ギタ女から見たアイドルシーン～
ギタ女は次のブームになる？

▲ギタ女対談

－－皆さん、元々仲良しではあるんですか？

Suzu：みんな、仲間ですね！

一同：（笑）

－－まだ4人のことを知らない人の為に自己紹介して頂きたいんですが、まず元気なSuzuさんからお願いします。

Suzu：今年2月にメジャーデビューした、沖縄県出身、19歳、Suzuです。B型！

Saku：渋谷のタワーレコードで働きながら音楽活動をしています。Sakuです。

新山詩織：去年の4月にメジャーデビューしました、新山詩織です。18歳です。埼玉県出身です。

山崎あおい：北海道出身の20歳、山崎あおいです。よろしくお願いします。

▲山崎あおい

－－基本的に人見知りの人種である女性シンガーソングライター/ギタ女が4人も集まって対談するってなかなかないと思うんですけど、どんな心持ちで今日のこの対談に臨んでる感じですか？

山崎あおい：緊張してました。今言われたとおりに人見知りで、特に私は思いっきり人見知りのほうなので、同世代の女の子4人が集まるっていうだけで、ちょっと緊張しますね。

新山詩織：私も緊張します。

－－この2人は緊張ツートップ感あるよね（笑）。

Saku：私はこの中で一番年上なんですよ。21歳なんですけど、なのでお姉さんだからちゃんとしなきゃ！って思えてきました（笑）。

Suzu：私はこの日を楽しみにしていたんですよ！ 同世代のギター弾いてる女の子の仲間がなかなかいなくて、沖縄でストリートライブやっているときは結構年上の人ばっかりだったので、今日は共通する話とか出来たらいいなと思っています。

－－“ギタ女”という言葉が世に出てきたことについてはどんな印象を？

▲Suzu

Suzu：え、普通でした。

一同：（爆笑）

Suzu：女子でギター弾いている人が増えてきたんだなぁ～って思った。

Saku：作文みたい（笑）。

山崎あおい：私がギターを始めた頃は、ギタ女と呼ばれる人がいて、それに憧れて始めた世代でもあったので、私の中ではずっとギタ女のつもりだったんで、私はギタ女です（笑）。

－－4人ともギターを持って歌う女の子ですが、よくここまで被らない音楽をやってるなと思いまして。“ギタ女”と一括りにしても音楽ジャンル的には全く違いますよね。

山崎あおい：それは私もすごく感じていて。ギタ女っていう枠で一緒にライブやる機会とかもあるんですけど、いろんな音楽を楽しめるシーンなんじゃないかなっていつも思っていて。だから女性シンガーソングライターの曲は普通に好きで聴いたりしてます。

新山詩織：同じギタ女と言ってもみんな違うから、人それぞれ楽しめるのが良いと思います。

－－だって「あたしを好きだなんて天才かも」なんてSakuにしか絶対歌えないじゃないですか。Suzuちゃんの世界観でもないし、新山詩織が歌い出したら「え、どうした？」ってなるし、山崎あおいは歌い出したら逆に「なんか嫌なことあったのかな？」って心配になる。

▲Saku 【あたしを好きだなんて天才かも】MV

一同：（笑）

－－4人は他3人のギタ女にどんな印象を持たれていたんですか？

Saku：ひとりひとりカラーが全然違う。同じギターでも、アウトプットがギターなだけで、その表現の仕方は歌詞も歌い方も違うし、それぞれの人間性が出ているなと思いました。

Suzu：そのまま自分を造らずに自分が思いついた音楽をやってるんだなって思いました。飾らないで。

▲新山詩織

新山詩織：私も全くSuzuさんと同じ印象で、自分のまま歌っている。それは素敵だなと思いました。

山崎あおい：Sakuさんは初対面なんですけど、女性シンガーソングライターの曲ってパーソナルな部分が多いというか、自分のことを歌っていることが多いと思うので、こうして会う前からなんとなく人間性が見えるのが面白くて。で、実際に会ってみると「あ、やっぱりこういう話し方をする方なんだな」みたいな。曲と人の印象が変わらない。

－－山崎あおいには“ギタ女”としてだけでなく、純粋に女の子として誰が一番タイプか聞いておきたいんですけど。

山崎あおい：答えるべきですか（笑）？ …………みんな可愛い。

一同：（笑）

山崎あおい：可愛らしい女の子は大抵好き。私はアイドルも好きなんですけど、その好きとはまた違うんですよね。やっぱり曲も含めて好きになるので、みんな素敵だなって。

▲Saku

－－なんで今の質問をしたかと言うと、Sakuさんの紙資料を見てたら「アイドルファンにもアプローチしていきたい」みたいなことが書いてあったので、アイドルファンである山崎あおいの評価は聞いておいたほうがいいんじゃないかと思いまして。

山崎あおい：ハハハハ！

Saku：辛口だったらどうしよう！

山崎あおい：かなりポイント高いです。

Saku：嬉しいです（笑）。

－－「アイドルファンにもアプローチしていきたい」っていうのは、本人の意思でもあったりしたんですか？

▲アップアップガールズ(仮) 『全力!Pump Up!!』 (Up Up Girls kakko KARI[Full Power! Pump Up!!]) （MV）

Saku：私、タワレコの即売でアイドルをいっぱい知るようになったんですよ。それまで全く興味がなかったんですけど、アップアップガールズ（仮）さんとかlyrical schoolさんとか聴くようになって。それでアイドルの盛り上げ方のポテンシャルの高さにすごく感動して「そりゃCDも売れるよね」ってすごく思いましたし、お客さんのグイグイ来る感じもすごく良いから、私はアイドルとも対バンしたいですし、こういうギター女子とも対バンしたいし、バンドとも対バンしたいし、あんまり自分の幅を決めたくない気持ちはあります。

山崎あおい：Sakuさんがアイドルみたいにたくさんイベントをやって、握手会とかもどんどんやってくれたらファンとしても嬉しいと思いますし、そういう新しいアプローチはイチファンとして見たらすごく楽しいんじゃないかなって思いますね。

－－それぞれの単独インタビューだとなかなか聞く機会がない人もいるので聞きたいんですけど、今日本の最大シェアを誇るアイドルシーンってどんな風に見ていたりしますか？

Suzu：Suzuはギターを弾いて歌ってるじゃないですか。でもアイドルは踊りながら歌うので、めっちゃ疲れないのかなぁって思う。

一同：（笑）

Suzu：何曲も連続で踊って歌って、お客さんもめっちゃ凄いじゃないですか。最初から最後まで高いテンションでいるから凄いなぁって思う。

－－新山詩織にアイドルの話を振るのは、おそらく初めてだと思うんですが……

泣いてもいいんだよ／ももいろクローバーZ（NAITEMO IINDAYO／MOMOIRO CLOVER Z）

新山詩織：あ、でもももクロさんとか好きなので（笑）。とにかくお客さんを盛り上げて、楽しませるっていうのが中心にあるし、いつでも堂々としているな、凄いなって思う。

－－山崎さんはもうアイドル好きとして有名ですけれども……

山崎あおい：毎日支えられています。

－－ひとりだけファンとしての意見（笑）。ちなみに山崎さんの夢は、自身のPVにぱるる（島崎遥香/AKB48）出演なんですよね？

【MV】永遠プレッシャー / AKB48[公式]

山崎あおい：はい（笑）。

－－今はアイドルブームですが、その次のムーヴメントをどう作るか。各シーンのいろんな人が考えていると思うんですけど、女性シンガーソングライターも“ギタ女”っていうキャッチーなフレーズを生んだりして、確実に次のムーヴメント候補になっていると思うんです。それって肌で感じてます？

Saku：そうですね。これだけギターを弾く女の子が増えていて、でもそれぞれに発信の仕方が違うので、一緒に集まってイベントをやったりしても飽きないというか、面白いことになるんじゃないかなと思います。

新山詩織：それぞれに個性の違う単体のライブをやっている人たちが、イベントなどでたくさん集まったらお客さんも楽しんでもらえると思うし、新しい音楽を好きになるきっかけにもなると思うので、そこはどんどん盛り上がっていけたら良いなと思います。

－－今の女性シンガーソングライターやギタ女のシーンってどんな風に映っているんでしょう？

山崎あおい：ギタ女っていう言葉が出てきて、ギタ女のイベントがあったりもするんですけど、アイドルと違うところはそれぞれがちゃんと自分で曲を書いている。ひとりひとりが表現者であるというところなので。ギタ女っていう言葉を入口にしてもらって、それぞれの音楽をサラッと聴くんじゃなくて、ひとりひとりじっくり聴いて、アルバムを全曲楽しんでもらうとか、最終的にはそこに繋がっていってもらえたらいいなと思います。

多種多様なギタ女/4人の個性
「大雨の中でライブしたいんですよ！」

▲Suzu

－－では、いろんなギタ女が登場している中で、自分はどんなアーティストだと感じていますか？

Suzu：うーん……歌っている人。

－－うん、知ってる。

一同：（笑）

Suzu：うーん……パス！

－－パスって！

一同：（爆笑）

Suzu：3番目でお願いします！ その間に考える！

－－じゃあ、すみません、Sakuさんからお願いします。

Saku 【Zombie Morning】MV

Saku：私はUKのインディーロックとかスウェディッシュポップとか大好きなので、そういった洋楽テイストがちょっとサウンドの中にもあって。あと、今日はギタ女として呼んでもらってるんですけど、ギター持たずにシンセ弾いたり、チャーチズみたいな3人編成でもやってみたいなと思っているので、そういう面でも幅を決めず、いろんなこと、格好良いことにトライしてみたいなって。

－－新山さんは？

▲新山詩織「ゆれるユレル」MV（1コーラス）

新山詩織：私は……このままなんですけど……人間的というか、心の内にあるものを思い切り吐き出して、それを歌うっていうことが一番なので……飾らず曝け出す音楽をやってると思います。

－－では、3番目です。

Suzu：…………。

－－4番目にする？

Suzu：4番目！

－－（笑）。じゃあ、先にすみません。山崎さん、お願いします。

▲山崎あおい - 「スクランブル」 ミュージックビデオ（Short Ver.）

山崎あおい：音楽性的には、おそらくたくさんいる女性シンガーソングライターのど真ん中にいる感じなんじゃないかな。王道のJ-POPをやってる。でも歌詞はちょっと……性格が出ているというか、明るくなりきれない、みたいな。

－－新曲「スクランブル」も「もう君だけが私を不幸にできる」って歌っていますからね。

山崎あおい：ハハハ！

Saku：その歌詞、めっちゃ良いなと思いました。

－－では、準備はよろしいでしょうか？

▲Suzu - 「step by step」 PV Full ver.

Suzu：OK！ アクション！

一同：（笑）

Suzu：Sakuさんがさっき言っていたように、Suzuもいろんなものに挑戦してみたいんですよ。私も洋楽ばっかり聴いていたので、バンジョーとかも弾いてみたいし、いろんなことにチャレンジしていきたいです。

Suzuスタッフ：質問の答えになってないんじゃ……（笑）。

Suzu：え？ うーん……歌っていきたい！ 自分は前向きなので、だから自分に合った前向きな曲を歌っていきたいし、さっきも言ったんですけど、飾らないこと。

－－ここにいる4人だけでもこれだけバラバラだし、本当に今のギタ女シーンって多種多様になってきたじゃないですか。Sakuと逆パターンでアイドルがギター持ってこっち来る可能性もあるだろうし、僕はそれぐらい何でもアリになったほうが面白くなると思ってるんですが、4人はどんな風にこのシーンが盛り上がっていったらいいなと思いますか？

山崎あおい：何でもアリのほうが良いと思います。別にジャンルで括って聴く必要もないし、入口がどうであれ、聴いたものがよかったらそこからまた広がっていくと思うので、いろんな人がいろんなことをやってゴッチャゴチャになったら、その分だけ面白いものが出てくるんじゃないかなって思います。

新山詩織：音楽にジャンルはあるけどないようなものだと思うので。

Saku：4人それぞれギター持っててもこんなに違う音楽をやっているので、お客さんのタイプも違うと思うんですよ。でも一緒に集まってイベントをやることでお互いのお客さんがついたりとか、そうなっていったら面白いと思いますね。良い音楽はやっぱり良いし、壁を作らず、ジャンルを決めず、どんどん面白いイベントとか出来たらなって。

－－それぞれに出ていきたいシーンとか場所とかフェスとかあったりします？

▲Suzu、Saku（左から）

Saku：TIF（TOKYO IDOL FESTIVAL）にめっちゃ出たいです！タワレコの店員として毎回即売とかで行くんですけど、アイドルではない大森靖子さんが出ているのを見て「いいなぁ～」って思って。ああいう枠で出れたらめっちゃ面白いなって思います。出たい。

新山詩織：自分はロックフェスが大好きなので、ロックフェスにはたくさん出てみたいと思うし、ストリートライブっていう原点に戻ってみるのも面白そう。

Suzu：Suzuもストリートライブが大好きなんでやりたい！ 多分難しいとは思うんですけど、スタッフさんから止められると思うんですけど、大雨の中でライブしたいんですよ！

－－面白いですね。

Suzu：雷雨の中とか。ライブ中に雨が降った場合、普段はステージには屋根があって、客席は屋根がない形ですけど、その逆のパターンでやってみたいです。ロックじゃないですか！？

一同：（笑）

－－めちゃくちゃロックですよ。びしょ濡れになりながら歌い続けるんでしょ？ ぜひ実現してください。

Suzu：はい！

－－ギター一本あればどこでも歌えるのがギタ女の強みですからね、どこでも出ていっちゃえばいいと思いますよ。それこそフェスでも路上でも好きなところで歌ってほしい。

▲山崎あおい

山崎あおい：そうですよね。ギター一本あれば曲も作れるし、誰とでもセッションできるし。私、誰かと曲を作ったことがまだないんですけど、女性シンガーソングライターの人でも、バンドマンでも、誰とでも、楽器をそれぞれに持ち寄って集まって曲を作るみたいなことができたら、とってもミュージシャン的だなって思いますし。

－－海外では【リリスフェア】っていう女性シンガーソングライターのフェスが何度か開催されているんですけど、ここ日本でもそれが出来たらいいのになって個人的には思っていて。やりたくないですか？

山崎あおい：めっちゃくちゃやりたいですけど……誰がそれを言い出すんだろうっていう（笑）。

－－日本の場合、ほぼ人見知りしかいないシーンですからね（笑）。「よし、みんな、やるぞー！」って誰が言い出せるのかっていう。

山崎あおい：みんな、様子見してそう（笑）。

－－まぁそこは大人に頑張って頂いて。その布石をまずこの4人に作ってほしいなって。4人でイベントやりたくないですか？

Saku：やれたら面白いですよね。みんな、本当にキャラクターが違うから。

Suzu：やりたいです！ せっかくならセッションみたいなこともやりたい。

－－この4人のセッションって想像つかないな。まず選曲でモメるでしょ？

一同：（笑）

－－でも面白そう。あと、この4人は、8月18日～4日間、TOKYO FM『Sky Rocket Company』の“ギタ女ウィーク”に日替わりで出演するんですよね？

Saku：そうですね。それぞれゲストとして日替わりで出て行く感じです。

－－その4日間を経た5日目、スペイン坂の前で4人揃って路上ライブとかやれたら面白いのにね。もしくはカップス。無言で4人並んでカップを積み重ねていくの。

▲Suzu - LOVE TO YOU -by CUPS-

一同：（爆笑）

Suzu：やってみたい！

－－さて、そろそろ締め括りに入りたいんですが……

Suzu：もっと話したい。

－－もっと話したい？ 何について話したい？

Suzu：好きな食べ物とか。

－－それ、本当に聞きたい（笑）？

▲新山詩織

Suzu：じゃあ、休みの日に何してるか。

－－よし、ここからSuzuちゃんがインタビュアーになってみようか（笑）。

Suzu：分かりました！ 休みの日は音楽以外に何してますか？

Saku：タワレコで働いてます。

一同：（笑）

－－そうですよね。そういう人でした（笑）。

新山詩織：私は家だったらマンガを読んでます。少女マンガとか大好きで。あとは、お母さんとちょっと遠出してご飯食べたり（笑）。

山崎あおい：私は大体どこかに出かけてます。

Suzu：分かりました。以上です！

－－もう他に聞きたいことないの（笑）？

Saku：Suzuちゃんは？

Suzu：Suzuは……DVD鑑賞が大好きなので、映画を観てます。あとはアイスを食べている。以上！

不器用なグータン○ーボ～
ギタ女の恋愛/ファッショントーク

▲ギタ女対談

－－じゃあ、それぞれ一人ずつ質問してもらいましょうか。Sakuさんから3人に聞きたいこと、何かあります？

Saku：曲作りは歌詞から書くとか曲から書くとか決まってますか？

Suzu：えっと、Suzuはメロディーから！ でもどっちかと言うと雨が降るときに曲が出来るので……

Saku：雨、好きなんだね（笑）。

Suzu：雨、大好きなんですよー！ 大雨が降っているときにいきなりバン！ってメロディーと歌詞が浮かんできたりするんで、同時に出てくることも多いです。雨でちょっと薄暗くて、昼なのに部屋が真っ暗っていう中で書くのが好きなんですよ！

新山詩織：私も調子のいいときは同時に浮かんでくるけど、大体は詞のほうが先かもしれないです。あと、私も部屋を暗くして書きます（笑）。

山崎あおい：私はどっちもバラバラに書いていて、メロディーはメロディーのストックがあって、詞は詞のストックがあって、その中からなんとなく雰囲気で一致したときにひとつの曲に仕上げる。

Saku：みんな違いますねー。

▲Saku

－－自分はどうなんですか？

Saku：私は曲先が9割ぐらいですかねー。それをボイスメモに溜めたりとか、最近はもうギターを触らないで作るスタンスが多くて、iPhoneのGarageBandでドラム打ち込んで、ベース打ち込んで、歌入れて。最近はそれが一番多いパターンですね。

－－では、新山詩織から3人に聞いてみたいこと。

新山詩織：そうだなぁ……………

－－4番目にします？

一同：（笑）

－－では、山崎あおいから3人に聞いてみたいこと。

▲山崎あおい - 夏海（short ver.）

山崎あおい：オシャレは好きですか？

－－ガールズトークっぽくなってきましたね。

Suzu：Suzuはあんまりオシャレとかしなくて、デビュー前とかは見かけを気にしなくて、クシとかも全然使わなかったんですよ。で、バスケットパーカー……バスパってあるじゃないですか？ あれで外出たりして、スタッフさんから「見られてるから！」って結構怒られたりしてて（笑）。だからデビューしてからはちょっとだけ気にかけるようになりました。前は少年みたいな感じ。

－－今も少年感はだいぶ出てますけどね（笑）。

Saku：私はオシャレ好きですね。60年代っぽいビビッドの色味とか大好きで、そこらへんに伴った音楽、シュープリームス、シャングリラスとかもすごく好きなんです。それプラス、今っぽいスクールガール的なファッション。ストライプ大好き。

新山詩織：私は服を見るのはすごく好きなんですけど、でも自分自身はオシャレではない（笑）。

山崎あおい：私もオシャレじゃなくてよく怒られてるんですよ。

－－だから聞いてみたかったんだ（笑）？ では、新山詩織から3人に聞いてみたいこと、お願いします。

▲新山詩織「今　ここにいる」MV

新山詩織：…………男性のタイプは？

一同：（爆笑……というか、騒然）

－－新山詩織の口からその質問が出てくるとは思わなかったです（笑）。

Saku：今日一番のビックリです。

－－じゃあ、聞いてみましょうか。

Suzu：私、3番目で！

山崎あおい：私は静かな人が好きです。静かで、色白で、ぽっちゃりした人が好きです。教室のすみっこで音楽を聴いているような、白いぽっちゃりが好きです。シロクマさんみたいな感じ。

－－珍しいタイプですね（笑）。

▲山崎あおい

Saku：私は声が良い人。その人がどんな人なのか分かるのって声とか喋り方だと思うので、顔はあんまり気にしないんです。落ち着いたトーンで喋る人。好きなタイプが竹野内豊さんなんですけど……

－－ちょっと待って下さい。「顔はあんまり気にしない」って言っておいて、竹野内豊っておかしいでしょ！

一同：（爆笑）

－－国内トップクラスのイケメンですよ！？

Saku：いや、でも声がめちゃくちゃ良いんです！

－－さ、3番目です。

Suzu：Suzuは優しい人！ 嘘！

－－どういうこと（笑）？

Suzu：ほんわかした人が好きです。で、よく転ぶ人。

－－全然分かんないよ！

Suzu：ぽっちゃりしている人。

一同：（笑）

－－では、新山詩織の好きなタイプは？

新山詩織：…………ただの理想を言えば、たしかに声が良い人は好きですね。かなり声フェチなところがあるんで。

▲Saku、新山詩織、山崎あおい（左から）

－－一番理想的な声は誰なの？

新山詩織：チバ（チバユウスケ）さん。

－－憧れの人ですもんね。さて、全員のタイプも分かったところで最後の質問になります。この4人で何かをするとしたら、どんなことをしてみたい？

Saku：やっぱりライブ。一緒にコラボとかしたり、1人30分みたいな感じでやるのもつまんないので、なんかもう全部入ってきちゃうというか、例えば私が最初に歌ってて、そこにSuzuちゃんが入ってきて一緒に歌って。で、私が抜けたらあおいちゃんが入ってきたり、詩織ちゃんが入ってきたり、入れ替わり立ち替わりのライブができたら面白いなって思いますね。

新山詩織：あと、4人で路上ライブとかやれたら楽しそう。

－－雨の中で？

一同：（笑）

Suzu：やりたい！

新山詩織：私、晴れ女だから晴れちゃうかもしれない。

山崎あおい：私はお茶会と曲作りがやりたいです。

－－お茶会？

山崎あおい：これから一緒になることも多いと思うので、全体でもっと仲良くできたら楽しそうだなと思うし。あと、一緒に曲を作って、仲良いだけじゃない関係性、ミュージシャンっぽい関係性になれたら嬉しいなって。そういう付き合い方ができたらなって思います。

▲ギタ女対談

－－ずっと俺のほうしか見てないけど、できるかな（笑）？ でもそういう関係になれたらいいですよね。Suzuちゃんは？

Suzu：ディズニーランドに行きたい。

－－プライベートで遊びたいんだね（笑）。

Suzu：で、いきなりフラッシュモブみたいにアカペラとかで歌い出す！ それでみんなを驚かせたい！

－－Suzuちゃんは世に衝撃を与えたい人なんだね（笑）。じゃあ、まずはお茶会やって、ディズニーランドにみんなで行って、仲良くなるところから始めてみましょうか。で、イベント。

Saku：だいぶステップ踏むんですね（笑）。

－－まず人見知り直さないと。

一同：（笑）