2010/09/21 00:00
オルタナティブ・ラッパー、DJ、プロデューサーのPRINCESS SUPERSTARとして知られるCONCETTA KIRSCHNERは1997年に自身のレーベル、CORRUPT CONGLOMERATEを設立して以来、過激な独立主義者のモデル的存在だった。シャープな言葉遊び、切れのいいユーモア、刺激的なテーマ、独特のビートで知られるPRINCESS SUPERSTARはアメリカでもメインストリームの注目を受けているが、海外でも忠実なファンのおかげで大ヒットが生まれている。2001年のアルバム『PRINCESS SUPERSTAR IS』からの「BAD BABYSITTER」はイギリスのチャートで11位になっている。
今やPRINCESS SUPERSTARは企業家としてさらにクリエイティブになっている。多くのアーティストが最近どんどんやっているように、彼女もPLEDGE MUSICとのキャンペーンを通じてファンに自分の次のアルバム『THE NEW EVOLUTION』への資金提供を呼びかけている。寄付をした人へのご褒美としては、サイン入りCDやアルバム・クレジット(に名前が入れてもらえる)といった基本的なものから、ラップのレッスン、ヨガ・セッション、特製バースデー・ソング、ホームメードの食事、さらに大きな資金提供をしてくれた人にはプライベートのバーレスク風ストリップ・ショー、といったものまで用意されている。PRINCESS SUPERSTARの動物愛護活動の一環として、収益の10パーセントはPETAに寄付されることになっている。
「他のアーティストがこういうことをやっているのを聞いていたの。基本的にファンがレコードを前払いで買うようなシステムよね。これだと、思いっきりクリエイティブになれる。自分が個人としてできること、入れ込んでることをなんでもやれちゃうわけだから。たとえば、私はもう17年間も瞑想をやっているから、それを教えることができるでしょ。それに、1万ドルでストリップ・ショーなんていうバカな企画もあるしね。レコードを作る新しいやり方なのよ」
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