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『CHEERZ HOUSE』夏奈子(東京CLEAR'S)青山玲奈(フラップガールズスクール)舞波和音(Stand-Up! Hearts)共同インタビュー



CHEERZ 『CHEERZ HOUSE』 インタビュー

 グループもキャラも全く違うアイドル3人の共同インタビューハウス『CHEERZ HOUSE』。記念すべきオープンタイミングで参加してくれた3人は、大好きな家族を亡くしても、メンバーが卒業してしまっても、活動がなかなか思い通りに行かなくても、泣きながら前へ前へと突き進んでいく、愛とパワー溢れるアイドルだった。

 ひとつ屋根の下でアイドルとしての喜びや苦しみ、そして未来への希望を語り合い、自分の生き方や歩む道を再認識していく、台本なしのアイドルドキュメンタリー。ぜひ覗いてみてください。

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
左から青山玲奈/夏奈子/舞波和音

参加メンバー:
夏奈子(カナコ/東京CLEAR'S
青山玲奈(アオヤマレイナ/フラップガールズスクール
舞波和音(マナミカズネ/Stand-Up! Hearts





Episode 01.Story until the idle(アイドルになるまでの物語)

--今からここ『CHEERZ HOUSE』で共同インタビューを受けるということで、まずはそれぞれ自己紹介をお願いします。

夏奈子:お掃除ユニット東京CLEAR'Sの班長“ちゃんかな”こと夏奈子です。

青山玲奈:フラップガールズスクールのリーダー“れいにゃん”こと青山玲奈です。

舞波和音:Stand-Up! Hearts“まなみん”こと舞波和音です。

--みんなそれぞれなんでアイドルになろうと思ったんですか?

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲夏奈子

夏奈子:私、ユニットの中でも最年長でして、小学生のときにSPEEDさんやモーニング娘。さんが流行った世代なんですよ。それでアイドルにはなりたかったんですけど、山口県出身で田舎だったので芸能人を目指すような環境がないし、その夢を誰かに教えるのは恥ずかしいし、そのまま二十歳まで過ごしちゃって。でも東京に出てきたらお掃除ユニットに出逢って、今に至る感じです。

青山玲奈:私はとにかく小さい頃から歌とダンスが好きで。好きな歌は洋楽が結構多かったので、日本のアイドルっていうものがどんなものか分からなかったんですよ。だから海外のアイドルみたいな存在をイメージしていて、アイドルになるイコールそれみたいな。だからフラップガールズスクールに入ってからなんです。日本のアイドルグループがどんなものなのかを知ったのは。

--イメージと違ってて戸惑いませんでした?

青山玲奈:イメージと違いました(笑)。でもすごく楽しいです!

※モーニング娘。 『ハッピーサマーウェディング』 (MV)
※モーニング娘。 『ハッピーサマーウェディング』 (MV)

舞波和音:私も小学生の頃からモーニング娘。さんに憧れていて、今、夏奈子さんの話を聞いてて勝手に運命を感じていたんですけど(笑)、でも元々引っ込み思案で。アイドルには憧れていたんですけど、私も実家が田舎だったので「どうしよう? どうしよう?」って迷っているうちに時が経って。でもどうしても「1回はステージで輝きたい」と思って、大人になればそういう感覚は無くなるかなと思ったんですけど、まだ全然あったので思い切ってオーディションに応募したんです。それで、今、Stand-Up! Recordsの研究生1期生としてステージに立ってるので、まだまだなんですけれども、夢の第一歩が叶っているのでとても楽しいです。

--憧れのアイドルについて聞きたいんですが、夏奈子さんと舞波さんはモーニング娘。のどんなところが好きになったんでしょう?

夏奈子:小学生ぐらいだったので、メイクとかヘアスタイルとかにも憧れてて、後藤真希さんとか茶髪や金髪だったりしたので、そういう見た目から「可愛いなぁ!」「華やかだなぁ!」と思って観てました。

舞波和音:私は加護ちゃん(加護亜依)、辻ちゃん(辻希美)が好きでした。あんなにクルクルな髪型なんて小学生のときは出来なかったので、すごく憧れていました。

--青山さんはどんな海外のアイドルに憧れていたんですか?

※Britney Spears - ...Baby One More Time
※Britney Spears - ...Baby One More Time

青山玲奈:私、ブリトニー・スピアーズさんのことが大好きで尊敬していて。デビュー曲「ベイビー・ワン・モア・タイム」の時代から「なんでこんなに可愛くて、どうしてこんなにスター性が溢れてるんだろう?」って思って。あんな風になりたいなって思ってました。

--もう諦めてるんですか?

青山玲奈:諦めてないです! 日本のブリトニーになりたいです!

--アイドルになるまではそれぞれどんな女の子だったんですか?

夏奈子:私は可愛くなくて、ガサツで、おじさんです。

一同:(笑)

--アイドルになるまではおじさんだったんですね(笑)。

夏奈子:俗に言うギャルみたいな。「いぇーい!」みたいな。「海行く? いぇーい」みたいな。アイドルから掛け離れてました。可愛いことをするということに一番遠い娘に育ってましたね。田舎で「目立ちたい」って思うとそっちに行っちゃうんですよ。で、私はタレントになってからアイドルになったちょっと特殊なパターンなんです。普通は若いうちにアイドルやってからタレントになると思うんですけど、私は歳を重ねてからアイドルになったパターン(笑)。

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲青山玲奈

青山玲奈:私はずっと目立ちたがり屋で、学校で劇をやったりするときも主役しかやらないタイプ。それでダンスもやってるような、そういうガツガツした小学生時代があったんですけど、中学生になったら思春期でめっちゃ太って! 今の何倍以上も太ってて、顔パンパン過ぎて、卒業写真の流出とかしたらヤバイと思います。もう写真一面が顔!みたいな感じだったので。でもそのままじゃ体が重くてダンスも出来ないから、高校生になってから頑張ってダイエットして。なので、中高時代は“デブとダイエット”しかない(笑)。今と15キロは違いましたね。

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲舞波和音

舞波和音:私は典型的なオタクで干物女でした。今もなんですけど(笑)、中学校、高校と友達とマンガを持ち寄ってずっと読んでました。休み時間とか。美術部で絵をずっと画いてたんで、そこでもマンガとか画いたり……私の青春にスポーツとか海とか花火大会とかは全くなくて、ずっと家にいました。マンガの中のスポーツは好きなんですけど、私は運動神経が格段に悪かったんですよ。だからサッカー部とかテニス部で活躍している子を見ると「良いなぁ~」って。

--どれぐらい運動神経が悪かったんですか?

舞波和音:50m走って平均は女子でも8秒とか9秒だと思うんですけど、私は10秒以上かかってて、100m走に関しては途中で止まってました。

一同:(笑)

--100m走、完走できず。

舞波和音:それぐらい体力がなかったんです。でも今はダンスで体力もついてるんで完走できると思います!

--皆さん、アイドルになるぐらいですから学校ではモテたりしたんでしょうか?

青山玲奈:私、デブだったんで(笑)。

--夏奈子さんは?

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲夏奈子

夏奈子:いや、モテ……てたッスね。

一同:(笑)

夏奈子:他の中学校にファンクラブとか出来てました。

青山玲奈:えぇっ!?

舞波和音:凄いですねぇー!

夏奈子:プリクラ1枚で500円とか……

--すでにプロじゃん(笑)!

夏奈子:いや、それぐらい欲しかったレベルで騒がれてたっていう!

--舞波さんは?

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲舞波和音

舞波和音:人生にはモテ期っていうのが3回あるって言うじゃないですか。多分、その3回分を中学校のうちに使い切ったんで、その当時はめちゃくちゃモテたんですよ。全然ブサイクだったんですけど、何故か。それからは何もない。

--アイドルになる前に使い切っちゃったっていう(笑)。皆さん、学校ではどんな存在だったんですか?

夏奈子:私は……

--怖れられてた?

一同:(笑)

夏奈子:そうです! 違います(笑)! でも運動会で応援団長をやったりするのが好きで、イジメとかに遭って泣いてる子がいたら「誰にやられたの?」って聞いて、イジメた子を怒りに行ってました。よく注意してましたね。今の東京CLEAR'Sでのポジションと近いかもしれませんね。何にも変わってない。

--なんでそういう正義感の強い女の子に育ったんですかね?

夏奈子:お父さんに「人に嘘つくな、人にお金借りるな」みたいな感じで、すごく厳しく育てられたんですよ。ご飯の食べ方ひとつ取ってもちゃんとしてないと注意されたり。なので、お父さんの影響が大きいと思います。

--舞波さんは?

舞波和音:私は運動系で活躍できなかったんですけど、唯一頼られることがあって。それが文化祭のときで。絵が得意だったので、ポスターとかのぼり絵とか、そういうものは全部「舞波に頼もう」って言ってもらえて、それが嬉しかったです。いつもは地味で目立たないタイプだったので、絵が得意って分かってくれていて、それで頼んでくれるのが嬉しかったんですよね。

--そんな皆さんがアイドルになったこと、家族はどう思ってたりするんでしょう?

夏奈子:応援してくれてます。私がこういう仕事に就くときから「アンタが夢持って頑張ってるのが嬉しい。頑張りんさい」って言ってくれていたので。

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲青山玲奈

青山玲奈:私も家族にはすごく応援してもらっていて、いつもCDも買ってくれて。あと、先日、おじいちゃんが亡くなってしまったんですけど、おじいちゃんが亡くなる前にCDを渡したんですね。そしたら涙を流して喜んでくれたんです。いつも怒ってるようなおじいちゃんだったのに! そのCD、3rdシングル『羽ばたけ翼』がリリースされた日に亡くなってしまったんですけど……でもおじいちゃんもすごく応援してくれてたんだなって。亡くなった後もいつもおじいちゃんが見ててくれている気がします。

舞波和音:ウチの親も「夢があるならそれを追ってもいいし、やりたいようにやりなさい」って言ってくれているので、本当に有り難くて。ウチ、父親が芸人バリに面白い人で、今は離れて暮らしているんですけど、私が家を出て行くときに人通りのある大通りで「ウチの娘、頑張れよー!」って駆け寄ってきてハグをされて。それを「ここ日本だから」って引き離して(笑)「じゃあ、頑張ってくるから」って実家を出てきました。

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Episode 02.Become a longing of idle(憧れのアイドルになってみて)

--実際にアイドルになってみてどう?

夏奈子:良いときも悪いときもあるし、その振り幅が凄いなって。想いが強い分、つまづくとすごく落ち込むんですけど、ステージに立ってお客さんに会ってしまえば、それで全部チャラになります。「私には居場所があるんだな」「ここにいて良いんだな」って思える。

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲青山玲奈

青山玲奈:私、1期生としてフラップガールズスクールに加入したんですけど、最初は15人いたんです。でも今は1期生が私1人だけなんですよ。周りのメンバーが卒業していくのはすごく寂しいなって思うんですけれども、今、メンバー5人で活動している中で、私は辞めていったメンバーの分も夢を繋いでいかなきゃいけないんだなって。みんなの夢を背負って活動している感覚なんです。今年【TOKYO IDOL FESTIVAL】(以下TIF)に初出演させて頂いたんですけど、結成当初の私はTIFがどんなイベントかよく分かってなくて。でも他の1期メンバーは「TIFに出れたら凄い」「TIFに出たい」ってよく言っていたので、その夢は叶えたいと思っていたんです。みんな卒業してしまった今、私がいる間に絶対に出たいとはずっと思っていたので、それは叶って良かったなって!

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲舞波和音

舞波和音:私たちStand-Up! Heartsはオーディションから選ばれた研究生なんですけど、先輩のアフィリア・サーガさんの前座としてライブに出ることが出来たので、最初から結構観て下さる方がいらっしゃったんですよ。それでステージに立つ喜びを知ったんですけど、踊る事に精一杯になってしまったり、たくさんいる研究生の中で私はどのポジションに行ったらいいのか悩んだりもして、最初は何が何だか分からない状態だったんですね。でも最近は自分のキャラも分かってきたし、ステージも回数をこなすことで慣れていって、表情も笑顔が全然作れるようになって。お客さんと目を合わせるようにもなってきたので……

--最初はそれすら出来なかったんだ?

舞波和音:それすら出来なかったです。下を向いてました。なので、自分でも成長はしてると感じますし、まだ研究生なので、CDでオリジナル曲を出すところまで早く行きたいなって思ってます。

夏奈子:なんか泣ける。

舞波和音:(笑)

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲夏奈子

夏奈子:泣きそうになっちゃった。分かります、気持ちが。こうやって強がってるけど、本当にそういう気持ちでやってきているので……。私、まだ東京CLEAR'Sの班長になってから1年半で、ユニット自体も1年半ぐらいしかやってないんですよ。大人になってから始めたので変な度胸とかはあったんですけど、緊張して全部の振りが飛んだりとかはしてました。それで「消えたい」って思ったり、お客さんが5人しかいないときもあったので「どうしよう」って悩んだり……でもこの1年ですごく頑張りました!

--よく耳や目にするユニットになりましたもんね。

青山玲奈:私も最初は大変でした。フラップガールズスクールは全レッスン公開型アイドルなんですけど、初めてお客さんと会ったのがその公開レッスンだったんですよ。自分が何も分からないで来たレッスンで、その場で振り付けを教えてもらったりしたんですけど、その姿をお客さんに観られるのが最初はすごく怖くって。出来てないと思われてたらどうしよう?って。でも今は、その出来なかった頃から見守ってもらえていることを嬉しく思いますし、お客さんの為にも成長しなきゃ!って思ってます。

--それぞれどんなグループに所属してるんでしょう?

※東京CLEAR'S 愛と勇気のクリーンパワー 2014/03/16 @六本木morpf tokyo
※東京CLEAR'S 愛と勇気のクリーンパワー 2014/03/16 @六本木morpf tokyo

夏奈子:私たちはお掃除が大好きな女の子が集まったユニットで、ライブを通じてお掃除の大切さを伝えていて。あと、ファンの方と一緒にお掃除ボランティアをしているんですけど、ファンの皆さんには手ぶらで来て頂いて、軍手とかはこちらで用意していて、greenbirdさんっていうゴミ拾いボランティアのNPO団体と一緒にやらせて頂いてます。で、曲がほとんどお掃除の歌なんですよ。

--曲がほとんどお掃除の歌って、そんなにバリエーション出せるんですか?

夏奈子:基本的に「ピカピカ」とか「キラリと」とか「キュキュキュ」とか……ちょっと似たりはしてます(笑)。それでもどうにかいろんなパターンのお掃除の歌をうたっています!

--フラップガールズスクールは「全レッスン公開型アイドル」と仰っていましたが、具体的にはどんなグループなんでしょう?

※サマーデイズDANCE / フラップガールズスクール
※サマーデイズDANCE / フラップガールズスクール

青山玲奈:すべてのレッスンをファンの皆さんに公開しながら活動しています。黒澤直也先生にすべてプロデュースを手掛けて頂いていて、黒澤先生の曲で自分たちも成長できているし、その成長をファンの皆さんにも見守って頂きながら活動して、夢を追い掛けているグループです。

--ファンの方はどんな気分でレッスンを観てるんでしょうね?

青山玲奈:授業参観みたいな感じなんだと思います。本当に見守って頂いています。ただ、レッスン中はメイクも落ちていきますし、泣いたりもするので、本当に悲惨な姿をたくさん観て頂いてると思います(笑)。そういうところも隠さないグループですね。

--Stand-Up! Heartsは?

※Stand-Up! Hearts Live at Japan Expo 2015
※Stand-Up! Hearts Live at Japan Expo 2015

舞波和音:先輩アイドル、アフィリア・サーガさんが所属するStand-Up! Recordsの研究生ユニットです。日々キラキラ輝けるアイドルになれるようにレッスンを受けています。最近はCHEERZさんのおかげで、まだ研究生でありながらもいろんなメディアの方に取り上げて頂いているので、本当にCheerしてくださっている皆さんにはいつも感謝しています。

--その各グループの中で自分はどんなポジションやキャラクターだったりするの?

夏奈子:私たちフランチャイズユニットで、全国に現在10チームありまして、東京、名古屋、川越、群馬、大阪、熊本、横浜、千葉、札幌、仙台でそれぞれ活動していて、その東京支部が東京CLEAR'Sなんですけど、東京ってアイドルの激戦区じゃないですか。そこで活動するユニットの最年長ということで、私の班長というポジションはお姉さん。可愛いというよりセクシー担当というか、大人なイメージでやってますね。

--メンバーにとって班長はどんな存在なんでしょうね?

夏奈子:ウチのメンバーは「“ちゃんかな”が班長じゃないとイヤだ」って言ってくれています。

--例えば悩んでるメンバーがいたらどんな風に接するんですか?

『CHEERZ HOUSE』インタビュー

夏奈子:それはもう「飲み行こうぜ」って。

一同:(笑)

舞波和音:カッコイイ!

--青山さんと舞波さんはどんなメンバーなんですか?

青山玲奈:私も一応リーダーなんです! ウチのメンバーも仲は良いんですけど、一番下の14歳のメンバーにいじめられたりしてます(笑)。私、そんなつもりは全くなかったんですけれども、いつの間にかイジられキャラになってて。でも頼ってくれるときはすごく頼ってくれて……ただ、私が逆にしっかりしてなさ過ぎているので、すごくメンバーに頼っていたりとか、告知とかも「言って、お願いします」って頼んだりしてます。

舞波和音:Stand-Up! Heartsは人数が多いので、みんなでワチャワチャやってるんですけど、私は年上のほうなんですよ。下はまだ中学生だったりするので。だから私がお姉さんとしてしっかりしなきゃと最初は思ってたんですけど、やっぱり無理でした(笑)。なので、今は自由に泳がせてもらってます。あと、私が一番コスプレ好き、マンガ好き、ゲーム好き、アニメ好きみたいな感じだったんで、キャラクターとしてはオタクポジションになってます。

--今までアイドルとして活動してきて一番イヤだったこと。もしくはキツかったことって何ですか?

夏奈子:野外で、夏で、ライブ3本とか。熱中症みたいな感じになったり、そういうのがツラかったです。日焼けもするし、ケアできないし。

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲青山玲奈

青山玲奈:私はやっぱりメンバーの卒業ですね。20人ぐらいのメンバーを見送ってきてるんですけど、全然慣れなくて。毎回号泣して死にそうになってます。でも頑張……なんか泣きそうになってきちゃった! 誰かが卒業する度に悲しいなって、すごく悲しいなって思うので。でも今はそのメンバーたちの想いも背負ってやっていきたいって思ってます。

舞波和音:私はキツかったことは特にないんですけど、強いて言うならレッスンの腹筋が……(笑)。ダンスの先生が優しくて丁寧な方なんですけど、たまにドSで。すっごいキツい腹筋を何十分かやった後に「はい、次、レッスン!」みたいな。でも中学のときに経験できなかったことなので、すごく楽しいです。おかげで腹筋が割れました。

--では、アイドルになって一番良かったこと、嬉しかったことは?

青山玲奈:私はやっぱりTIFに出演できたこと。2日間、本当に「どうしよう!?」って思うぐらい幸せでした。一昨年、去年とパンフレット販売のお手伝いをさせて頂いてて、そのときもずっと「出たい、出たい」って言っていた場所だったので、あの景色や集まっていた人たちのことは一生忘れたくないなって思いますし、これからも毎回TIFに出演できるアイドルになって、大きなステージにも立てるようになりたいなって思いました。

舞波和音:私はファンがついてくれたことが嬉しかったです。最初から自分でも「ダメだなぁ」って思うところが多かったんですけど、それでも応援してくださる方がついていてくれて、今も見守ってくれているので……まだダメダメな私だけど、このままずっと見守ってもらえるような存在になれるように、もっともっと頑張らなきゃいけないなと思ってます。

『CHEERZ HOUSE』インタビュー

夏奈子:私はふたつあるんですけど、今のメンバーに出会えたこと。もうひとつは、メジャーデビューが決まった1年後に父が亡くなってしまって。そのメジャーデビュー作のオリコンの発表があった次の日に亡くなってしまったんですよ。それで、葬儀で自分の曲をかけたんですけど……。私は燻っていい歳までダラダタしてきたので、お父さんが生きている間にメジャーデビューした姿を見せられた…………それが一番嬉しかったことです。

--各グループ全体の目標とか夢とかってあったりするんでしょうか?

夏奈子:日本全国はもちろん、海外でもお掃除をした後にライブをやっていきたい。ボランティアしてからそのままライブに行ったり、ライブ終わりに街へ掃除しに行ったり、その機会が増えれば増えるほど良いことかなって。それで県とか国とかが「掃除とライブしに来てよ」って呼んでくれるような組織になりたいです。

--ニューヨークCLEAR'SとかロンドンCLEAR'Sも出てくるかもしれない?

夏奈子:それが夢ですね。海外の汚れているところにも行ってお掃除したいです。

青山玲奈:私たちフラップガールズスクールは「とにかく有名になりたい」とずっと言ってきていて、パフォーマンスや楽曲をたくさんの方に観てもらいたいし聴いてもらいたい。でも先日「有名になりたい」って漠然としてるよね?ってみんなで話して、それで「武道館を目指そう!」っていう明確な目標をメンバーで決めました。なので、私たちは武道館へ行きます! その為に今を目一杯生きていきます!

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲舞波和音

舞波和音:Stand-Up! Heartsはまだデビューしてないのでたくさんの夢があるんですけど、まず最初の目標としてはオリジナル曲が欲しいです。今はアフィリア・サーガさんのカバーを歌わせて頂いているんですけれども、やっぱりハーツ(Stand-Up! Hearts)の曲も絶対に欲しい。あとは、選抜組に選ばれてデビューすることですね。まだまだなんですけど、私は早く行きたいなと思っているので、その為にももっと努力しなきゃなって思ってます。それでいつかはアフィリア・サーガさんに「最近ハーツがすごいっ。私たちも頑張らなきゃな」って意識してもらえるようになりたいなって思ってます。

--では、それらの夢を叶える為に今のグループに足りないものって何だと思いますか?

夏奈子:知名度もそうですけど、やっぱりアイドルになっちゃってます。

--どういうこと?

夏奈子:お掃除をコンセプトにしているのに、若い子たちはアイドルだと勘違いしている。

--ちょっと待って、アイドルではあるんですよね(笑)?

夏奈子:アイドルではあるんですけど、お掃除ユニットであることの大切さをまだ分かってない子が多い。下は小学生もいるので、楽屋がぐちゃぐちゃってなってるんですよ。それを他のアイドルグループやスタッフさんに見られたら「CLEAR'Sなのに、汚っ!」ってなるじゃないですか!

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲夏奈子

--「全然お掃除ユニットじゃない!」ってなりますね。

夏奈子:私たち東京CLEAR'Sはいつも楽屋を綺麗にしていて、最後まで残ってちゃんとゴミ拾いをしてから帰るんです。ウチのメンバーはやるんですよ。全員二十歳は越えてる大人なので。でもそれは全国のチームが出来てないとダメじゃないですか。イベントのときだけじゃなくて日々お掃除ができるメンバーになってほしいなって思います。

--フラップガールズスクールに今足りないものは?

青山玲奈:たくさんの方に応援して頂けるアイドルユニットにならなきゃいけないなと思っているので、パフォーマンスはもちろん、メンバーの人間性とかももっと磨いていきたいなって思ってます。みんな仲は良いんですけど、自分の殻に閉じこもっちゃうときもあるんですよ。それが5人それぞれ一斉になっちゃうときもあって、それがステージにも出ちゃったりするので、もっとみんなで助け合って頼り合って、その関係の中で良いステージが出来るようになることを目指してます。

--青山さん、自分の殻に全然閉じこもってないですけどね。今日の感じを見る限り、かなりキャラ立ちしてるじゃないですか。

青山玲奈:え、本当ですか? 嬉しい!

--続いて、Stand-Up! Heartsに足りないもの。

舞波和音:最近の一番の課題は、私たちMCが壊滅的に下手で(笑)。昨日も言われちゃったんですけど……みんな仲は良いので楽屋ではぺちゃくちゃギャーギャー騒いでるんですけど、いざステージに立つとみんなシュンって静かになっちゃう。

青山玲奈:分かる!

舞波和音:舞台に立って初めて喋る難しさを知りました。みんなを盛り上げながらテンポ良く喋るってすごく難しいんだなと思って、これは猛練習しないとデビューどころではないので……。

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Episode 03.If it did not become idle(もしアイドルになってなかったら)

--もし自分がアイドルになっていなかったらどうなってたと思います?

青山玲奈:えー、考えたこともなかった。

夏奈子:私は田舎だから大家族とかになってそう(笑)。

舞波和音:私は根暗な干物女ですね(笑)。酷い引きこもりになっていたかも。最近はライブ活動も多くて、外に出る機会がほぼ毎日あるんですよ。でも前までは休日は外へ一歩も出なかったので、今は毎日太陽を浴びているだけで健康的な感じがします。

夏奈子:今日初めて会ったんですけど、話聞いてて「この娘、アイドルになってよかったなぁ」って。

--お母さんみたい(笑)。

夏奈子:完全に親心(笑)。

青山玲奈:私は? 私は?

『CHEERZ HOUSE』インタビュー

夏奈子:あなたは強く生きていける。

一同:(笑)

夏奈子:あなたはそのままで。

青山玲奈:姉さん、ありがとうございます!

--皆さんぐらいの年齢だと、普通は恋愛のことばかり考えててあたりまえの時期じゃないですか。友達も彼氏とデートしてたりするだろうし、そういうのが羨ましいと思うことはないんですか?

夏奈子:思いますよ!「友達はみんなデートしてんのに、何してんのよ? ウチら」ってファンの前で言ってます(笑)。

--どうですか?

青山玲奈:えぇっ!? 考えられないです! 結婚っていう概念がまず凄いなって思うので、想像つかないですね。占い師さんにも「結婚するとしても結構歳を取ってから」って言われたんで(笑)。

--せっかく『CHEERZ HOUSE』と銘打っているので、せめて妄想の中だけでも恋愛して頂けたらなと思うんですが(笑)、それぞれの理想のデートを教えてください。

青山玲奈:私、夢の国が大好きなんですよ。だから私のプランに全部合わせてくれて……私はパレードとか4時間前から並ぶ人なんですよ。そういうのも全部合わせてくれて、結婚式は絶対にホテルミラコスタで、新婚旅行は海外の夢の国!って決めてます!

夏奈子:私はもう普通に浴衣着て花火大会とか行きたいですね。普通が良いです。今はずっとライブしてますし、東京CLEAR'Sに命懸けてるのでプライベートってないんですよね。だから普通のことを普通にしたいなって憧れます。

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲舞波和音

舞波和音:私は、結構土日って同人誌の即売会がやってるんで一緒に行ってもらいたいです。ただ、会場に入ってからは自分勝手に動きたいので別行動で(笑)。

--あんまりトキメく話が出てきませんでしたね。

一同:(笑)

--どんな男性の仕草にドキっとしたりしますか?

夏奈子:いや、特に……

青山玲奈:ないです。

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲舞波和音

舞波和音:私、鎖骨フェチなんです。綺麗なくぼみが出来てる鎖骨が好きで、あのくぼみに指をズボってしたいと思います。

青山玲奈:私、どうですか?

舞波和音:お、綺麗な鎖骨ですね。あとでズボってさせてください。

--恋愛トーク、全然盛り上がらないんで次行きます。

一同:(笑)

--みんなにとってファンってどんな存在になってるんでしょう?

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲夏奈子

夏奈子:命、命。

--命も二回言うと軽くなりますね(笑)。

夏奈子:いや、神様です! というか、天使! 感謝しかないです。大好きです。

青山玲奈:本当に大切な存在です。いつも見守って頂いて、こんな私たちを応援して頂いているので、ファンの人たちの夢も叶えたいって思います。いろんな景色を一緒に観に行けたらいいなって。

舞波和音:間違いなく今の私が在る為の存在なので、居なくなったら私は死にます(笑)。

--ファンを辞めたら死なれるアイドル(笑)。

夏奈子:重たい!

Episode 04.Closing~Go back to the members(メンバーのもとへ)

--そろそろ『CHEERZ HOUSE』から退出して頂かなければいけないのですが、今日こうして他のグループのアイドルさんと話してみていかがでした?

青山玲奈:楽しかったです!

舞波和音:やっぱり私たちのグループと全然違うので、いろんな意見が聞けてすごく勉強にもなったし、とにかく楽しかったです。

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲夏奈子

夏奈子:本来はみんな売れたいからライバルなんですけど、本当にこういう良い娘たちが頑張ってるんだなって思うと「アイドルも捨てたもんじゃないな」って思えるし、負けても悔しくない方々たちだなって思いました。尊敬できるところがそれぞれにあって、すごく魅力的で、本当にライブ観たいなって。みんなキャラが違うのですごく楽しかったです。

青山玲奈:私も私たちのグループも他のアイドルさんとおしゃべりしたことが無いんですよ~。私、すごい人見知りなんで!

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲青山玲奈

--今日は全然感じなかったですけどね。

一同:(笑)

青山玲奈:なので、めちゃくちゃ嬉しかったです!

--では、最後に、これから先も夢を叶える為に共に戦っていく、自身が所属するアイドルグループのメンバーたちへメッセージをお願いします。

『CHEERZ HOUSE』インタビュー
▲舞波和音

舞波和音:私たちはまだいろいろ課題はあるけど、デビューしたいって想いは全員持ってると思うので、今はMCに特に力を入れつつ(笑)、みんな仲良くて私も大好きなグループだから、力を合わせて頑張っていきたいと思ってます。これからもよろしくお願いします。

青山玲奈:本当に私はメンバーが大好きです。ずっといつまでも側にいてほしいです。リーダーとして頑張りますので、これからもよろしくお願いします!

夏奈子:私もメンバーが大好きです。いつも口に出してるけど、本当に大好きです。今のメンバーじゃなかったらここまで頑張れてません。街を綺麗に、みんなを笑顔に、これからも班長として皆さんを引っ張っていくのでついて来てください!

Interviewer:平賀哲雄
Photo:内山直也

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マイケル・キワヌーカ/デヴェンドラ・バンハート/L.A.サラーミ/ユセフ・カマール
小室哲哉『JOBS#1』インタビュー(Billboard JAPAN×RakutenMusic/楽天ブックス)
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小室哲哉、2017年春の音楽論。
モーニング娘。'17(小田さくら単独/加賀楓&横山玲奈)『BRAND NEW MORNING/ジェラシー ジェラシー』インタビュー
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小田さくら「その歴史を守らないで何がモーニング娘。だ!」加賀楓&横山玲奈「モーニング娘。を引っ張っていける存在に―――」
特集:小坂忠~ジャパニーズ・ポップス・シーンの至宝~ 中納良恵(EGO-WRAPPIN’)コメントも公開
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日本のソウル・ミュージック&ゴスペル・ミュージックの元祖の軌跡を振り返る。
倖田來未『W FACE~inside~』『W FACE~outside~』インタビュー
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「どっちの倖田來未が好きですか?」
NPG来日&プリンス楽曲ストリーミング解禁記念!思い出のプリンス・ソングをプレイバック
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西寺郷太/沼澤尚/内本順一/丸屋九兵衛 参加!
マイケル・キワヌーカ来日記念特集 ~英国を代表するシンガーソングライターへと成長した奇才とUK音楽の現在
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『Love & Hate』という“現代のサウンドトラック”
マイルス Electric Band ~来日記念対談 小川隆夫×柳樂光隆
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『ビッチズ・ブリュー』から『TUTU』までを再訪する唯一無二のプロジェクトの来日を予習

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