＜プレイリスト＞スキマスイッチが選ぶ“最近気に入ってる音楽”

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スキマスイッチ

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　大橋卓弥、常田真太郎のソングライター2 人からなるユニットのスキマスイッチ。所属事務所オフィスオーガスタとU-NEXTがタッグを組んでお届けするライブシリーズ【Augusta Camp in U-NEXT ～Favorite Songs～】を2024年3月26日にビルボードライブ東京で開催する。そんな2人が「最近気に入っている楽曲」をテーマにプレイリストを送ってくれた。バラエティに富んだ選曲となっており、本人のコメントとともにプレイリストを聴きながら、公演を楽しみにしてほしい。

- 大橋卓弥 Songs selection -

ヒグチアイ「この退屈な日々を」

ヒグチアイさんの作品はどれもすごくパーソナルな感覚が伝わってくる楽曲が多くて聴いているとすごく惹き込まれると同時に涙が出てくる事がよくあって最近になってハマってよくいろんな作品を聴いてます。その中でもこの楽曲はメロディーの美しさと歌詞の世界観に対して歌のアプローチがすごくバランス良くて大好きになった曲です。

Kroi「Balmy Life」

僕が持っている歌詞という概念とは全然違うアプローチで、でもメロディーに載るとものすごく言葉が転がって気持ちよくて何も考えず体を動かしたくなる。僕も歌詞のハマり方、転がり方はものすごくこだわるのですが、Kroiの楽曲はどれも最高峰の転がり方ですね。そしてボーカルとして、内田くんのリズム感は羨ましくなるほどの才能ですごく刺激を受けます。

Penthouse「フライデーズハイ」

昔からPenthouseの楽曲はかっこいいなぁと思ってよく聴いていたのですが、最近CMでよく耳にしていて、この楽曲にはすごいパワーを感じます。耳に残るメロディーとサウンドでこういう耳に残るキャッチーなものって、同じ制作者としてものすごく難しい事を身をもって知っているのですごい才能だなぁと改めて思いました。

奇妙礼太郎「たまらない予感」

奇妙礼太郎さんは昔一緒に作品を作らせてもらったことがあるのですが、共演する前から彼のすごくファンでずっと聴いています。この楽曲は僕らとも同世代のベベチオの早瀬くんが作った楽曲を奇妙さんが歌っているのですが、さすが早瀬節。早瀬くんはキャッチーな曲を作る天才だと思います。シンプルなのにものすごく耳に残る、そして奇妙さんの声にものすごくはまっていて聴いた瞬間にどハマりした曲です。

Official髭男dism 「日常」

ヒゲダンはもう僕が説明する必要もなく、皆さんの方がむしろよく知っていると思いますが、この「日常」という楽曲をテレビで初めて聴いた時に思ったのが、「上手いなぁ」でした。ニュース番組のエンディングってもし僕がオファー貰ったとしたらすごく難しいテーマだなぁと作るのにものすごく悩むと思います。それを「こういうアプローチがあったかぁ！」と感心してしまったのが正直なところです。さすがヒゲダン！

- 常田真太郎　Songs selection -

Hep & Mule「Drive and Cruise」

何かといい仕事をするSpotifyのソングラジオで出てきたアーティストですが、昨今のアメリカのDJ＋シンガー系のようにパッドたくさんリバーブたくさんのサウンドではなく、音数が少なめの80’sが今心地いいです。

Porter Robinson「Look at the Sky」

ボーカルチョップDJ系サウンドですが今回はこちらの曲を。「Shelter」の共作者MADEONからの流れで聴いてますが、やはりかっこいい。生音をうまく取り入れているところが好きですね。

DURDN「捨てたらいい」

バリバリの日本語なので普通に邦楽として聴いていたら日韓のバンド・ユニットでそのグローバルなサウンド感に納得。80sの雰囲気も感じつつやはり新しさもあってとにかく音色がオサレです。ライブも見てみたくなります。

muque「ブルーライト」

こちらもソングラジオから。大先輩ピチカート・ファイヴのような80’sや90’sのコケティッシュさ（今の若手には伝わらないかも笑）がそこかしこに見えつつ、そのサウンドはやっぱり現代のものでとにかく洗練されていてかっこいい。形態としてバンドということでライブ映像も見てますが、トラックをドラムのメンバーさんが作っている点も見逃せない。他の曲も含めてサビの気持ち良さはどこからと思ったらそんなとこもあるのかもしれない。

First love Is Never Returned「Unlucky!!」

「OKACHIMACHI FRIDAY NIGHT」と迷ったがよりポップなこちらを。とにかく懐かしいメロディー、歌い方、アレンジ、演奏。でもサウンドが完全に今なのがほんとにおもしろい。トラックものとして80’sや90’sは既に流行っているという段階に来ているけど、今後は生で演奏していくこんなバンドがどんどん出てきてくるんだろうなぁと思っています。さらに10年後とか、リバイバルしている80’sなどがまた変わっていった後の時代にどんなバンドになっているのかもすごく楽しみ。