2020/05/01 15:30
米大手タレント・エージェンシーUTAによる最新調査で、新型コロナウイルスによる社会的距離の規制が緩和されても、ファンはすぐにコンサートに行こうと思っていないことが明らかになった。
コンサートに参加できず残念に思っているファンの内、少規模のコンサート、アリーナ/スタジアム規模のコンサート、フェスティバルの3つのカテゴリーに対し、半数以下が規制緩和後にコンサートに参加すると回答し、アリーナ/スタジアム規模のコンサートとフェスティバルに対しては39%のみが参加すると回答した。また、約4人に1人はわからない、もしくはどの規模のコンサートにも参加することはないと回答した。
米市場調査会社SightXとのパートナーシップにより、UTAは今月初めに1100人に及ぶ米国内の18歳から45歳の消費者の調査を行った。そのうち、90%のコンサート参加者がロックダウン中にライブ音楽の欠如を補う方法を見つけ出したとしている。また、約50%がお気に入りのアーティストの楽曲をストリーミングもしくはアーティストの過去のパフォーマンス映像を視聴していると回答した。
約45%は自宅隔離以降ライブストリームを利用し、そのうち28%は有料で利用している。ロックダウン中にライブストリームを視聴した10人に7人は規制緩和後も有料、無料のライブストリームの視聴を続けると答えた。
「新コロナウイルス以前は、ヴァーチャル・コンサートの需要は限られていました。今や、ヴァーチャル・コンサートの体験を最大限利用することは、今後のライブ音楽にとって重要な意味を持つでしょう」と調査は説明している。
また、10人に6人の調査参加者がライブストリームのコンサートをすでに視聴していることから、ライブストリームが主流のオーディエンスに受け入れられる可能性がありそうだ。
「コンサートに行く消費者はライブ音楽を楽しめないことを不自由に感じていながらも、新型コロナウイルス感染拡大の規制が緩和しても、敬遠するでしょう」と調査は結論づけており、「ライブ音楽への渇望と将来ライブに参加することへの懸念はライブ音楽の革新を加速させるでしょう」と付け加えた。
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