現地時間2023年5月8日、ジャレッド・レトと兄のシャノン・レトを中心としたバンド、サーティー・セカンズ・トゥ・マーズが、6thスタジオ・アルバム『イッツ・ザ・エンド・オブ・ザ・ワールド・バット・イッツ・ア・ビューティフル・デイ』をコンコード・レコードから9月にリリースすることが明らかになった。

　この発表を記念して、アルバムからパワフルでエネルギッシュなリード・シングル「Stuck」が解禁された。併せて公開されたジャレッド・レト監督によるミュージック・ビデオは、人間の形にインスパイアされており、ハイ・ファッションとアートを融合させた、洗練されたミニマルな仕上がりになっている。

　「非常にクリエイティブな母のおかげで、私と兄は幼い頃から芸術や写真への愛を植え付けられました」とジャレッドはプレス・リリースで語り、「5年ぶりの新曲“Stuck”のビデオは、私が愛する写真家たちへのラブレターです。リチャード・アヴェドン、アーヴィング・ペン、ロバート・メイプルソープ、ダイアン・アーバス、ハーブ・リッツなど、自分にとても深い影響を与えたアーティストたち。これらのアーティストの作品は、私のものの見方を変え、あらゆる場面で新たな可能性を提示してくれました」と説明している。

　「Stuck」は、バンドにとって5年ぶりの新曲で、『イッツ・ザ・エンド・オブ・ザ・ワールド・バット・イッツ・ア・ビューティフル・デイ』は2018年のアルバム『アメリカ』以来のスタジオ作となる。

　今月末、バンドは【BBC Radio 1's Big Weekend】のメイン・ステージに登場し、8月には2006年以来となる【Lollapalooza】への出演が決定している。さらに、10月には米ラスベガスで開催される【When We Were Young Festival】にも出演予定だ。