Billboard JAPAN


Special

【BIGGEST HITS OF 2014】ビルボードジャパン年間チャート

2014年間チャート

 2014年のビルボードジャパン年間チャートを発表。今年度からシングル総合チャート“Billboard JAPAN Hot100”にはTwitterのツイート回数と、CDのLook Up回数がチャートを構成する指標として加わり、パワーアップ。アニメソングに国内の洋楽シーンを図るチャートと各ジャンルなど計11チャートで2014年の“BIGGEST HITS”をチェック!(集計期間:2013年11月25日~2014年11月23日)

【Billboard JAPAN Music Awards 2014】

hot100

AKB48から嵐がHOT100首位奪還

 新たにルックアップとツイッター2指標が合算され、5種類のデータによる合算となったBillboard JAPAN Hot100。

 注目の初年度結果は4月30日に発売された嵐「GUTS!」が上半期の首位を守りきり、AKB48「心のプラカード」を押さえ、僅差でHot100イヤーエンドの首位を獲得した。「GUTS!」はシングルセールス2位、ルックアップ1位とフィジカル2指標で他曲を押さえる訴求力の強さが特徴的。一方の「心のプラカード」はフィジカルよりもソーシャル指標であるツイッターでの1位が目立ち、両アーティストのソーシャル・メディア・アプローチの濃淡が顕れる結果となった。

フィジカルで強さをみせた両アーティストに続く総合6位以下には、今年注目された5曲が並ぶ。

6位:ファレル・ウィリアムス「ハッピー」
7位:松たか子「レット・イット・ゴー~ありのままで~」
8位:東方神起「Time Works Wonders」
9位:秦基博「ひまわりの約束」
10位:ワン・ダイレクション「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」
11位:西野カナ「Darling」

これらはシングルセールス以外の指標で高ポイントを挙げた楽曲で、東方神起以外はチャートイン回数も上位5曲を上回る曲が多く、2014年を彩るロングヒット曲と言えるだろう。

 東方神起はツイッター指標で総合2位となったが、11月初週の発売日にも関わらずチャートインしたのは、驚異的なツイート数をマークしたため。熱心なファンが発信元となりツイートが拡散、接触率が急増した。この結果が他指標に影響を与えるか、新年度最初の注目曲となっている。

1位 GUTS!

GUTS!


¥1,234(税込)
JACA-5404
2014/04/30 RELEASE
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2位 心のプラカード

心のプラカード

AKB48
¥1,646(税込)
KIZM-90297/8
2014/08/27 RELEASE
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3位 ラブラドール・レトリバー

ラブラドール・レトリバー

AKB48
¥1,646(税込)
KIZM-283/4
2014/05/21 RELEASE
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Hot100 Year End 2014をフルスペックでチェック!


アルバム

嵐、安室、福山を抑え『アナ雪』サントラが堂々の首位

 今年、社会現象を巻き起こした『アナ雪』だが、アルバムチャートでもその威力を発揮し、アルバムチャート常連である嵐、安室奈美恵をも退け、日本語歌入り『アナと雪の女王オリジナル・サウンドトラック-デラックス・エディション-』が首位を獲得。さらにサントラ盤も14位に食い込んだ。僅差で2位となったのは嵐の『THE DIGITALIAN』。HOT100を制した「GUTS!」含むシングル、新曲、ソロ曲含む嵐13作目のオリジナルアルバムで、10月後半のリリースでチャートイン回数5回にも関わらず急伸し、2位を獲得した。そして、上半期で2位を獲得していた福山雅治『HUMAN』は、4位に落ち着くという結果に。洋楽シーンは、2013年からロングセールスを続けるワン・ダイレクション『ミッドナイト・メモリーズ』が着実にポイントを積み上げ、11位にチャートイン。

1位 アナと雪の女王DX

アナと雪の女王オリジナル・サウンドトラック-デラックス・エディション-

サウンドトラック
¥3,780(税込)
AVCW-63028/9
2014/05/03 RELEASE
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2位 THE DIGITALIAN

THE DIGITALIAN


¥3,240(税込)
JACA-5445
2014/10/22 RELEASE
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3位 Ballada

Ballada

安室奈美恵
¥3,132(税込)
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2014/06/04 RELEASE
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シングル

AKB48、5年連続首位

 前年の「さよならクロール」に続き、AKB48「ラブラドール・レトリバー」が嵐「GUTS!」を押さえ首位に立った。2位以下は嵐3曲関ジャニ2曲に続きAKB2曲と、24位までAKBグループかジャニーズ系というラインナップとなり、25位にようやくキング・クリームソーダ「ゲラゲラポーのうた」が滑り込む展開。シングル・セールスに強いアーティストが順当にその実力を発揮し、それ以外のアーティストが上位に食い込むことはますます難しくなったことを色濃く示す結果となった。

 参考までに前年度だと25位までにサザンオールスターズ「ピースとハイライト」(10位)、Linked Horizon「紅蓮の弓矢」(14位)、天野春子(小泉今日子)「潮騒のメモリー」(24位)、ゴールデンボンバー「Dance My Generation」(25位)がランクインしており、これらのようなコア・ファン以外にも訴求するパワーのある楽曲がシングル盤としてリリースされることが今年度は「ゲラゲラポーのうた」以外には無かったことを示している。

1位 ラブラドール・レトリバー

ラブラドール・レトリバー

AKB48
¥1,646(税込)
KIZM-283/4
2014/05/21 RELEASE
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2位 GUTS!

GUTS!


¥1,234(税込)
JACA-5404
2014/04/30 RELEASE
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3位 Bittersweet

Bittersweet


¥1,296(税込)
JACA-5401
2014/02/12 RELEASE
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エアプレイ

ダウンロードと共振?し始めた洋楽曲がチャートイン

 今年前半を席巻したファレル・ウィリアムス「ハッピー」が順当に首位となった。2位はワン・ダイレクション「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」。イヤーエンドのエアプレイ・チャートは、他指標と共通点が見つけにくいのが通例だが今年は様相が変わっている。

 それは上位にランクインした楽曲がダウンロード指標と共振しているように見えることだ。ファレル・ウィリアムス「ハッピー」、ワン・ダイレクション「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」、テイラー・スウィフト「シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!」はダウンロードでそれぞれ4位、6位、23位となっていて、これは前年度に上位を占めた洋楽曲に見られなかった事象といえる。これらの楽曲はクロスメディア展開がダウンロードを伸ばす鍵となっていて、それが起因してコア層以外にも訴求していった。これが洋楽復権のヒントとなるか、次年度のエアプレイとダウンロードに注目だ。

1位 ハッピー

ハッピー

ファレル・ウィリアムス
¥2,376(税込)
SICP-4129
2014/04/30 RELEASE
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2位 ストーリー・オブ・マイ・ライフ

ストーリー・オブ・マイ・ライフ

ワン・ダイレクション
¥2,376(税込)
SICP-3933
2013/11/27 RELEASE
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3位 ベイビー・アイ

ベイビー・アイ

アリアナ・グランデ
¥3,065(税込)
UICU-9075
2014/02/05 RELEASE
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Hot Top Airplay Year End 2014をフルスペックでチェック!


アニメ

“アナ雪”“ドラ泣き”“ようかい”ヒット曲続出したアニメシーン

 2014年を代表する大ヒット作となった映画『アナと雪の女王』。アニメチャート“Billboard JAPAN Hot Animetion”の年間チャートは松たか子「レット・イット・ゴー~ありのままで~」が2位以下に大きく差を付け首位をマーク。雪の女王が今年のアニメソングチャートをも制した。

 『アナと雪の女王』関連曲はMay J.バージョンが4位、イディナ・メンゼルバージョンが5位に、神田沙也加と松たか子による「生まれてはじめて」が9位と計4曲をTop 10に送り込む結果に。アルバムでのパッケージリリースはあったが、シングルCDではない為、これらはそのほとんどがデジタルポイントだ。そして、サントラチャートはもちろん、日本のメインアルバムチャート、全米アルバムチャートを制するなど、映画の興行収入も驚異的だが、サントラも大ヒットを記録している。

 上半期が“アナ雪”なら下半期は“ドラ泣き”で2位には映画『STAND BY ME ドラえもん』主題歌の秦基博「ひまわりの約束」がチャートイン。普段のファン層によるパッケージのポイントに加えて映画のヒットから、ロングヒットには欠かせないデジタルとルックアップのポイントを大きく伸ばした。

 アニメ界隈で外せないのはチビッコから親世代まで巻き込んだ『妖怪ウォッチ』だろう。今回3位にチャートインした「ゲラゲラポーのうた」と「ようかい体操第一」と合わせて社会現象に。

1位 レット・イット・ゴー~ありのままで~

レット・イット・ゴー~ありのままで~

松たか子
¥3,780(税込)
AVCW-63028/9
2014/05/03 RELEASE
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2位 ひまわりの約束

ひまわりの約束

秦基博
¥1,500(税込)
AUCL-165
2014/08/06 RELEASE
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3位 RPG

RPG

SEKAI NO OWARI
¥1,296(税込)
TFCC-89428
2013/05/01 RELEASE
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洋楽

ファレル「ハッピー」が洋楽チャート1位最多記録を保持し、年間チャートでも1位に

 チャートイン回数44週、その内10週が1位となるBillboard JAPAN洋楽チャート史上初となる大記録を叩きだしたファレルの「ハッピー」が今年の洋楽チャート年間1位に輝いた。

 社会現象になるほど世界的な大ヒットとなり、米ビルボードの年間シングル・チャート、iTunesの年間シングル・セールス・チャートでも1位を記録したファレルの「ハッピー」。ここ日本でもエアプレイ、デジタル・セールス、ツイート数、すべての指標にて圧倒的な強さを誇り1位に、嵐、AKB48が上位を占める年間シングル・チャートでも6位と大健闘している。そして2位には、昨年リリースされたワン・ダイレクションの3rdアルバム『ミッドナイト・メモリーズ』から「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」がランクイン。ドコモの大型TVCMに起用されるなど、スパンの長いメディア露出が功を奏し30週近くランクイン。年を跨いたロング・ヒットとなり、年間シングル・チャートでは10位に、TOP10 にランクインした2組目の洋楽アーティストとなっている。

 3位には、映画から音楽界へとクロスオーヴァーし、こちらも世界的ヒットとなったイディナ・メンゼルの「レット・イット・ゴー」。日本語バージョンがリリースされたこともあり、エアプレイ・ポイントは上位2アーティストに比べると低いが、その話題性からツイート・ポイント、そしてデジタル・セールス・ポイントを稼いた。そして今年日本デビューを果たしたアリアナ・グランデは、日本でのデビュー・シングルとなった5位の「ベイビー・アイ」をはじめ、「プロブレム feat.イギー・アゼリア」が7位、「ブレイク・フリー feat.ゼッド」が9位と3曲がチャートイン、若き実力派女性シンガーとして一躍注目を集め、この1年間で大きく飛躍したことを証明した。

1位 ハッピー

ハッピー

ファレル・ウィリアムス
¥2,376(税込)
SICP-4129
2014/04/30 RELEASE
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2位 ストーリー・オブ・マイ・ライフ

ストーリー・オブ・マイ・ライフ

ワン・ダイレクション
¥2,376(税込)
SICP-3933
2013/11/27 RELEASE
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3位 レット・イット・ゴー

レット・イット・ゴー

イディナ・メンゼル
¥3,780(税込)
AVCW-63028/9
2014/05/03 RELEASE
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Hot Overseas Year End 2014をフルスペックでチェック!

classic

女子高吹奏楽部が年間クラシックチャート制覇!デイヴィッド・ギャレットも大躍進

 2014年クラシック年間チャート第1位は、精華女子高等学校吹奏楽部による『熱血!ブラバン少女』が獲得。29回ものチャートインを数える結果となった。全日本吹奏楽コンクールや全日本マーチングコンテストで金賞を連続獲得する、トップレベルの実力を誇る有名校による初レコーディングCD。コンクール受賞曲やお馴染みの名曲などが驚愕の吹奏楽スキルによって奏でられる、ブラバン好きにはたまらない1枚となっている。

 第2位には海上自衛隊東京音楽隊『祈り~未来への歌声』が、2013年の年間第2位のチャートインに続き、今年も登場。去年8月のリリースから合計37回ものチャートインを記録した。“美しすぎる海上自衛隊の歌姫”三宅由佳莉によるピュアな歌声が「希望の歌」を歌い上げている。

 ヴァイオリニスト、デイヴィッド・ギャレットが、自ら音楽監督・主演した映画「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」が今年7月に日本で公開され、好評を博している。この映画にインスパイアされてリリースした『愛と狂気のヴァイオリニスト』が3位にチャートイン。18回のチャートインを数える結果となった。

1位 熱血!ブラバン少女

熱血!ブラバン少女

精華女子高等学校吹奏楽部
¥2,571(税込)
SECL-1464
2014/02/12 RELEASE
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2位 祈り~未来への歌声

祈り~未来への歌声

海上自衛隊東京音楽隊,三宅由佳莉
¥3,150(税込)
UCCY-1032
2013/08/28 RELEASE
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3位 愛と狂気のヴァイオリニスト

愛と狂気のヴァイオリニスト

デイヴィッド・ギャレット
¥2,808(税込)
UCCL-1174
2014/06/11 RELEASE
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ジャズ

上原ひろみ 7週連続1位作で年間チャートを圧倒

 上原ひろみ強し。アンソニー・ジャクソンとサイモン・フィリップスを率いて6月にリリースした『ALIVE』が圧倒的なセールスを記録しジャズアルバム年間チャートを制覇。同トリオは2011年の『ヴォイス』、2012年の『MOVE』と、これまで発表した3作すべてで年間チャートを制覇しており「殿堂入り」級の鉄板トリオとなった。本作はリリース週から7週連続で1位を獲得、その後も順調にセールスを伸ばし18週間連続、12月1日付のチャートまで計23回チャートインを果たした。

 2位には高中正義の『SUPER STUDIO LIVE!』がチャートイン。1979年に日本武道館で行われたSUPER TAKANAKA LIVE!をスタジオ一発録りで再現した楽曲と新曲を収録。レコーディングメンバーこそ当時と違えど、スーパー・ギタリストのスリリングな演奏が往年のファンの心をがっちり掴み、リリース初週で爆発的なセールスを記録、4週連続で週間チャート1位を獲得した。

 3位には2013年に続き山中千尋がチャートイン。昨年はクラシックを題材としたアルバム『モルト・カンタービレ』だったが、2014年はジャズの王道に立ち返りブルーノート・レーベルからリリースした『サムシン・ブルー』が3位に入った。これまでトリオ作品のみをリリースしてきた彼女が管弦楽器を取り入れた意欲作は、4週連続で週間チャート1位を獲得。上原ひろみと共に日本を代表するピアニストとして確固たる人気を築いている。

1位 ALIVE

ALIVE

上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト
¥3,456(税込)
UCCT-9029
2014/05/21 RELEASE
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2位 SUPER STUDIO LIVE!

SUPER STUDIO LIVE!

高中正義
¥3,780(税込)
QYZI-10023/4
2014/09/03 RELEASE
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3位 サムシン・ブルー

サムシン・ブルー

山中千尋
¥3,780(税込)
UCCQ-9009
2014/07/16 RELEASE
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インディーズ

μ's無双状態のインディーズチャート、メジャーってなんだ?

 最早こちらのチャートの方がアニメチャートなのでは?と目を疑いたくなるインディーズ年間チャートの上位ラインナップ。Top 10のうちなんとμ'sの楽曲が7曲も並ぶ。ランティス商品で見れば44曲がランクインしている。

 スマホゲームにアニメなどなどメディアミックス展開で凄まじい数のファンを獲得した人気コンテンツ『ラブライブ!』。μ'sは物語に登場する主要キャストで構成されたアイドルグループだ。アニメ放送期間に関係なく楽曲がリリースされればチャートの上位に登場しており、2014年度だけで12回もインディーズチャートを制している。

 他に年間Top 10に入ったアーティストはONE OK ROCK、flumpool、ゴールデンボンバー。メジャーってなんだ?インディーズってなんだ?ヒットする方法が様々で、流行を可視化することがどんどん難しくなる現代の音楽シーンを総合楽曲チャート“HOT100”とは違う切り口で見せつける内容となった。

1位 タカラモノズ

タカラモノズ

μ's
¥1,234(税込)
LACM-14181
2014/01/29 RELEASE
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2位 それは僕たちの奇跡

それは僕たちの奇跡

μ's
¥2,160(税込)
LACM-14220
2014/04/23 RELEASE
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3位 Mighty Long Fall/Decision

Mighty Long Fall/Decision

ONE OK ROCK
¥1,296(税込)
AZCS-2038
2014/07/30 RELEASE
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サントラ

当然の結果か。サントラはデラックス盤と通常盤で1位、2位フィニッシュ

 映画の公開以降、「アナ雪」一色だった海外サントラチャート。日本語歌やカラオケ付きで5月にリリースされた『アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック -デラックス・エディション-』がサントラ盤の4倍以上のポイントを獲得し、首位に立った。もちろん2位はサントラ盤。両作ともに、3位以下とはポイントを2桁以上引き離す結果となった。年明け以降も、東京ディズニーランドで「アナ雪」をテーマにしたイベントが開催され、イディナ・メンゼルも6月に初来日公演を行うなど、まだまだアナ雪旋風は続きそうだ。

 3位は、「君の瞳に恋してる」などの代表曲で1960年代に世界を席巻した4人組、ザ・フォー・シーズンズの軌跡を描いた「ジャージー・ボーイズ」。リリース以降、11週連続でチャートインを果たし、9月リリースにも関わらず見事3位を獲得した。その他、今年の年間チャートはディズニー作品が半数を占め、韓流モノは2作にとどまるという結果となった。

1位 アナと雪の女王DX

アナと雪の女王オリジナル・サウンドトラック-デラックス・エディション-

-
¥3,780(税込)
AVCW-63028/9
2014/05/03 RELEASE
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2位 アナと雪の女王

アナと雪の女王オリジナル・サウンドトラック

-
¥2,700(税込)
AVCW-63011
2014/03/12 RELEASE
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3位 レ・ミゼラブルDX

「ジャージー・ボーイズ」オリジナル・サウンドトラック

-
¥2,160(税込)
WPCR-15887
2014/09/10 RELEASE
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アダルト

昨年に続きファレルが強すぎる!上位は洋楽勢の独壇場

 R35以上を対象としたラジオ番組でエアプレイされた楽曲から算出されるアダルトコンテンポラリーチャート。2014年はファレル・ウィリアムスの「ハッピー」が1位を制した。2013年の同チャートでは、ダフト・パンク「ゲット・ラッキー feat.ファレル・ウィリアムス」と、実は前回も1位の座に名を残していたファレル。今回はエアプレイでの圧倒的な強さで、継続した注目度から、その後セールスやtwitterでのポイントも稼ぐ結果となり、アダルト層への支持も獲得することが出来た。

 やはり今回も目立ったのが、エアプレイチャートの動向の特徴でもある洋楽勢。2位テイラー・スウィフト「シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!」、3位マジック!「ルード★それでも僕は結婚する」、4位ワン・D「ストーリー・オブ・マイ・ライフ」とTOP4を独占した。しかし邦楽勢も健闘をみせる。アダルトコンテンポラリーチャートでは、昨年も年間2位を記録した、サザンオールスターズ。今年は東京オリンピックの開催も決定し、その象徴として大きな印象を残した「東京VICTORY」は、やはり高い年齢層への影響も大きかったと言える。そしてもう1つ、“ドラ泣き”で日本中を席巻した映画『STAND BY ME ドラえもん』の主題歌、秦基博の「ひまわりの約束」が8位を記録。大切な人へ贈るメッセージソングは、子供世代だけでなく親世代からも大きな反響があり、このチャートでも存在感を現した。

1位 ハッピー

ハッピー

ファレル・ウィリアムス
¥2,376(税込)
SICP-4129
2014/04/30 RELEASE
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2位 シェイク・イット・オフ

シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!

テイラー・スウィフト
¥3,240(税込)
POCS-24009
2014/10/29 RELEASE
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3位 ルード

ルード★それでも僕は結婚する

マジック!
¥1,944(税込)
SICP-4297
2014/09/24 RELEASE
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