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2016/01/12

大泉洋「スタッフとは平行線が続いている」 「アピ-ルもしたくない」

 今年で放送開始14年目に突入する北海道発のロ-カルバラエティ-番組「ハナタレナックス」の全国放送“第2弾”記念!記者会見が12日、東京都内で行われ、演劇集団TEAM NACSメンバ-の森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真が出席した。
 昨年2月に初の全国ネット特番が放送された同番組。前回の好評を受け、このたび全国放送“第2弾”が決定した。今回は5人が北海道の札幌と十勝を舞台に“おもしろ看板”を探して右往左往のドキドキ旅を繰り広げる。
 会場に集まった多数の報道陣を見て、「ハナタレナックスのために?」と驚いた様子の5人。「(関係者が)必死に友だちを集めたんだろ」と疑心暗鬼の大泉は、「本日は、大河ドラマ『真田丸』の会見にお越しいただきありがとうございます」とあいさつした。
 質疑応答の際も、報道陣の挙手の少なさを見て「本当は『ベッキ-が来るよ』とか言ったんじゃないの?」と関係者に疑いの目を向けて、笑いを誘った。
 また、今回の見どころを紹介するよう求められた5人は「これを全国でやってほしいと言いましたか」とここぞとばかり制作陣に不満を爆発させた。
 大泉は「全身タイツを着せられたり、『全員でおならをしてベ-ト-ベンの運命を奏でろ』と言われて、イモを食べさせられたりもした」とこれまでの“ひどい企画”を振り返ると、「このように、始まってからずっとスタッフとは平行線が続いている。やらしてほしいことはやらせてくれない。だからアピ-ルもしたくない」と語ると、森崎も「(全国放送という)思ってもない夢がかなっていくのは大変迷惑。なぜ私達のやっている緩い番組が全国で…」と嘆きモ-ド全開だった。
 戸次も「非常に不本意。われわれは普段東京で俳優として活動している。イメ-ジが大事なのに、これをご覧になっていただくことで、東京では猫をかぶっていることがバレてしまう」と苦笑い。「今回は決定事項なので諦めたけど、録画はしないでほしい。記録には残さないで」と異例のアピ-ルをして、笑いを誘った。
 「ハナタレナックスEX(特別編) チ-ムナックスがゆく 北海道ドライブツア-」は、テレビ朝日系列24局全国ネットで2月7日、午後1時55分~3時20分に放送。
(左から)森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真

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