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Redfoo×DJ KOMORI インタビュー



Redfoo×DJ KOMORI インタビュー

 元LMFAOのラッパー、ダンサー、DJとして大ヒットナンバー「Party Rock Anthem」をはじめ、数々のパーティーチューンを生み出してきた“お祭り男”Redfoo。現在はソロで活動する彼と、日本を代表するクラブDJであり、プロデューサーとしても活躍するDJ KOMORIとの最強コラボが実現。ヴォーカルとして参加するLatifa Teeのエモーショナルな歌声に、Redfooのアッパーなラップが心地良く融合した爽快なダンス・チューンに仕上がっている。今回、10月に開催された【日本女子博覧会 meet MUSIC CIRCUS RED】に出演するため来日したRedfooとDJ KOMORIを迎え、初のコラボ曲「Spotlight」について話を聞いた。

DJ KOMORIは僕が好きなタイプのプロデューサー

−−まず、おふたりがコラボレーションすることになったきっかけから教えていただけますでしょうか。

DJ KOMORI:最初に、僕がRedfooとコラボしたいとずっと以前から思っていたんです。それで、今回の『Manhattan Records The Exclusives R&B HitsVol.7』のリードシングルとなる曲を作ってLatifaにも歌に参加してもらい、ある程度できたものをRedfooに聴いてもらって、参加してくれるかどうかの返事を待っていました。海外のビッグアーティストが参加してくれるかどうかはいつも楽曲のクオリティー次第なので、トラックの質にはすごく気を使いました。

Redfoo:Latifaのマネージャーのイアンから「この曲聴いてみてよ、どう思う?」って音源を渡されて聴いたらすごくいい曲で、ヒットするんじゃないかと思ったんだ。イアンには以前から「Latifaと一緒に何かやってくれない?」と言われていたし、彼から「実はDJ KOMORIがRedfooに携わってほしいと思っているんだ。」ということを聞いて、一緒にやることになったんだ。KOMORIは「イントロでこんな風に言ってください。」とか、指示が明確でしっかりしていて、僕が好きなタイプのプロデューサーだったよ。僕はその指示に沿ってやっていけばいいからすごくやりやすかったし、アウトロもやることになって、またどんどん良くなっていったんだ。

DJ KOMORI:Redfooが最初にラップをつけて送ってくれたとき、Public Enemyの「Bring The Noise」という曲にある、“Once again, back is the incredible”というチャックDのラップパートを引用してくれたり、その後も、“rhyme animal”というフレーズを“party animal”とアレンジしてくれたりしたんです。Public Enemyは、僕がまだ10代の頃に聴いて最初に影響を受けたHipHopアーティストだったし、Redfooも初めて行ったコンサートがPublic Enemyで、そこでも繋がりを感じてすごくうれしかったんです。しかもイントロで僕の名前もシャウトしてくれたので、机を叩きたくなるくらい喜びました(笑)。

−−KOMORIさんはずっと、いつかRedfooさんと一緒にやりたいと思っていたんですか?

DJ KOMORI:そうですね。Redfooはパーティーピープルでラッパーで、プロデューサーといういろんな顔を持っていて、中でも僕はプロデューサーであることに興味を持ったんです。彼には「Party Rock Anthem」や「Shots」という世界的なヒット曲が数多くありますが、プロデューサーの視点で見ると、パーティーソングを作ることって非常に難しいだろうなと思うんです。でもそれはリスナーには見えないことで、その点でも素晴らしいと思いますし、今までに聴いたことがないオリジナルの曲を作り上げた人としても尊敬しています。10年前までは日本にはクラブカルチャーは存在したけど、欧米のようないわゆる“パーティーカルチャー”は存在しなかったと僕は思っています。それが彼の楽曲やミュージックビデオによって、東アジアや韓国、日本ではなかったパーティー文化が一般層にまでもたらされて、クラブのあり方や盛り上がり方が変わったと思います。それは本当に僕たちDJやクラブミュージックに関わる人間に取って大きな意味を持つことだったので、ゼヒRedfooに会えた時に直接伝えたいと思っていました。

Redfoo:僕が初めて来日したときは、「make some noise!」と煽っても、みんな突っ立ったままボーっとしてたよ(笑)。その印象をすごく覚えてる。

−−今回、来日していかがですか?

Redfoo:信じられないくらいに変わったよ! 今はアメリカより日本の方が盛り上がるくらい。僕のライブではシマウマのバルーンを客席に投げるのが恒例なんだけど、みんながもぎ取るくらいの勢いなんだ。会場にいる全員が一緒に盛り上がってくれるから、すごくうれしいよ。

DJ KOMORI:Redfooが日本のクラウドを変えてくれたんです。ありがとう! (笑)。



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僕のモットーは、他にはない曲を作ること

−−「Spotlight」の仕上がりを聴いて、どう思いましたか?

Redfoo:本当にいい曲ができた! と確信したよ。スムーズなビートで、かつエモーショナル。Latifa Teeの声もとてもキレイに乗っていたし、メロディも素晴らしい。それに曲のコンセプトも非常にいいものだと思ったし、歌もラップもダンスも、いろんな要素が曲に詰まっているのが素晴らしいと思う。【日本女子博覧会 meet MUSIC CIRCUS RED】の前日に札幌のライブでやったら、みんなすごく盛り上がってくれたよ。ただ勢いで盛り上がるだけじゃなくて、みんなで揺れながら、温かい空気が流れている感じがしたんだ。

DJ KOMORI:Redfooのパートを24小節作ったんです。その中身は8小節×3パートの様な構成になっていて、最初はヒップホップでオールドスクールの雰囲気で、その次がTRAPのリズム、次がメロウなハウスミュージック感を出したり。いろんなパターンのメロディをベースに作っていきました。

Redfoo:もちろんそれがすごく良かったんだ。KOMORIはプロデューサーとしても本当にパーフェクトで、求められていることが分かりやすかったから、ラップを乗せるにあたっても、バイブスやフロウという感覚をすぐにつかむことができた。彼は素晴らしい、すごくスマートなプロデューサーだと思います。

DJ KOMORI:いろんなタイプの音楽性を持っている人だから、それを引き出したいなと思ったんです。今のヒットチャートにはDJスネークとかザ・チェインスモーカーズとかのサウンドを真似たような曲が溢れているけど、他の人のヒットミュージックを真似するようなことはしたくなかった。それは、Redfooが唯一無二の存在だから。Redfooの作る音楽は、ポップだけど他にはないオリジナルなものだと思う。だから、僕も彼へのリスペクトを込めてそういう他にはない曲を作りたかったんです。

Redfoo:僕のモットーは、他にはない曲を作ることなんだよ。じゃあどう作るのかというと、みんな一人ひとり違う音楽に影響を受けて育ってきていると思うから、自分がどういう曲を聴いて育ってきたかを大切にしているんだ。自分の場合は、影響を受けた音楽を盛り込みつつも、「これはPublic Enemyだね。」と分からないようにしているし、ちゃんと自分のものにして音にするというのを目指していて、それを世界に発信したいと思っている。あくまでもパーティーチューンは自分の中ですごく大事にしながら、常に次はどんな曲を作ろう、どういうことをしようと考えていて、常に先を見ようとしているよ。だけど、曲作りのきっかけは、自分が影響を受けた音楽であって、それはマイケル・ジャクソンの「スリラー」だったり、80年代のファンクだったり、90年代のR&Bだったり。そういったすべての年代で影響を受けた音楽のいいところをとって音に盛り込み、新しい音楽を作ることをモットーにしているんだ。

−−では最後に、ファンの方々へメッセージをお願いします。

DJ KOMORI:今回、世界的に有名なアーティストとコラボレーションさせてもらったことは本当に光栄に思っています。これをきっかけに、僕だけではなく、こういう日本のDJが増えていけばいいなと思います。また一緒にRedfooと新しい曲を作りたいですし、次は一緒にステージでパーティーをしたいと思っているので、楽しみにしていてください!

Redfoo:日本のファンの皆さん、本当にいつも応援ありがとう。僕は日本が大好きです。日本のパーティーシーンを見ると、どんどん盛り上がっているのが分かってすごくうれしいし、今のパーティーシーンは日本が中心になっていると思う。今回、この「Spotlight」でDJ KOMORIとコラボレーションできたのは僕も本当に光栄に思うし、みんなが一緒に盛り上がれるだけじゃなくて、男女間の関係性も盛り込まれている素晴らしい曲に仕上がっている。これからもDJ KOMORIとどんどんコラボレーションしていきたいし、できれば来年、ツアーで一緒にパーティーをして、シャンパンを振りまきたい(笑)。そのツアーのときにはLatifa Teeも呼べたらいいな。とにかく、これからもいい音楽をどんどん作っていくよ!

Redfoo×DJ KOMORI インタビュー



DJ KOMORI DJ KOMORI & Redfoo ザ・ノックス キャット・デルーナ Solidisco Zak Waters & Dragonette Seizo DJ Katch「Manhattan Records “The Exclusives” R&B Hits Vol.7 Mixed by DJ KOMORI」

Manhattan Records “The Exclusives” R&B Hits Vol.7 Mixed by DJ KOMORI

2016/10/21 RELEASE
LEXCD-16013 ¥ 2,200(税込)

詳細・購入はこちら

Disc01
  1. 01.Spotlight (Feat.Latifa Tee)
  2. 02.Collect My Love (Feat.Alex Newell)
  3. 03.Forever (Feat.Natel)
  4. 04.Golden (Feat.AM!R)
  5. 05.Galactic Appeal
  6. 06.Oh Baby
  7. 07.The Horns Remix (Feat.Greg Nice,DJ Kool & Deborah Lee)
  8. 08.Kiss The Sky (Feat.Wyclef Jean)
  9. 09.Straight Up
  10. 10.What A Night (Feat.Jeremih)
  11. 11.Easy To Let Go [DJ KOMORI Remix]
  12. 12.Funk You Up (Feat.Temu)
  13. 13.Back & Forth
  14. 14.Castaway
  15. 15.Heaven Must Love Me
  16. 16.Drive
  17. 17.Valet (Feat.Fetty Wap & 2 Chainz) [DJ KOMORI Remix]
  18. 18.Awkward (Feat.The Game)
  19. 19.Do It Right
  20. 20.HFH
  21. 21.All Eyes On Us (Feat.Racella)
  22. 22.Fast Car (Feat.River)
  23. 23.Take Me Home
  24. 24.Love Renegade
  25. 25.More Than Perfect
  26. 26.Bring Me Back To Life

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