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<レポート>最新鋭スピーカーシステムをいち早く体感するイベント【THE BRAND NEW SOUND LISTENING PARTY】

コラムバナー

Text:Hidesumi Yoshimoto
Photo:cherry chill will.

 約7年ぶりにメイン・スピーカーをリニューアルしたビルボードライブ大阪。豪華ゲストを迎えて開催された3/12(水)のリスニング・パーティーは、その性能の高さを実感させる貴重な夜となった。

よりクリアさと臨場感を増した、最新鋭スピーカーの性能を体感


Special Movie 2025.03.12
Movie:TOBARU



 国内3例目、関西では初となる最新鋭のスピーカー・システム(L-Acoustics社のK3)を導入し、音質面でのさらなる向上を実現させたビルボードライブ大阪。その性能をイチ早く体感してもらおうと開催された無料リスニング・パーティーは、三人の豪華ゲストを迎えての貴重なトークやソロ演奏、セッションを交えながら、よりクリアさと臨場感を増したサウンドへの期待を高める夜となった。



 最初に登場した亀田誠治は、自身が作曲したTV番組『新美の巨人たち』のテーマ曲「カミーユ」の録音トラックを使い、ピアノ、ストリングス、ドラムなどの各パートの音を別々に鳴らしたり、組み合わせたりしながら新スピーカーの鳴りの良さを検証。軽快なトークと共に、さまざまなパートが交じり合って奏でられている音楽の仕組みを解説しながら、最新スピーカーの音の解像度の高さを示してみせると、最後はベースのパートを生演奏で披露し、集まった観客を盛り上げた。

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 続いて登場したJazztronikの野崎良太は、グランド・ピアノの前に座って鍵盤楽器がどう響くかを実演。流麗な演奏で魅了すると、横に置かれたローズ・ピアノ(電子ピアノ)に移って2種類のエフェクトをかけながら弾いた時には「すごくクリアな音に変わった感じがします」と鳴りの良さを絶賛した。そして3月に開業した商業施設『グラングリーン大阪』の場内音楽として自身が作曲したナンバーをピアノとローズの併用で演奏し、リニューアルされた音響システムによる変化をリアルに実感させた。

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 そして3番手で登場したChaki Zuluの時間は、制作途中というタイプの違ったトラックをいくつか流しながら、ダンス・ミュージックとの相性の良さを探るレアな試聴会に。STUTSと共作中のビートや、彼が得意とするトラップならではの低音が効いたトラック、最近ハマっているという久石譲に影響を受けたピアノを乗せたものなど。多彩な音で最新のビート・ミュージックとの相性の良さを示すと、亀田と野崎も再登場し「二人のためにビートを作ってきたので、演奏してもらえたらいいな」との提案から初顔合わせの貴重なトリオ・セッションが実現した。

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 「この三人でまたココに戻ってきたいですね!」という言葉も飛び出して観客から歓声を集めると、最後には亀田が「会場のスピーカー・システムというのはどんどん育っていくものなので、さらに良い音になっていく」と発言。様々な角度から最新鋭スピーカー・システムの性能の高さを体感できた、充実の一夜となった。







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