＜『スリラー』40周年記念インタビュー＞ENHYPEN・NI-KIが語るマイケル・ジャクソンの魅力

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マイケル・ジャクソン

NI-KIインタビュー

(P)&(C) BELIFT LAB Inc.

　全世界売り上げ累計1億枚超のマイケル・ジャクソンの名作『スリラー』の発売から40年ーー人類史上最も売れたアルバムに未発表曲などが加わった2枚組CD『スリラー＜40周年記念エクスパンデッド・エディション＞』が今年11月に発売された。本作は、1983年・84年の米Billboard年間アルバム・チャートを2年連続で制覇。40周年盤のリリース時には、全米7位にチャートインしており、今もなお、多くのリスナーに愛されていることがわかる。

　Billboard JAPANでは、この記念すべき名盤のリイシューを祝うべく、マイケルがきっかけでダンスを始め、今や世界で活躍中の“グローバルK-POPライジングスター”ENHYPENのメンバー、NI-KIにインタビューを実施。ワールド・ツアーや様々な授賞式への出演など、多忙を極める中、時間を割いてくれたNI-KIがマイケルを知ったきっかけや、聞いていて・見ていて踊りたくなる楽曲が明らかに。古くからMJを知っているファンも、まだ彼を知らない方にもぜひ読んでもらいたい。もしかしたら、NI-KIと共通する部分もあるのでは？

――NI-KIさんがマイケルを知ったのはいつ、そしてその出会いの作品などを教えてください。どんなところに惹かれましたか？

NI-KI：3歳の時に、父が車の中で「スリラー」のMVを見せてくれたのが最初の出会いです。見た瞬間に「もっとマイケルの作品を見てみたい！」と思うようになりました。

――数多のスーパースターの中で、マイケルが特別な理由、世代を超えて支持される理由は何だと思いますか？

NI-KI：マイケルにしか表現できない“マイケル”というジャンルがあるからだと思います。ステージの上でのパフォーマンス全てが、誰にも真似できません！

――ご自身がアーティストとして活動される中で、マイケルに影響されているところはどんな点ですか？

NI-KI：見ている人を虜にさせるように意識しているところです。マイケルのように、自分のパフォーマンスを見た人に興味を持っていただけるようになりたいと常に思っています。

――ENHYPENやBTSなど、グローバルに活躍するK-POPグループが、マイケルから影響を受けていると感じる点はありますか？　それはどういうところですか？

NI-KI：マイケルの影響を受けていないアーティストはいないのではないかと個人的に思っています。僕たちも直接・間接的に影響を受けているように感じます。
マイケルは母国であるアメリカだけでなく全世界で愛されるアーティストなので、僕たちもENHYPENというグループを世界中の方々に知っていただき、愛されるアーティストになりたいです。

――NI-KIさんが踊りたくなる、または大好きなマイケルの曲を教えてください。

Man in the Mirror

まず曲が大好きですし、パフォーマンスの中ではターンをするところがとくに好きです。コンサートの映像や、マイケルが歌っている姿も魅力的です。

Bad

MVが好きです。とくにマイケルがダンサーと一緒に踊る場面は、自分まで踊りたくなる、大好きな一曲です。

Human Nature

滑らかな曲調が好きで、スローモーションのところなど、ひとつひとつの動きに見応えがあります。

Hollywood Tonight

曲のテンポや、ビートボックスのようなメロディーが好きです。

History

「平和（ピース）ってこういうことだな」と感じる曲です。

Remember the Time

曲のメロディーやトラック、MVのすべてが大好きです！

Scream

ビートが好みで、ジャネット・ジャクソンとの絡みにもつい見入ってしまいます。

――NI-KIさんがオススメの（大好きな）マイケルのミュージック・ビデオやダンスを教えてください。

Dirty Diana

コンサートをイメージしていて、見ている自分も踊りたくなるようなMVです。ギターをかっこよく弾いているシーンがお気に入りです。

Love Never Felt So Good

まず曲が本当に大好きで、デュエットヴァージョンで共演しているジャスティン・ティンバーレイクの歌声も魅力的です。マイケルの個性を活かした振り付けも素晴らしく、大好きなMVの一つです。

Thriller

マイケルを知ったきっかけのMVなので思い出深いです。ホラー映画のようなシーンやMVの構成が、今まで見てきた作品の中で1番好きで、何回も繰り返し見た思い出があります。

――NI-KIさんにとってマイケルはどういう存在ですか？

NI-KI：「夢を与えてくれた人」です。マイケルがきっかけでダンスを始めましたし、世界で活躍するアーティストになる、という夢も、彼を見て抱くようになったので。

――もしマイケルと話をするチャンスがあれば、どんなことを聞きたいですか？

NI-KI：どうしたらマイケルのような伝説のアーティストになれるのか、聞いてみたいです。そして、いつか僕たちがそう聞かれる存在になりたいです！

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――1月にはワールド・ツアー【ENHYPEN WORLD TOUR 'MANIFESTO' in JAPAN】の追加公演で日本に戻ってきます。公演を楽しみにしている、そしていつも応援しているENGENEにメッセージをお願いします。

NI-KI：僕たちENHYPENは、まだデビューをしてから2年ほど（日本デビューからは1年半ほど）しか経っていないにもかかわらず、日本でドームという大きな舞台に立つことができてとても嬉しいですし、本当に光栄です。ENGENEの皆さんに恩返しするという気持ちでパフォーマンスをするので、ぜひ期待していてください！