2010/03/08 00:00
2009年に『EMBYRONIC』と、STARDEATHとWHITE DWARFとのコラボレートによるPINK FLOYDの『DARK SIDE OF THE MOON』のカバーという2枚のアルバムを発表したFLAMING LIPSだが、WAYNE COYNEはまた映画制作者としての意欲も見せている。
COYNEによると、2008年の『CHRISTMAS ON MARS』よりもうちょっと控えめなプロジェクトに取りかかっているそうだ。「今回唯一目指したのは、誰かに何か言わせたいと思うたびに宇宙ステーショ
ンみたいなセットを建てずに済むようになる、ってことだった」とCOYNEは言う。「というのも、7年間の間、『CHRISTMAS ON MARS』のために何か撮影するたびにあのセットを自分で作っていたんだからね。今回は誰かの家や裏庭にセットがあって、いつでも使えるから、セットをその都度建てる必要がないんだよね」
『MARS』同様、新作も基本的にFLAMING LIPSのバンド仲間や友人、家族などと共にオクラホマ・シティで撮影するつもりだ。「本物の俳優も使おうと思ってるんだ。セレブがやってきて、2,3夜僕らと一緒に楽しく過ごすってわけさ。JUSTIN TIMBERLAKEに出演をお願いしてるところだよ」とはいえ、作品が出来上がるのはまだ当分先のことになりそうだ。「6週間ぐらいですべてが完了し
て『あれを見てくれ!』と言えたらみんなホッとするんだろうけどねえ」とすでにバンド仲間のSTEVEN DORZDと映画の音楽を書き始めているCOYNEは言う。「だけど、僕はこれを大好きな人たちと一緒にやらなきゃいけないし、これは僕のアートなんだ。どんなに長くかかろうとかまわないのさ」
とはいえFLAMING LIPSの活動も相変わらず盛んで、すでに3月のサウス・バイ・サウスウェストやボナルー・フェス出演を含む14公演が発表されている。ボナルーでは『DARK SIDE…』が全曲演奏される予定だ。
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