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音楽と相撲の異色の出会い。八神純子×浦風親方、Billboard Live対談インタビュー

 日本を代表するシンガーソングライター八神純子が2014年にスタートしたクラブ・ツアー『八神純子 with 後藤次利 “The Night Flight”』。作曲やアレンジなど長年支え続けてきた後藤が全編アレンジを手掛け、豪華布陣と紡ぐ年に1度の好評ステージで、おなじみの村上“ポンタ”秀一、佐藤準に、今年は北島健二を迎えた第4弾が4月21日から開催される。そんな八神と、音楽への造詣も深く、現役時代から「DJ敷島」として活動し、「渋谷系力士」との異名も持つ元大相撲力士・敷島勝盛、現・浦風親方との異色対談が実現。2011年の本格復帰以降、突き動かされるように歌う彼女のその理由から支援活動を続ける東北への思い、相撲界への疑問まで、たっぷりと届ける。

活動休止~本格復帰後の思い

--浦風親方は、八神純子さんの大ファンだそうで。

浦風親方:そうなんです。ウチの母親がスナックをやってまして、ジュークボックスがあったんですね。そのレコード盤の入れ替えで、常に新しい曲が家にあったんですよ。そこで必ず入って来るのが八神さんのレコードで、ちっちゃい頃から聴いていて、「歌の上手い人だなー」って、幼いなりにわかるじゃないですか。私の中で、歌の上手い女性アーティストの基準が八神さんだったんですよ。

八神純子:ありがとうございます。

浦風親方:もちろん、“ベストテン”(『ザ・ベストテン』1978年放送開始の音楽番組)なんかも観てたりして、私はまだ小学生だったんですが、「可愛いなー」って。最近は、YouTube という、良くもあり、すごくやっかいなものがありますが、そういったもので、デビュー当時の可愛さが段々妖艶になってくる八神さんの姿をずっと観れて、「もう、たまんないなー」って(笑)。だから、結婚されて音楽活動をちょっと止めてしまった時は、喪失感みたいなのが、すごくあったんですよ。日本の宝が向こう(1983年にロスへ移住)に行っちゃったって、どれだけみんなが悔しがったか。

八神純子:そうだったんですね。

--2001年の活動休止から本格復帰された2011年までの10年の間に「歌いたい」とは思われなかったですか?

八神純子:自分が歌わなくなるとは、考えられなかったんですけどね。いつかは、いつかは、って思いながら、そのうち、いつかはいつなの?って自答自問するようになって。もう“いつか”は来ないのかもって思っていた時にNHKの音楽番組『SONGS』のお話をもらったので、すごいラッキーだったんですよね。

浦風親方:もう、「待ってました!」ですよ。それから今こうやってたくさん活動してくださって、本当、嬉しいんですよ。休止中は、ファンとしては切ない時代だったんですから。

八神純子:そうですよね。もし、今の自分があの時点に戻ったら絶対休んでないと思うんですけどね。ただ…例えば、ヒットをずっと飛ばしていたアーティストがヒットを飛ばせなくなった時って、色んなこと言われるんですよね。で、色んなことを言われて、「そういう時が辞め時だよ」って言われたこともあったし…。でも、それって大間違いで、そういう時こそ前向いて進むんだって、力を貯めるんだよって、今の私ならあの時の私に言ってあげられると思うんですけどね。

浦風親方:ちょうど活動を本格化されようとした時、あの東日本大震災が起こったじゃないですか?

八神純子:そうですね。

浦風親方:復活する時に震災のこととか、思うところがあったんですか?

八神純子:やっぱりね、これは何とかしないとっていう、大変なことになったっていうのを確かに感じていて。もうアメリカにずっと住んでいたんですけど、放っとけない状況だって。

浦風親方:当時、日本にいるアーティストのみなさんは、「何も出来ない自分にすごく腹が立った」みたいなことをよくおっしゃってて。特に細野(晴臣)さんなどは、音楽が出来なくなった時期もあったそうなんですが、八神さんはすぐに「歌おう」と思えたんですか?

八神純子:それはね、実は、阪神大震災の時に歌いに来ようと思ったのに、ちょっと足がすくんだっていうか…神戸の方の言葉もあって、結局、行かなかったんです。あの時、行かなかった自分がとても卑怯だなって。行こうと思ってたのに行かなかったことが許せなかった。それをずっと後悔してたから、今回は全然迷うことはなかったですね。

浦風親方:なるほど。私自身も勇気づけられたところがあったんですよ。あの時、周りを見ていても人が人を思いやれない時だったような気がするんですけど、八神さんが歌っているのを見て、「何してんのかな、俺」って。色々考えさせられたし、救われた部分がありました。

八神純子:良かったです。私があの震災で感じたことは、人間って儚いなって。それまでがんばって生きていた方たちがあんな風にあっという間に生きることが絶たれてしまてって。それって偶々私じゃなかっただけで、私の可能性だってあるわけですよね。それは今後も同じで。だったら思いっきり生きようと思ったんです。阪神淡路大震災の後、NYのテロ事件があって、その時はもう安全に暮らしたい一心で。本当に怖くて、飛行機に乗るのも怖いし、移動するのも怖くて、アメリカ中の人たちが恐怖におののいた。あそこからアメリカが変わってしまったと思うんですけど。で、とにかく安全に、子供たちを守り、っていう生活に入っちゃった。そしたらね、私の間口がどんどん狭くなり、世界に心を向けられなくなってしまって。でも、東北で地震が起こった時に、このまま人生終わってしまうのってイヤだなって思って。もっと潔く生きようって心から感じて。なので、支援活動にも入り、毎日、潔く、一生懸命、思いっきり生きるためには何がいいんだろうって思ったら、やっぱり歌だったんですよ。

--昨年発表のアルバム『There you are』に収録されている「歌が呼んでる」は、まさに今の気持ちを表されていますよね。

八神純子:そうなんです。東北の方たちの苦悩ももちろん、人それぞれの戦いがあってね。あるファンの方が、5歳のお子さんを風邪が原因で突然亡くされて、それでも世の中は何も変わらず、自分だけどこか別の世界にいるようだと。「(東北の方だけじゃなく)こういう人間がいることもわかっていてください」って、そういうメールをもらったんですよね。そういう方たちが私の歌を求めてらっしゃるなら、私自身も、潔く、自分の人生を全うすること、それは歌を毎日唄うことであっていいんじゃないかなって思って。だから一気に歌う場所とか、時間とかが、多くなったんですよね。(復活)前はこんなにライブをやったことはなかったし。

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--デビュー当時からのファンである親方にとって、昔と今、八神さんの歌の聴こえ方は違いますか?

浦風親方:今の方が、しっとりとした妖艶さの中に包容力や優しさみたいなものが感じられて、私は今の八神さんがすごく好きなんですよね。その反面、キーが全然変わってらっしゃらなくて。私もそうなんですが、例えば、キャリアのあるアーティストをYouTubeとかで観ていて、実際コンサートに行ってみたら、動画と違ってがっかりすることとかあるじゃないですか? でも、八神さんの場合はそれがない。ライブで裏切らないというか、行って良かったって本当に思える数が少ない方。私にとって揺るぎない声なんですよね。そういう安心感があって嬉しいですよね。

八神純子:ありがとうございます。

--若い世代がYouTubeなどで八神さんを知ることもあると思いますが、近年「AOR」や「シティーポップ」という言葉が再び注目されていて。「AORの女王」とも呼ばれる八神さんにとって、今の音楽シーンはどう見ていますか?

八神純子:今の若いミュージシャンとか、自分たちでライブハウスのブッキングをして、車を運転してツアーをやったりしてるじゃないですか。あれ、素晴らしいと思うのね。昔は、芸能プロダクションみたいなところに入って、そこがスタートで、レコード会社と契約しないとブレイクできないわけですよ。でも今はネットもあって、若いミュージシャンたちが自力で、自分たちの階段を上がっていくっていうのは、すごく良いことだし、私なりに応援できたらなって思いますね。

--気になるアーティストはいますか?

八神純子:1年ちょっと前ぐらいからかな? Suchmosが大好き。

--まさに!って感じですね。八神さんも昨年、自主レーベルを立ち上げましたが、それは今の若い世代の方法論とも通じますね。

八神純子:そうですね。だから、願わくば、その自主レーベルで若いミュージシャンを育てていけたらなって。そのためには、まだまだ私自身が力をつけないと。ゆくゆくは、若いアーティストともっと繋がって、何かやっていけたらな、とは思ってますね。

浦風親方:へぇー。個人的にはSuperflyと共演して欲しいですね。

八神純子:素晴らしいですよね。

浦風親方:八神さんも華奢ですが、あの方も小さい体なのに(ボーカルが)爆発するじゃないですか? 私としては「全然八神さんも負けてないし」って思っていて。

--八神さんは幼い頃、いつも大声で歌っていたそうですが、Superflyの越智さんからも同じようなことを聞いたことがあります。

八神純子:本当に? じゃあ、一緒かも知れないですね。何かの機会で会えたらいいな。

浦風親方:本気で、一緒にやって欲しいです。

--その自主レーベル第一弾作品でもあるアルバム『There you are』は、制作にかなりこだわられて、ミュージシャンの方を変更したり、何度も録り直すこともあったとか。

八神純子:そうなんです。実はそれで、自分のレーベルを作らざるを得なくなって。最初レコード会社とやってたんですけど、「これでいいんじゃない?」と言われても納得できず、「でも予算がありますから」って言われて、「じゃ、自分で作ります」って(笑)。

浦風親方:へぇ〜。

八神純子:昔だったら自分でやるなんて考えなかったと思うんですよ。だって、そういう世界じゃなかったから。レコード会社があって、レコードやCDが出来るものって思ってたし。少し考えればね、当たり前に出来たことなんですけど。こういうもんだって思うと、日本人ってすごく真面目で素直なので、言うこと聞いちゃうんですよね。私は海外に行っていてすごく思ったんですけど、思い込まないで疑問をもって、色々やってみるのってすごく大事なことかもしれないって。会社に入っても「うちの会社はこうだから」って言われると、「ああそうですか」ってなるじゃないですか。「いや」とか「でも」とか、「どうしてこうなんですか」「なんでですか」って言える子供たちがすごく必要なんじゃないかなって。

浦風親方:すごーく、わかります。私がそういう人間なんで。「いや」とか「でもですね」とかばっかり言ってたら、ある時、親方から「お前は“いや・でも”星人か」って言われたこともあって…。

八神純子:アハハハ。でも、それは素晴らしいことで。たぶん、これからの日本はそういう人たちが成功する世の中になっていくと思うんですよね。

--ある意味、親方も力士でありながらDJをやったり、角界の常識を覆してきた方ですよね。

浦風親方:今は稀勢の里という横綱が誕生して、人気が戻ってきましたけど、それまで若貴ブームのあとは、お客さんが減少していて。そうなった時にどうアピールできるかな、と。強い横綱がいることが一番なんだけど、違う方向からコンスタントにお客さんに来てもらえるようにするためにはどうすればいいかなっていうことを考えて。で、相撲界では初めてtwitterを始めたり、クラブでDJをやって、20歳ぐらいの子たちに相撲をアピールしたりっていうことを10年ぐらいやってきたんです。そしたら、最初は全く相撲のことを知らなかった子たちが、「親に見せたいから」って、高いチケットを買ってくれるようになったりして。1人でも2人でもいいんで、相撲に興味を持ってくれる子が増えれば、それだけでラッキーじゃないですか。だから、ちょっとでも裾野を広げる活動になるのであれば、やっていこうと思っていたんです。

八神純子:親方なんて特に古いしきたりの中で闘わなきゃいけないこととか、「こういうもんだ」っていう社会の中にいるわけですからね。

浦風親方:いや〜、もう闘ってますよ。

八神純子:そこで、「なんで?」って思うことがすでに叩かれることで、そういう今の日本の社会を象徴しているような世界にいらっしゃると思うから、きっと私の話もよくわかると思うんですよ。

浦風親方:本当に。先ほど、八神さんの「そういう方が成功する」という言葉で、私はがんばれます。本気でがんりますよ。自分のやり方を絶対変えないって思いました。

八神純子:私がね、日本にいない間に変わったことがすごくいっぱいあって。そのうちのひとつで、外国人力士がたくさんいることに結構ビックリしたんですね。同時に、「どうして日本人がこんなにいないの?」って、すごく不思議だったんですよね。何故なんですか?

浦風親方:それは、みなさんによく言われることなんですけど…。以前のハワイ勢から今はモンゴル出身が多いんですが、モンゴルの力士たちはすごくバネがあって素質があるんですよ。で、ひとつの相撲部屋に対して、(入門できる)外国人力士はひとりだけなんですが…。

八神純子:あっ、決まってるんですか?

浦風親方:決まってるんです。例えば、帰化すると、また新たに入れることができるんです。で、モンゴルというと、朝青龍という成功者がいて、それを知った貧しい少年たちが相撲をやり始めてるんですが、今、全ての相撲部屋に外国人力士がすでにひとりずついるんです。だから、これ以上入れないんですが、それでもモンゴルの子供たちは、いつ入れるか分からないけれど、がんばって相撲の練習を続けていて。誰かが辞めるか帰化すると空きができるので、そうなった時、本気で“相撲をやりたい”“がんばりたい”っていう力士の中から選りすぐりの強い子3人ぐらいが来るんですが、スカウトされるのは1人で、残った2人はモンゴルに帰されるんですよ。だから、本当に強い人間が残ってるんです。

八神純子:その残った人間は、帰された2人の分もがんばんなきゃいけないと思いますよね…なるほどー。そっかぁ。

浦風親方:だからスタート自体が違うんですよ、日本人と。親から携帯電話を与えられて、自分のテレビも持ってるような日本人の子たちは、携帯電話を取り上げられる、テレビもないっていう状況から始まるのに、モンゴルの子たちは部屋が暖かいだけで嬉しいとか。

八神純子:毎日感謝してる子と、毎日が「ええっー、親方に携帯取り上げられちゃった」って思ってる子と…。

浦風親方:そうなんです。モンゴルの子たちにしたら、部屋は暖かい、ご飯も食べられる、お金も貰える、で、勝っていったらお金が増えた。「やった!」ですよ。プラスの思考しか出来上がっていかないですよね。そういう子たちと闘わないといけないんです、日本の子たちは。

八神純子:そっかー、よく分かりました! これからお相撲の楽しみ方が増えました。

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ライブへの強い思い

--(笑)。話を八神さんの活動に戻すと、復活以降、ライブの数が格段に増えて…。

浦風親方:私が復帰後、初めて観たコンサートが2012年の中野サンプラザ(25年ぶりの全国ツアー『翼 -私の心が聞こえますか。』)だったんですよ。その時、「声がやっと出て来た」とか言ってるわりには、もう、すっごい出てて、それだけで感動しました。「これがブランクのあった人の声なのか」っていうぐらい。昔と全然変わらないどころか色っぽさが加わって、興奮したんですよ。本当に。

八神純子:アハハ、ありがとうございます。

浦風親方:あと、上野でやられた時のオーケストラ(2015年『八神純子 プレミアム・シンフォニック・コンサート』@東京文化会館大ホール)を…。

八神純子:あれに来てくださったの? 嬉しい。

浦風親方:あのアカペラでやられた時も、もう鳥肌が立って涙が出ましたもん。

八神純子:あれはね、緊張と喜びとが入り交じったような、何かがあったんですけど。自分でもあれほど力を出し切った歌い方をしたのは初めてでした。それまでになかったですね、あんな風に歌ったのは。

浦風親方:こんな小さな体で、どこにそんなパワーがあるかってぐらい、グワーっと会場内に響き渡る声を聴いた時に、「いやーとんでもない」って。本当に復活していただいて良かったって思いましたもん。そして、今年1月にも…。

八神純子:はい、『ヤガ祭り』(2017年1月29日『ヤガ祭り・2017 There you are Tour Special』@渋谷・Bunkamuraオーチャードホール)。

浦風親方:私は行けなかったんですが、4時間やられたそうで。すごいですよね。声や体力的には大丈夫だったんですか?

八神純子:それがね、「4時間の長いコンサートになります!」って宣言しただけに、アンコールで一番盛り上がって、最後ストンと終わりたかったんです。3時間ぐらいでピークが来て、後はダラダラだったら「何で4時間やったんだ」って絶対言われちゃうでしょ?(笑)。そう言われないようにアンコールにピークを持ってこようと思って。で、それが出来たんです。もう終わって、楽屋に戻って「お疲れ様」って写真撮った後に、「じゃあ30分休んで、第2部行きましょう!」っていうぐらい元気でした。

浦風親方:ハハハ、すごい。やっぱりアスリートですね、闘う人って感じです。今まで歌っている時に、これは倒れちゃうなってことはなかったんですか?

八神純子:倒れちゃうってことはないんですが、緊張して、逃げたいなっていうのはありますよ。「こめんなさい、私、もう帰ります」って帰ったらどうなるかな?って思いながら歌ってることあります(笑)。もちろん、表面はポーカーフェイスなんですけどね。

浦風親方:ええー、本当ですか? 今度ライブをやるじゃないですか? 9日間18公演(4月21日~30日、東京・名古屋・大阪・山口)って相当な体力を使うだろうし、しかも、ビルボードライブだとあの距離感じゃないですか。八神さんなりの距離感の取り方というか、大きなホールで歌うのとは意識が違ったりするんですか?

八神純子:やっぱり、近いのでね、気を使うことはありますけれども。

浦風親方:声量があるから抑えてっていうのはあるんですか?

八神純子:あっ、それは出来ないですね。

浦風親方:まんま、いつも通りのドカーンと?

八神純子:うん、なかなかね、出来ないんですよ。ちょっと軽く歌った方がいいかなって思っていても、気がつくと一生懸命歌っちゃってる(笑)。

浦風親方:いやー、いいっすね。その「一生懸命歌っちゃう」って、何かジーンときちゃうな。全力が当たり前なんですね。

八神純子:最近わかったのは、一生懸命は絶対伝わるってことなんですよね。だから一生懸命に悪いことはないんだってわかったんで、安心して一生懸命ができるっていうか。

浦風親方:なんか名言ですね。すごいな。カッコいいっす。

八神純子:もちろん、その時々のコンディションがあると思うんです。だからといって、一生懸命やらないと伝わらないと思うので、どんなコンディションでも、どんな日でも、一生懸命やるっていうことを肝に銘じて、この6年間、いつもそうですね。

浦風親方:今、東北は復興もしてきて、少しずつでしょうが、元の生活に戻りつつあるじゃないですか。そんな中で、八神さんは一所懸命、音楽を通して支援活動をされてますが、気持ちが変わってきたことってありますか?

八神純子:あるんですよ。こちらも私なりに一生懸命やってきたんですが、この6年を振り返った時に、もっと出来たんじゃないか、もっと他の方法があったんじゃないかと思ったり、どこか、もどかしいんですよね。ですから、今後どうするか、色々考えてるんですけど。ひとつはもっと現状を知らないと、ちゃんとした支援ができないと思うので、その現状をリサーチする仕組みを作りたいなって思ってるんです。結局ひとりで出来ることって限られているので、他人に協力を得ないとダメだなとは思っているんですが。

浦風親方:なるほど。今、日本にいる間中は、日本の方たち、俺みたいなファンにですね、八神さんのそんな愛をドカドカといただけたらなと思ってるんですけど。

八神純子:はい、ありがとうございます。そうさせてもらいます(笑)。

浦風親方:だから、今度のビルボードライブでの公演も、本当、楽しみなんですよ。どんな愛を受け止めることができるかなって。

--2014年に始まった『八神純子 with 後藤次利 “The Night Flight ”』の第4弾ですが、どんな内容になりそうですか?

八神純子:“The Night Flight ”はタイトル通り、“フライト”がコンセプトで、毎回どこかに飛んで行って、そこの場所の音楽をやってるんですね。もう色んな場所に行ったんですが、今回は、“空港”をテーマに出会いと別れを。出会いにも色々あり、別れにも色々あるじゃないですか。どうしようもない別れとか、もうドロドロの別れとか(笑)。そういうのを語りつつ…。

浦風親方:もう、たまんないですね。泣きに走ろうかと思います。

Text by 池田久美
Photo by 山本裕人

八神純子「There you are THE LIVE」

There you are THE LIVE

2017/01/25 RELEASE
MHXL-32 ¥ 6,999(税込)

詳細・購入はこちら

Disc01
  1. 01.There you are
  2. 02.FLY AWAY
  3. 03.夢中
  4. 04.思い出は美しすぎて
  5. 05.サンディエゴ サンセット
  6. 06.夜間飛行
  7. 07.I wanna be smiling
  8. 08.Kissがいいの
  9. 09.生きるから
  10. 10.出発点
  11. 11.明日の風
  12. 12.月に書いたラブレター
  13. 13.1年と10秒の交換
  14. 14.約束
  15. 15.翼があるなら
  16. 16.みずいろの雨
  17. 17.濡れたテラス
  18. 18.パープル タウン~You Oughta Know By Now
  19. 19.Take a chance
  20. 20.Rising
  21. 21.明日に向かって行け (アンコール)
  22. 22.歌が呼んでる (アンコール)
  23. 23.今日の終わりに (アンコール)

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