2025/12/07 21:05
2025年12月3日公開のBillboard JAPAN週間シングル・セールス・チャート“Top Singles Sales”(集計期間:2025年11月24日~11月30日)で736,722枚を売り上げて首位を獲得した乃木坂46の『ビリヤニ』。
乃木坂46の40thシングルである『ビリヤニ』では、今年2月にグループに加入した6期生の瀬戸口心月と矢田萌華の2人が表題曲のWセンターを務めている。カップリングには、森平麗心がセンターを務める6期生楽曲「市営ダンスホール」や、今回が最後のシングル参加となる3期生の久保史緒里のソロ曲「夢の匂い」などを収録。TYPE-A~Cの特典映像には6期生の個人PV、TYPE-Dには卒業を控える久保史緒里に密着した『久保史緒里ドキュメンタリー ~Letters 綴り、紡ぐ、卒業~』が収められている。
ここでは、SoundScanJapanの販売データを使用し『ビリヤニ』の販売動向を調査する。図1(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/156318/2)では、乃木坂46のシングル直近10作の初週と累計販売枚数を比較している。
グラフを見てみると、直近10作は全てハーフミリオンを突破していることが目に入る。『ビリヤニ』はこの10作の中で3番目に大きい初週売上枚数を記録しており、前作『Same numbers』(2025年7月リリース)に続いて2作連続で70万枚超えのスタートを切っている。2025年だけでシングルを3作リリースするなど、コンスタントなリリースや精力的なライブやイベント開催を通して、安定した人気を得ることに成功していることが伺える。『ビリヤニ』以前の9作はどれも2週目以降に累計売上枚数を万単位で伸ばしており、本作に関しても今後の推移に注目したい。
図2(https://www.billboard-japan.com/d_news/image/156318/3)は『ビリヤニ』、『Same numbers』、そして『ネーブルオレンジ』(2025年3月3リリース)の実店舗における発売初週の地域別販売比率のグラフとなる。また、一般的なシングルの販売比率とも比較するため、2025年に発売された全てのシングルの販売比率も全シングルとしてグラフに追加している。
グラフを見てみると、『ビリヤニ』が記録した初週の販売比率は『Same numbers』から変動しており、前々作『ネーブルオレンジ』に近い形となっていることが分かる。『Same numbers』では東北が18.9%と高い比率を記録していたが、『ビリヤニ』では再び3%に近い比率となっている。また、前作では30%台となっていた関東は57%以上の数値を記録しており、全体的に「全シングル」にも近しい結果になった。
引き続き根強い人気を保っていることを示した乃木坂46。前々作『ネーブルオレンジ』はリリースから17週連続、前作『Same numbers』は11週連続で当チャートにチャートインし続けた。『ビリヤニ』がどのようなチャートアクションを見せていくのか、今後も乃木坂46の活躍から目が離せない。
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