Billboard JAPAN


NEWS

2014/12/17 17:01

鈴木杏樹が涙「人生を考えさせられた」 映画『ライアの祈り』で恋に臆病な女性役

 映画『ライアの祈り』完成報告会見が17日、東京都内で行われ、出演者の鈴木杏樹、宇梶剛士、武田梨奈、藤田弓子ほかが登場した。
 本作は、離婚を経験し、心に深い傷を負って人生に臆病になっていた女性・桃子が考古学者・クマゴロウと出会うことで幸せの一歩を踏み出す物語。
 桃子役を演じた鈴木は、自身の役柄について「一言でいうと恋に臆病になってしまった女性。自分の中に抱えている悩みとどう向き合って生きていけばいいのかを模索していて。でもクマゴロウさんと出会うことでそういうところも認めて、未来に向けて人生を歩んでいくという女性です」と話した。
 プライベートで2013年に夫を亡くした鈴木だが、桃子を演じた感想については「そういったところ(桃子の境遇)に関しては、私自身も思うところはありましたし、全く分からない気持ちではなくて、考えられる状況にあると思うので、非常に共感できましたし、桃子さんを通して自分の人生のことも非常に考えさせられました」と、目に涙を浮かべて心境を語った。
 映画は2015年初夏に公開。