アデルのアルバム『21』が米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”において、連続トップ40入りが118週目に突入した。これにより、ニールセン・サウンドスキャンによる調査史上、最も長くトップ40にチャートインしていた、シャナイア・トゥエインのアルバム『カム・オン・オーヴァー』の記録に差し迫っている。

　“Billboard 200”チャートにサウンドスキャンの調査が加わったのは、1991年5月25日から。以来、これまでに最長トップ40入り記録を保持しているのは1997年11月22日に初登場2位となった『カム・オン・オーヴァー』で、127週間にわたってチャートインした。ちなみにサウンドスキャン調査史上、100週以上にわたりトップ40圏内をキープしたアルバムは、同作を含め8枚だ。

　アデルのアルバム『21』がこのままチャートインを続ければ、あと数か月でトゥエインの記録を上回る。

◎“Billboard 200”トップ40　チャートイン回数記録（サウンドスキャン調査）
・『カム・オン・オーヴァー』/シャナイア・トゥエイン（1997年） - 127週
・『テイラー・スウィフト』/テイラー・スウィフト（2006年） - 126週
・『オール・ザ・ライト・リーズンズ』/ニッケルバック（2005年） - 122週
・『21』/アデル（2011年） - 118週
・『サイ・ノー・モア』/マムフォード・アンド・サンズ（2010年）- 104週
・『ザ・フェイム』/レディー・ガガ（2008年） - 102週
・『TEN』/パール・ジャム（1992年） - 100週
・『ノラ・ジョーンズ（Come Away With Me）』/ノラ・ジョーンズ（2002年） - 100週