2021/01/30 11:00
今週の洋楽まとめニュースは、ザ・ウィークエンドに関する話題から。現地時間2021年2月7日に米フロリダ州タンパのレイモンド・ジェームス・スタジアムで行われる【第55回NFLスーパーボウル】ハーフタイム・ショーでのパフォーマンスに先駆けて、ザ・ウィークエンドが18曲入りのベスト・アルバム『ザ・ハイライツ』をCDリリースした。ザ・ウィークエンドの公式サイトにて販売されているベスト・アルバムには「イン・ユア・アイズ」、「キャント・フィール・マイ・フェイス」、「スターボーイ」、「ハートレス」などの人気曲が含まれ、CDは2~3週間後に出荷されるそうだ。また、【第55回スーパーボウル】に関してだと、プレ・イベントとしてマイリー・サイラス出演の【TikTok Tailgate】コンサートが行われることが明らかになった。今年の【スーパーボウル】には、開催地やその近隣で働くワクチン接種済みの医療従事者7,500人が招待されることが、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)により先日発表されていたが、招待者は本試合に加えてマイリーのプレ・イベントにも参加することが可能となる。
ザ・ウィークエンド、【スーパーボウル】ハーフタイム・ショー出演に先駆けてベスト盤を発売
【第55回NFLスーパーボウル】マイリー・サイラス、医療従事者のためにプレ・イベントでパフォーマンスへ
ジャスティン・ビーバーが、7年前に飲酒運転で逮捕された事件についてインスタグラムで振り返った。彼は後ろ手に手錠をかけられて連行されている逮捕当時の写真を2021年1月23日に公開し、「7年前の今日、僕は逮捕された、栄光の時ではなかったね。人生において自分がいた場所を誇りに思っていない。苦しかったし、幸せじゃなかったし、混乱していたし、怒っていたし、欺かれていたし、誤解されていたし、神に怒っていた」とキャプションに綴っている。ジャスティンは2017年にもこの件についてインスタグラムに投稿していた。その時彼は、逮捕時の顔写真と当時の顔写真を並べて公開し、「今の自分に満足していないけれど、昔の自分じゃなくて本当に良かったって思えるから(この写真)が大好きなんだ。一番いい時はまだこれからだよ、信じられる?」と綴っていた。
ジャスティン・ビーバー、2014年の逮捕を振り返る「神は僕を大きく進歩させてくれた」
今年の【ビルボード・ミュージック・アワード】(BBMAs)が、5月23日に開催されることが発表された。ディック・クラーク・プロダクションズが制作を務める【2021 BBMAs】は、米NBCにて米東部時間午後8時から生放送される。司会、出演アーティスト、ノミネート・アーティストは、今後随時発表される予定となっている。【BBMAs】のノミネート・アーティストと受賞アーティストは、アルバムやデジタル・ソング・セールス、ストリーミング、ラジオのエアプレイ、ツアー、ソーシャル・エンゲージメントなど、音楽とファンのインタラクションに基づいており、米ビルボードとMRCデータを含むデータ・パートナーによって集計される。ケリー・クラークソンが司会を務めた【2020 BBMAs】は昨年10月14日に放送され、ポスト・マローンが最多となる9部門を受賞した。
【2021 ビルボード・ミュージック・アワード】開催日決定 #BBMAs
さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、オリヴィア・ロドリゴの「drivers license」が、初登場から2週連続の首位をキープした。先週、2位以下と大差をつけ1位に初登場した「drivers license」は、前週から22%ほど減少したものの、今週も5,970万再生と高記録を打ち出して、ストリーミング・ソング・チャートでも1位に、27,000ダウンロードを記録して、デジタル・ソング・セールス・チャートでも2週目の首位をそれぞれキープした。そして、「drivers license」の勢いが衰えず惜しくも首位浮上を逃したが、アリアナ・グランデの「34+35」が先週の11位から2位にジャンプアップして、初登場(2020年11月14日)の8位を上回る最高位を更新した。「34+35」は、フィーメール・ラッパーのドージャ・キャットとミーガン・ジー・スタリオンを起用したリミックスが1月15日にリリースされ、今週各ポイントが急上昇した。
【米ビルボード・ソング・チャート】オリヴィア・ロドリゴ2週連続首位、アリアナ・グランデ「34+35」がリミックス効果で急上昇
そしてアルバム・チャートでは、モーガン・ウォレンの『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』が2週目の首位を獲得した。先週、カントリー・アルバム歴代最高の週間ストリーミング(2億4,018万再生)を記録して1位に初登場した『デンジャラス:ザ・ダブル・アルバム』は、前週から26%減少したものの、今週も1億7,711万再生を記録して歴代2番目の週間ストリーミングを更新。週間ユニットも159,000と高水準を維持して、Billboard 200でも2週目のトップをキープした。カントリー・アルバムが初登場から2週連続で首位を獲得したのは、ルーク・ブライアンの『キル・ザ・ライツ』(2015年8月29日から9月5日)以来。3位に初登場したのは、米カリフォルニア州出身の5人組ボーイズ・バンド=ホワイ・ドント・ウィーの『ザ・グッド・タイムズ・アンド・ザ・バッド・ワンズ』。本作は、2018年8月にリリースしたデビュー作『8 レターズ』に続く2作目のスタジオ・アルバムで、TOP10入りは最高9位をマークしたその『8 レターズ』含む2作目、TOP3入りは初となる。
【米ビルボード・アルバム・チャート】モーガン・ウォレン2週連続首位、ホワイ・ドント・ウィー自己最高位記録
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