2017/12/01 19:53
「第65回菊池寛賞」贈呈式が1日、東京都内で行われ、受賞者としてフィギュアスケ-ト元世界選手権女王の浅田真央さんが登壇した。
本賞は、作家、菊池寛が日本文化の各方面に遺した功績を記念するための賞で、昭和28年から現在の形になった。
浅田さんは、現役中に残した輝かしい成績とともに「氷上での華麗な演技は、残した記録以上のものを人々の心に刻んだ」と評価された。
着物姿で登場した浅田さんは「このような栄えある賞を頂き、誠に光栄です」と笑顔を見せ、「この賞を頂いたことを励みに、さらなる高みを目指して頑張りたいと思います」と語った。
今年4月に現役を引退した浅田さんは「思い返せば、本当にあっという間の選手生活でした」としみじみ語った。
引退後は「自分の目標が見つからず、スケ-トをしない日々が続いた」そうだが、「旅行に行ったり、いろんなことを考えて時を過ごすうちに、だんだんスケ-トが恋しくなり“スケ-トをしたいな”と思うようになりました」と明かした。
「これからは22年間、お世話になったスケ-トに感謝し、今まで支えてくださった方々に、自分の“感謝の滑り”をしたいと思います」と熱い思いを口にした。
浅田さんは「ここまで乗り越えてこられたのは、たくさんの皆さんの応援があったからこそ。今できること、今しかできないことは、私が各地を回って自分の滑りを見ていただくこと」と明言。
先月、自身の公式インスタグラム上で発表していた通り「来年からは、また新たなプロジェクトが始まります」と宣言すると、「何もかもが初めてで不安や心配もありますが、新しいことに挑戦できる喜び、楽しみもあります」と声を弾ませた。
この日、壇上で多くの視線を一身に浴びた浅田さんは「このような場で話すことがあまりないのでとても緊張しています…」と語るも、「来年からまた、新たな気持ちで頑張りたいと思いますので、皆さん応援よろしくお願いいたします」と締めくくり、拍手を送られた。
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