.Mになろうとするので、どの曲で誰がI.Mになるかに注目していただければと思います。
ジュホン:誰かがいない時期、例えばヒョンウォンさんがいなかった時期も誰かがその穴を埋めてやって来たので、今回もそのようにして埋めていきますし、(少しの間)そうやって活動していくと思います。
ミニョク:前回は正直、準備の時間があまりなかったんですよね。ヒョンウォンさんの除隊後にすぐに練習に入ったんですけど、本当に急で時間が短くて。今回はI.Mさんが軍隊に合流することが急遽決まったので、今回も特別時間があったわけではないけど……それでも前に比べれば時間はあったので、時間をかけられるだけ、丁寧に準備できたと思います。
――MONBEBEに「この曲は事前にチェックしてきてね」と伝えておきたいものは?
ジュホン:「Beautiful」です! 今でも鮮明に覚えているんですけど、日本で初めて公演する機会となった、シングルのプロモーション・イベントで「Beautiful」を披露したので、この曲は思い出深いです。
ヒョンウォン:僕は「DRAMARAMA」。今回のコンサートはMONSTA Xの根本を見せる楽曲で構成されていて、「DRAMARAMA」は僕たちが初めて1位を取った曲でもあるし、それをきっかけに知ってもらった曲でもあります。あと、コンサートのオープニングを飾る曲なので、より集中して聴いていただきたいです。
ミニョク:あと、「Alligator」ですかね。6人で最後にこの曲をパフォーマンスしたのがいつか覚えていないくらい、それくらい長い間パフォーマンスしていなかったので。
――ソウル公演後に新曲「growing pains」もリリースされました。どんな曲に仕上がっていますか?
ジュホン:聞いていると涙が出る歌詞なんです。「18歳で実家を出て」というパートがあるように、昔のことを思い出す内容になっていて。成長過程の痛みを歌った曲です。僕らの歩みに重なるので、MONBEBEがそれを思い出して涙を流すような、そんな曲だと思います。
キヒョン:青春そのもののような爽やかな雰囲気です。MONBEBEに「どういう雰囲気の曲なの?」って聞かれたので「ディズニー映画のサウンドトラックみたい」って言ったらすごく共感してもらえたんですよ。今まであまり見せてこなかった音域で、以前に出した「Newton」という曲に似てるって言うMONBEBEもいました。僕たちにはあまりないタイプの曲だけど、それでも好きと言ってもらえることが不思議だし、うれしい気持ちでいっぱいです。
ジュホン:日本語曲だと「Wish on the Same Sky」に近い雰囲気だと思います。さっき言ったことの繰り返しになっちゃいますけど、僕たちは本当にいろんなことを経験してきたので、だからこそMONBEBEの心に響くんじゃないかと思っています。大きく言えばコロナや軍隊で活動休止とか、そういう話ですね。
キヒョン:だから、MONBEBEは本当に好きな曲だと思います。
ショヌ:僕は全体的に歌詞が気に入っています。ちょっと話が変わりますが、例えばその曲の雰囲気だけで良し悪しを判断する人もいるじゃないですか。でも、MONBEBEたちは歌詞の内容のすべてを理解してくれて、その過程における成長の痛みに共感してくれる。それがすごくいいと思います。
――自撮りで構成されたミュージック・ビデオも公開されましたね。撮影中にじろじろ見られたりしませんでしたか?
ミニョク:全然!
ショヌ:僕は少し恥ずかしかったです。
ミニョク:アメリカを訪れた際に撮りました。どこだったっけ?
キヒョン:ワシントンD.C.とマイアミ。
ミニョク:季節を感じる映像で、見ていておもしろいと思います。
キヒョン:タンクトップ姿のヒョンウォンさん、ダウンジャケットを着ているショヌさんとかね。
――去年9月に出された『THE X』もかっこいい作品に仕上がっていました。作品の基盤となるキーワードはありますか?
ミニョク:今まで全作品、スタッフさんやメンバー全員で話し合って作っています。今回は、アルバムの全般的なコンセプトというわけではないんですけど、僕とヒョンウォンの中では、“Young”とか“Fresh”といったイメージを軸に考えていました。
ジュホン:そして、Xには10という意味もありますよね。僕らのグループ名に入っているXと、MONSTA Xが10周年というダブルミーニングを込めています。
――キャリア10周年。これからも新しい姿を見せてくださると思いますが、MONBEBEに約束できるものはどんなものでしょうか?
ショヌ:コンサートでも話したことなんですけど、これからも努力していく姿はお約束できると思います。
ジュホン:僕もMONBEBEにたくさん言ってきたことですけど、次が期待できるアーティストであることを約束します。次のチャプターが楽しみでもあり、また会えることが楽しみになるような、そんなアーティストであることを約束します。
ショヌ:あと、健康でいることも大事だよね。
ミニョク:それも大事。キャリアが長くなればなるほど、努力を続けることが本当に難しくなります。それと同時に、それこそが一番大事なものであることも感じます。活動を始めて12年ほど経ちますが、努力がなによりも第一だし、ショヌさんが言ったことにも納得です。
ジュホン:2PM先輩が日本デビュー15周年を記念して東京ドーム公演をされるというニュースを聞いて、おめでとうございますって思ったし、僕たちも野獣アイドルというニックネームで活動してきたので、その系譜を受け継いでいきたいと思っています。
ヒョンウォン:リーダーの言葉が一番だと思います。ショヌさんの短い言葉にすべてが詰まっています。ステージに立つためには体調管理も大事ですし、うまく歌うためには努力をし続けなくては行けません。ショヌさんの言葉に尽きます。
Text by Mariko Ikitake
Photos by Yuma Totsuka
◎公演情報
【2026 MONSTA X WORLD TOUR [THE X : NEXUS] IN JAPAN】
2026年4月28日(火)、29日(水・祝)千葉・LaLa Arena TOKYO-BAY
2026年5月3日(日・祝)、4日(月・祝)大阪・おおきにアリーナ舞洲
チケット:指定席15,400円(税込)
★一般発売(先着)※両会場共通
受付開始:2026年3月14日(土)10:00~
※予定枚数に達し次第受付終了
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