2025/08/08 10:00
カッサ・オーバーオールが、ニュー・アルバム『CREAM』より2ndシングル「C.R.E.A.M. (CASH RULES EVERYTHING AROUND ME)」を解禁。
ウータン・クランのラップ・アンセム「C.R.E.A.M.」をジョン・コルトレーン風に探求し、スピリチュアル・ジャズと黄金期ヒップホップの境界を溶かし去ったこの曲では、カッサがウータン・クランのプロダクションをマイナー・ブルースとして捉え、3/4拍子の「My Favorite Things」のようなクラシックなコルトレーン作品から着想を得ている。催眠的でシネマティックなこの解釈は、ドラマー/プロデューサーである彼ならではのアプローチで、リスナーを強烈な余韻の渦へと巻き込む。
カッサは、「彼らのエネルギー全体が、“金を稼いで光り輝くスーツを着る”という考え方へのオルタナティブだった。僕にとって、オリジナルの“C.R.E.A.M.” は “Get Money” への批評だったんだ。あれはリアリズムだよ。みんなが必死で上を目指して奮闘していることを指摘しつつ、その先にある何かを示唆していた。より高次な神性を通して、物質世界を超越し、さらにはコントロールすることもできるということ」と語っている。
カッサは、ウータン・クランの超越的メッセージ、ジョン・コルトレーンの音楽へのスピリチュアルな探求、そして自らの音楽活動が本質的に結びついていると考えている。「コルトレーンのバンドが、観客が8人しかいないクラブで、まるで命がかかっているかのように演奏していたという話を聞いたことがある。音楽の精神と目的に突き動かされていたんだ。人は僕らを“人目を引くために演奏して、金を稼ごうとしているエンターテイナー”と見るけれど、僕らはもっと意味深い仕事に到達しようとしているんだよ。」
従来のヒップホップがジャズをサンプリングする構図を逆転させ、ジャズからヒップホップにアプローチした本作『CREAM』で、カッサ・オーバーオールが自身のキャリアの中でバク宙したかのような変貌を遂げている。本作では、カッサの原点である2つの情熱、ヒップホップと、伝説的なジャズ・ドラマー、エルヴィン・ジョーンズに敬意を表している。全8曲のインストゥルメンタルを通して、カッサは、ザ・ノトーリアス・B.I.G.、ウータン・クラン、ドクター・ドレー、ア・トライブ・コールド・クエスト、アウトキャスト、ディゲブル・プラネッツ、そしてジュヴィナイルといったヒップホップのレジェンドアーティストの名曲を、ぶっとんだ冒険的なリズム感覚で、巧妙かつときに崇高なジャズ・スタンダードへと再構築している。
「“CREAM”はただのカバーじゃなくて、ジャズを通してヒップホップを完全に再構築した作品なんだ。両ジャンルの音楽的な“内臓”と“魂”に深く入り込みながら。これは、ジャンル同士の衝突というより、90年代からずっと熟成されてきた“対話”を表現したもの」とカッサは述べている。
最新アルバム『CREAM』は、2025年9月12日に世界同時リリースされる。国内盤CDには、ボーナス・トラック「PRISON AND PHARMACEUTICALS (HOT VERSION)」が追加収録され、解説書が封入される。その他、輸入盤CDと通常盤LP(ブラック・ヴァイナル)、デジタル/ストリーミングでリリースされる。
また、10月8日~10日の3日間にわたってブルーノート東京での来日公演も決定している。
◎リリース情報
アルバム『CREAM』
2025/9/12 RELEASE
https://warp.net/kassa-overall-cream
Photo: Erik Bardin
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