エド・シーランの「シェイプ・オブ・ユー」が、米ビルボード・ソング・チャート“Hot100”1位に返り咲き、通算2週目の首位を手にした。

　4週目のエントリーとなる「シェイプ・オブ・ユー」は、現地時間2017年1月30日に公式ミュージック・ビデオが解禁されたことをうけ、ストリーミング・ソング・チャート“Streaming Songs”で、19％増の3170万回の総ストリーミング数を獲得し、2位にランクアップ。デジタル・ソング・セールスでは、先週から11％増となったが、ワンランクダウンして2位につけた。そしてエアプレイをランキングする“Radio Songs”では24％上昇し、先週5位から3位へランクアップを果たした。

　エド同様、公式ミュージック・ビデオが1月26日公開されたゼイン＆テイラー・スウィフトによる「アイ・ドント・ワナ・リヴ・フォーエヴァー」は先週5位から3位へ上昇し、初のTOP3エントリーとなった。同曲は、デジタル・ソング・セールスで先週に比べ124％増となり1位に返り咲き、ストリーミング・ソング・チャートでは、58％増で12位から3位に急上昇。“Radio Songs”でもTOP10入りを果たし、7位に終わった。

　一方、通算3週ソング・チャート1位をキープしていたミーゴズfeat.リル・ウージー・ヴァート「バッド・アンド・ブージー」は惜しくも2位にランクダウンしてしまったが、同曲を収録したミーゴズのニュー・アルバム『カルチャー』がアルバム・チャート“Billboard 200”で初登場1位に。

　総ユニットの59％以上をストリーミングを換算するSEAが占めており、収録各曲の売り上げをアルバムの売り上げとして換算するTEAが1万ユニット、従来のアルバム・セールス4.4万枚で、13.1万ユニット以上を記録した。同作は、“Top R&B/Hip-Hop Albums ”、“Top Rap Albums”チャートでも1位を記録している。

　2位にはカントリー・シンガーのブラントリー・ギルバートによる『ザ・デヴィル・ドント・スリープ』、3位にはケラーニの『スウィートセクシーサヴェージ』がいずれも初登場。前者のブラントリーは、従来のアルバム・セールスで6万枚売り上げ、1位のミーゴズを上回っている。他にも、人気コンピ・シリーズ『Now 61』が5位、トレインの『ア・ガール・ア・ボトル・ア・ボート』が8位に初登場。“NOW”シリーズは、これまでにリリースされた61枚のアルバムすべてが、アルバム・チャートTOP10にランクインする快挙を果たしている。