2021/03/10 11:45
現地時間2021年3月14日に開催される【第63回グラミー賞】授賞式を前に、BTSがAP通信とのインタビューで、ノミネートされたことや当日にパフォーマンスを披露することについて現在の心境を語った。
新型コロナウイルスの感染の影響で予定されていたツアーが開催できなかったBTSが、自主隔離するファンへのプレゼントとしてリリースした「Dynamite」は、【グラミー賞】<最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞>ノミネートという最高のプレゼントをグループにもたらした。
このシングルについてJINは、「新型コロナの状況のせいで、多くの人が悲しみ、困窮していたので、みんなを元気づけようじゃないかと僕たちから提案したんです」と明かしている。また、RMは、「世界中を回るスタジアム・ツアーをやるはずだったんですよ。“Dynamite”のようなシングルを出す計画なんてありませんでした。“Dynamite”は、韓国で大成功してくれたのはもちろん、【グラミー賞】ノミネートやパフォーマンス(する機会を)もたらしてくれたのですから、人生ってすごく面白いですよね」と語っている。
「Dynamite」は、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”でBTSにとって初となる1位を昨年獲得した。K-POPグループとして初めて【グラミー賞】で競うことになったことについてJIMINは、「言葉では言い表しにくいです。僕たちは今もノミネートされたことや【グラミー賞】でパフォーマンスを披露できることを信じられないでいるので、感謝しています。光栄です」と語っている。
「Dynamite」がノミネートされている部門には、レディー・ガガ&アリアナ・グランデの「レイン・オン・ミー」、テイラー・スウィフトの「exile feat. ボン・イヴェール」、ジャスティン・ビーバーの「Intentions feat. クエイヴォ」や、J.バルヴィン、デュア・リパ、バッド・バニー、タイニーの「Un Dia (One Day)」という大ヒット曲が集結しており、強敵揃いの顔ぶれとなっている。
RMは、「“レイン・オン・ミー”はいつも聴いています。ルームランナーで(走りながら)あの曲を聴くと最高なんですよね。あれは昨年アツかった。そして、“Intentions”も“exile”もクレイジーでしたし、J.バルヴィンとデュア・リパ(の楽曲だって)そうです」と他のノミネート・アーティストたちをシャウトアウトし、「僕たちは緊張していますし、実際のところ、率直に言って、(受賞できるとは)あまり期待していないんです。レディー・ガガとかテイラーとかビーバーみたいなビッグ・ネームばかりですし、がっかりしたくないですから。なので、少し混乱しています。ジェットコースターみたいな感じですよ、行ったり来たり行ったり来たり、上がったり下がったり」と、現在の心境を明かしている。
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