Billboard JAPAN


Daily News

<亜咲花インタビュー連載Vol.3> 「Edelweiss」英訳に挑戦! ディズニー映画の音楽からも学んだ訳詞術

  • 亜咲花「<亜咲花インタビュー連載Vol.3> 「Edelweiss」英訳に挑戦! ディズニー映画の音楽からも学んだ訳詞術」1枚目/4
  • 亜咲花「」2枚目/4
  • 亜咲花「」3枚目/4
  • 亜咲花「」4枚目/4

 昨年10月にTVアニメ『Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-』のエンディングテーマ「Open your eyes」でデビューを果たした現役高校生シンガー 亜咲花(あさか)。若干17歳とは思えない太く伸びるボーカル、幼少期アメリカに住んでいた経験もある彼女のリズム感に、聴いたもの誰もが衝撃を受けた。

 亜咲花は7月から放送予定のTVアニメ『セントールの悩み』のエンディングテーマ「Edelweiss」(作詞/作編曲:白戸佑輔)を担当することも決定しており、そのシングルのカップリングには「Edelweiss」の自ら英訳に挑戦した英語Ver.も収録される。そのレコーディング現場で現役高校生ならではのエピソードや、アニソン歌手を目指したきっかけ、今作で挑戦した英訳について話をしてもらった。いまから注目しておきたい気になる彼女に迫る。※全3回の連載記事

※(Vol.1)「現役女子高生の日常、溢れだす二次元への愛情」
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/52528
※(Vol.2)「鈴木このみさんは目標にしている先輩」
http://www.billboard-japan.com/d_news/detail/52532

<Vol.3> 「Edelweiss」英訳に挑戦! ディズニー映画の音楽からも学んだ訳詞術

--今作では得意な英語を活かして、7月にリリースされるシングル『Edelweiss』のカップリングで「Edelweiss」の英訳にも挑戦していますね。

亜咲花:今回、初めての挑戦で難しかったですね! どれくらいまで日本語の歌詞の意味とかを変えていいのか分からなかったりしたので。直訳しちゃうとすごく変な意味になったりして、例えば「僕はいま見た」だと、“いま=now”と“見た=saw”(見る=seeの過去形)で現在詞と過去系が入り交じってしまうので英文にならないんです。なので、日本語の詞をそのまま訳せないので、英訳したものはニュアンスは一緒なんですけど、ところどころ表現が違ったりしていますね。

--英語を和訳するのと、日本語を英訳するのはだいぶ違うと聞きますけど。

亜咲花:日本語を英訳するのは一番大変だと思います。ディズニー映画の音楽とかよく日本語詞にして歌われていますけど、あれは凄くよくできていて勉強になりましたね。例えば「Let it go~Let it go~」では、「ありの~ままの~」と譜割り(音符に対する言葉の割り振り)をちゃんと合わせて訳されていて、そこでディズニー映画のいろんな楽曲の和訳Ver.と英語Ver.を聴きくらべて勉強しました。

--そうなんですね! 逆に「ありの~ままの~」を英訳することになったら「Let it go~Let it go~」になるんですかね?

亜咲花:いや、おそらくならないと思います。たぶん日本語の意味を頼りに英訳すると「as be」とかシンプルなものになってしまうと思いますね。そして「Let it go」は「そのままでいいよ」って意味なのでこれもまた面白いところなんですよ!

--深いですね(笑)。

亜咲花:深いんですよ、訳詞って(笑)。

--今回の「Edelweiss」の英訳にはどれくらい時間をかけたんでしょう?

亜咲花:すごく時間がかかりました。一か月くらい? ホント今日のレコーディングのギリギリまで最終チェックしていたので。

--どんなところをチェックされるんでしょう?

ディレクター宮原さん:僕は主に音のはまり具合とかですね。意味はあまり変えたくないけど、音のはまりが悪いところをチェックしていきましたね。

亜咲花:英単語ってその単語に意味がすごく詰まっていて、「こんにちは」と「hello」だと、「こんにちは」の五音に、「hello」が一音となるのでプラス四音を足さなくては音がはまらないんです。なので意味は釣り合うんですけど、音がはまらないってことがあるんです。

--はじめはどんな風に英訳にとりかかったんでしょう?

亜咲花:私は英語の理論がどうとかではなく、普段から感覚で話していたりするので、今回は最初に音を気にせず日本語詞をバーッと英訳して、英語ネイティブの先生にアドバイスをもらったりして、それから音合わせをしました。

--そのチェック&直しで一か月?

亜咲花:そうですね。音が合わないから直して、意味や文法などチェックして直して…で、今日です。

--大変だ…。でも、元々やろうとしていた通訳のお仕事と、いまの歌手活動がうまくマッチしましたね。

亜咲花:やっぱりちょっと難しいなと思いましたね。英訳って(笑)。

--しかし、今回の作品ではこれまで養ってきた英語の力も発揮されていて、いまの亜咲花さんの実力が詰まった2ndシングルになるんだなと思うと楽しみです。

亜咲花:いやあ、それはよかったです。よかったよかった。

--「よかったよかった」って、まだ録り終わってないじゃないですか(笑)。

亜咲花:アハハハハ、なんだか達成感と満足に浸っている感じになってました(笑)。

--亜咲花さんって、ほっとけないと言いますか、応援したくなるような素質がありますね(笑)。

亜咲花:そうですか? ありがとうございます!(笑)

--自分でも意識せず自分が楽しいからやったことが、結果周りも笑顔になるような空間を作って、もっと自分も楽しくなってという感じが魅力的ですよね。スミマセン、勝手な分析をしてしまって。

亜咲花:いえいえ。自分を客観的に観れることもまだまだ少ないので、スタッフさんや周りの方々もいろいろとアドバイスやご意見を言ってくださーい!(笑)

--亜咲花さんは自分に甘えたりしないんですか?

亜咲花:もちろんお仕事の現場ではスパルタでいくんですけど、息抜きにお菓子とか「今日頑張ったしいいかな」とか、自分のご褒美のためならなんでもやっちゃいます(笑)。

--では今日明日のレコーディング終わりのご褒美とか決めているんですか?

亜咲花:もう買うゲーム決めてます! シングルごとに録り終わったら好きなゲーム1個買うって決めていて、前作『Open your eyes』のときは、ホラーゲームが好きなので『バイオハザード7』をご褒美に(笑)。

--そうなんですね(笑) 今回は何を買うのか気になりますが、SNSなどでチェックさせていただきます! 残りのレコーディングも頑張ってください!

亜咲花:ありがとうございます! 頑張ります!

 


■インフォメーション■

◎リリース情報
シングル『Edelweiss』
2017/7/26 RELEASE
<DVD付盤(CD+DVD)> USSW-0043 1,900円(tax out.)
<通常盤(CD)> USSW-0044 1,300円(tax out.)

CD収録曲:
1.Edelweiss(TVアニメ「セントールの悩み」EDテーマ
2.Unfulfilled Butterfly
3.Edelweiss 英語Ver.
4.Edelweiss(off vocal)
5.Unfulfilled Butterfly(off vocal)
http://asaka1007.jp/

◎タイアップ・アニメ情報
TVアニメ『セントールの悩み』
2017年7月よりTOKYO MX、BS11他にて放送開始
(c)2017 村山慶/徳間書店・彼方市思想教育委員会
http://centaur-anime.com/

◎イベント出演情報
7月8日(土)、7月9日(日)【コスモール2017夏】
8月5日(土)【ナゴヤアニソンフェス2017 世界コスプレサミット 15周年記念ライブ】


取材:フルカワタイスケ

Special Contentsmore

FM COCOLO『J-POP レジェンドフォーラム』9月は桑田佳祐『がらくた』特集! 片山敦夫と斎藤誠をゲストに迎えた番組トークvol.1を公開
FM COCOLO『J-POP レジェンドフォーラム』9月は桑田佳祐『がらくた』特集! 片山敦夫と斎藤誠をゲストに迎えた番組トークvol.1を公開
キーボードの片山敦夫と、ギターの斎藤誠が『がらくた』の中から好きな曲をピックアップし制作秘話などを語る―。
トレヴァー・ホーン『ザ・リフレクション』インタビュー~世界的プロデューサーが語る初のアニメ・サントラ制作
トレヴァー・ホーン『ザ・リフレクション』インタビュー~世界的プロデューサーが語る初のアニメ・サントラ制作
曲作りやプロデュースのときでも、脳裏に浮かぶ映像がヒントになる
【Live Music Hackasong 参加企業インタビュー】
【Live Music Hackasong 参加企業インタビュー】
ワン・トゥー・テン・ホールディングス
中村雅俊 『どこへ時が流れても/まだ僕にできることがあるだろう』インタビュー
中村雅俊 『どこへ時が流れても/まだ僕にできることがあるだろう』インタビュー
「今この瞬間をどう生きるか」
楽園おんがく Vol.38:ヤギフミトモ インタビュー
楽園おんがく Vol.38:ヤギフミトモ インタビュー
「今までとは違った表現や歌詞の内容も違うメッセージの楽曲を作っていきたい」
全米ALチャート首位獲得!LCDサウンドシステム『アメリカン・ドリーム』発売記念特集
全米ALチャート首位獲得!LCDサウンドシステム『アメリカン・ドリーム』発売記念特集
シーンへの本格的な復帰を果たした21世紀最高のロック・バンドの魅力に迫る
フェニックス 来日インタビュー
フェニックス 来日インタビュー
トマ&クリスチャンが語るライブ体験と尽きないチャレンジ精神。
新世代ジャズとテラス・マーティン ~来日直前インタビュー&プレイリスト
新世代ジャズとテラス・マーティン ~来日直前インタビュー&プレイリスト
なぜいまテラス・マーティンに注目すべきなのか

Chartsmore