「ジャパンアクションアワード２０１４」の授賞式が２８日、東京都内で行われ、ベストアクション男優賞を渡辺謙（『許されざる者』）、同女優賞を水野美紀（『ＢＵＳＨＩＤＯＭＡＮ』）、同作品賞を『藁の楯　わらのたて』が受賞した。
　同アワードは、２０１３年に公開された作品を対象にアクションにおいて最も活躍した俳優とスタントマンの他、作品、スタントシーン、アクション監督を表彰するもの。
　水野は、アクションの練習について「地道に、地味に続けています。やりすぎると首や腕、足が太くなって他の作品に出られなくなってしまうので…」と語り、「私は先ほど流れたあのワンシーンが全てというぐらいしか出ていないので申し訳ないです」と恐縮しながら受賞の喜びを語った。
　一方、岩手県の安比高原でドラマの撮影中という渡辺は授賞式を欠席。受賞の知らせを受ける前に撮影されたビデオメッセージを寄せた。渡辺はスキーで雪山を滑りながらカメラの前で「皆さん、これからもけがなく、事故なく、いい仕事をしていきましょう」とコメントした後、軽快に滑り降りて会場の笑いを誘った。

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